「キャプテンハーロック」☆CGリアルとの葛藤

女子高3年間の友達だった彼女がその時言った。
「私、ハーロックと結婚する。
「・・・・・・・・・・・・・ハーロックみたいな人とね?」
「ううん、ハーロックとじゃなきゃ結婚しないの。」
彼女が真性のオタクだったのだと気付いたのは、それから何十年も経ってからの事だった。



当時TVアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」は見ていなかった私。
そういえば友人が本気でハーロックのファンだったなぁとという懐かしい想いと、優待券の期限が切れそうだったので、ちょいと観て来ることにした。

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「キャプテンハーロック」公式サイト


<ストーリー>

宇宙の果てまで人類が進出した未来。
枯渇した星を捨て、戻るべき場所「地球」をめぐって、居住権を争う紛争が続いていた。

広域指名手配犯となっていた宇宙海賊の船に、ハーロック(小栗旬)暗殺指令を受けた青年ヤマ(三浦春馬)が乗組員を装い潜入した。
しかし地球の存続のために遺された可能性に賭けようと奔走するアルカディア号とハーロックの正体を知ったヤマは、かつて自分のミスで起きた事故のために足を失った兄のイソラ(森川智之)との板ばさみで・・・・・




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早々にヤマが潜入した暗殺者だとわかってしまう(というか、さすがハーロックは判っていた)

敵を懐に入れながらも、全く動じない。
おおぉう~~これはかっこいい!!確かに、「惚れてしまうわーーーーっ!!」
こんな男性と結婚したい気持ち判るぅ~♪ただし、「こんな男性」ではなくて「このハーロックと」というのまでは理解が・・・(汗)

とにっかくハーロックのカッコよさには微塵の隙もない。

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ハーロックがカッコイイから女性にも人気なのも理解できてきたけど、戦艦ヤマトを髣髴とさせるリアルな動きで大砲をぶっ放すところや、ドクロをかたどったアルカディア号のフォルムはやっぱり男性好みなんじゃないかな。

とにかく3Dがなかなか凄い☆
戦隊を組む宇宙船と激しい戦闘シーンが繰り広げられる宇宙空間に、3Dがとても良く生かされていたと思う。

しかーし!何より宇宙戦でなくとも全ての戦闘シーンで寝てしまうのが基本形の私。
今回寝る事はなかったけど、ちょっとぼんやり「アーお腹すいてきた。終わったら何食べよう・・・」とついつい考えている自分がいたりして(汗)
お話も十分見応えあり、切なさありで面白かったのに・・・・結局あまり興味なかったということか(汗)


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ケイ(沢城みゆき)は女性海賊、漫画のケイを上手にリブートさせている(再生)
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大活躍するヤッタランの声は、最近注目の古田新太
ハーロックのすごくいいところは、デブキャラだとかチビキャラなど見た目がダメキャラのようでいて、きちんと活躍してくれる平等さがあるところ☆

反対にほどほどのイケメン海賊たちは、みな雑魚キャラで名前すらない。勿論、主役のハーロックとヤマを際立たせるのが目的とは思うけど。


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兄の背負うもの、弟の背負うもの、兄の妻であるナミ(坂本真綾)の背負うもの

鑑賞後トイレで話していた女性たちも「結局お兄さんは良い者?悪い者?わかんなくなっちゃった・・・・」
そうそう、私も~
昔のアニメはなが~~いことやっていたから、それを2時間に納めるのが難しかったのかもしれないけど、知っている人ならいざ知らず、初見だと、えーっ!?敵だったのねーーーーからの、あれ?!やっぱり良い人・・・・みたいなのの『何故』がハッキリと判らず、途中から完全に置いてけぼりになる。


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そもそも松本零士の描く女性はどこか浮世離れしているのだけど、これをCGでやると逆に普通に見えちゃったり(笑)
ぎりぎりのところを上手に描いてはいるけど、かえってその独特のムードが打ち消されてしまっているような。


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ハーロックの殺陣シーンはしびれるぅ~~

とにっかくハーロックがカッコイイの一言に尽きる。

ただしSFとしてもこの作品はCGアニメである必要があったのかもしれないけど、ハーロックの着る皮のジャケットのリアルな質感や、時々スローになって飛び散る破片など、3DやCGがリアルであればあるほど、あれだけ撃ってきた弾にひとつも当たらず、サーベルでつぎつぎとやっつけていく・・・・のが、不自然に見えてしまうのだ。

これがアニメなら、どんだけ高くびよよ~~んと飛ぼうとも、風も無いのに重たいマントがたなびこうとも、100発の弾を瞬時にかわそうともOKなのに。
リアルであればあるほど、不自然が気になる。(私だけ?)
この違和感をどう払拭していくか、是非とも今後の課題にしてほしいな☆





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