「幸せの行方…」映画キッカケで暴かれた実在の犯人☆トイレでは漏らすな

公開当時はポスターの印象から普通の恋愛ものだろうと思ってスルーしていたのが、ライアン・ゴズリング主演の「幸せの行方…」
昨日TVでやっていた「法廷ミステリー」を見ていたら~~

2003年に隣人をバラバラにして遺棄した罪を認めたものの、膨大な資産を使って有能な弁護士を沢山雇い、正当防衛で無罪を勝ち取ったロバート・ダーストが、自身をモデルにして描かれた映画「幸せの行方…」に物申すとしてHBOのドキュメンタリー番組に出演した際、撮影後にピンマイクを付けたままトイレに行ってうっかり漏らした「俺がみんな殺したんだ!」という独り言が全て録音されていて、それがもとで再逮捕に至ったというビックリ仰天な顛末だったのだ!!

と言う事で早速映画をチェック。(完全ネタバレです)

「幸せの行方…」(2010年)アメリカ
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資産家のマークス家に生まれたディビットは、厳格で冷たい父に反発し父の会社を離れて庶民の出のキャサリン(キルスティン・ダンスト)と電撃結婚し郊外で食料品店を営んでいた。長男でありながら家を捨てた息子をなじる父の重圧に耐え兼ね、会社に戻るも汚い金の回収を任され、実質の跡継ぎは既に弟の手に渡っていた。
7歳で母の自殺の現場を父に見させられたトラウマで苦しむディビットは、妻キャサリンに中絶を強要する。キャサリンは子供を諦めかつての夢であった医学部への入学を目指し無事合格するが、そんな妻に暴力を振るうようになったディビットは家を出た妻に学費を最後まで払わないと宣言し関係はより悪化。反発した妻を遂に殺してしまう。
ディビットは親友のデボラに変装させアリバイを偽装し、自らも追及の手を逃れるため女装して小さなアパート暮らしをする。
そこで知り合った隣人に口止め料を無心するデボラを殺させ、その隣人をバラバラにして川へ投げ込むのだった。

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いくら登場人物が違う名前であったとしても、まずは現存する人を殺人犯として描いていることにビックリ。
普通は昔の殺人鬼とか、迷宮入りの事件とかが映画になるものだと思っていたwa

ちなみに私は番組を最初に見てしまったので、多少先入観ありでこの映画を見たわけだけど、実は映画の方がずっとマイルド!!
冷酷な父にプライドを傷つけられ、家族からの愛を受けずに家族を愛する事が出来ずに育った主人公ディビットをかなり気の毒に思えてしまうので、証拠隠滅の為の殺人は別として妻とのいざこざから殺人・・・は千歩譲って仕方ないと思えなくもない映画に仕上がっている。
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それに比べてHBOのインタビューたるや!!
(勿論HBOの「ザ・ジンクス」というインタビュー番組を直接は見ていないので何とも言えないけれど)

彼はこのインタビューでしきりと父から「人前でゲップをするな」と強く叱責されていたと漏らすのだけど、そりゃ当たり前だーっ!!
少なくとも政財界と繋がりの強い資産家の家系なら、厳しくしつけられるのも当然。
このじいさん、65歳も過ぎてまだ父親からの呪縛から逃れられず、中2病みたいなこと言ってるんだ??と呆れてしまった。
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こちらはライアン・ゴズリング演じるディビットの老後。57歳設定?らしいんだけど、老人にしすぎて死ぬ間際の父親より年上に見えちゃう!
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番組で使われていた本人の映像はこちら。(現在は77歳)
シミなどなく肌ツヤも良く元気そうで、捕まっているのに晴れ晴れとした不敵な笑みが怖い。

およそ44億ドル(約5340億円)の資産を保有するニューヨークの不動産一族の一員であるロバート・ダースト(Robert Durst)容疑者(71)は、ドキュメンタリーを見る限り父の名誉を傷つける為にだけ生涯を費やしてきたようにしか見えない。

結婚も全て父への腹いせだっただけなのか?なまじ資産があるばかりに、愛を信じられなかったのが不幸のはじまりなのかも。
せめて今からでも正しい判決が降りて欲しいけれど、少なくとも彼のひねくれた思い込みで多くの人が不幸な運命を辿った事だけは間違いない様だ。

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