「キングコング髑髏島の巨神」☆子供にエンタメ大人に反戦映画

ポスターからして子供向け怪獣映画と思うでしょう?
ところがどっこい。
男の子の好きな怪獣や恐竜もいっぱい、アーミー好きにも大満足、バトル映画としてもパニック恐怖映画としても完璧でありながら、大人だから判るメタファーを用意した実は真面目に反戦映画でもある。
この予想をいい意味で裏切った面白さと見応えが凄い!!!


自分でお金を出して観に行くもんじゃないと思っててごめんなさい。絶対、大きなスクリーンで観るべき映画☆
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「キングコング 髑髏島の巨神」 公式サイト(3月25日公開)

<ストーリー>

長年の研究のために大勢の軍隊を引き連れて調査遠征隊が謎の島へやって来た。
今まで発見されずにいた島へ到着するなり、指示通りヘリから爆弾を投下する司令官(サミュエル・L・ジャクソン)たち。
そこへ突如現れたのは、山のような巨体のコングであった。
次々とヘリを落とされ、逃げ惑う研究者たちと、同行のカメラマン(ブリー・ラーソン)、彼らを守る隊長コンラッド(トム・ヒドルストン)は・・・・


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のっけからワクワクが全開 
戦争もの、特にサバイバルゲーム好きな男子にも堪らないディテールの凝った軍の出動シーンがとにっかくカッコイイ☆

舞台はなぜかベトナム戦争の頃。(その訳ものちに判ってくる)
大音響をかけてノリノリで戦地へ向かい、有無も言わせずボンボコ爆弾を投下していく、いかにもベトナム戦争なシーンは、ともすると彼らが戦争を楽しんでいたのでは?とも思わせる。

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意外と早い段階で現れるキングコング
ジェラシックパークの大人版ともいうべき、容赦のなさが半端ない本格サバイバルで、見終ったあと身体がガチガチになる(苦笑)
巨大クモやデカイだけじゃない恐竜的動物もたっくさん☆
敵がコングだけじゃないところが、超ツライ~~

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コングVSサル!!常軌を逸した司令官のせいで、更なる犠牲がでるでしょーょ?

ベトナム戦争で多くの部下を失ってきた過去があるのは判るけれど、次第に復讐のことしか頭になくなってくるなど、戦争の恐ろしさもメタファーとして描く。
一人の兵士を助けに行くために多くの犠牲を払うことになるのは、まるでソマリアの激闘を描いた「ブラック・ホークダウン」のよう。

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圧倒的な敵に為すすべもない人間たち 
パニックムービーにありがちで主人公だけ都合よく生き延びる的な、単純な展開だけじゃないところがこの映画の面白いところ。

「マイティ・ソー」のひ弱なロキのイメージからは程遠い、マッチョで強い隊長をトム・ヒドルストンが演じているけれど、実はさしたる活躍が無い(笑)
特に「プラトーン」的な場面で自己犠牲を見せた兵士の哀れな結末は、思わず笑ってしまう。(笑っていいんだよね?)

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その分大活躍なのがジョン・C・ライリー
コメディ作品に多く出てくるジョンなので、この過酷な島でも彼が登場すると少しだけほっこり。(ちょっと小野田さん)
特にエンディングの時の映像部分では、思わずウルウルしちゃった♪

カメオ出演ってカメオにする必要が良く判らないけれど、サムライギタリストのMIYABIが、日本兵のガンペイを熱演(毎回日本兵だね)

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人間の無用な介入により荒れ狂う大自然の脅威、一方的な攻撃、B29とゼロ戦とマスタング(?)を合わせた船での救出劇など、手の付けられない大きな脅威に今こそ世界は力を合わせるべきと訴えているよう。


エンディングの更に最後に続編を匂わすオマケ映像が。
おお~~っ!!そう来るのね!?というところで、会場はこの手の映画には珍しく一気に大拍手☆
次回作がとってもとっても楽しみだわっ!



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