「ブラック・スワン」私の中の黒鳥

これはすごい!
圧倒的な演技力と見事なバレエ。
純粋で気品のある白鳥の奥深くに秘められていた、傲慢で凶暴で猥雑なダークサイドが羽を広げる瞬間を、見事に演じたナタリー・ポートマンに絶大な拍手を!


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「ブラック・スワン」 公式サイト

殻を破って、ヒナが出てくる・・・・・なるほど、このポスターには意味があったんだね。



<ストーリー>

元バレリーナの母親(バーバラ・ハーシー)に大切に育てられ、バレエに人生の全てをかけてきたニーナ(ナタリー・ポートマン)が、ついに主役の座を勝ち取った。

芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、気品があって臆病な白鳥を演じるのにニーナがぴったりだと言ったが、官能的で狡猾な黒鳥としては、不足と感じているようだった。
トーマスが絶賛するリリー(ミラ・クニス)は、黒鳥の化身のようだった。
主役の座を奪われるのではと心配になったニーナは、奔放な彼女に惑わされながらも、ついに・・・・・




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さすが大女優ともなると、何でも出来るのね。バレエの所作も美しいナタリー


本物のバレリーナ?と見紛うばかりの踊りを披露するナタリー。
私があまりバレエを知らないから?
トウシューズを履いて爪先立ちできるのって、相当訓練を積まないとできないはず。
合成にしても、自然で素晴らしい。



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監督やプロデューサーってこうやって女優を次々と・・・・と、ちょっと韓国の事件を思い出したけど~


実はこれは、ニーナの警戒心が抱いた思い込み。
監督の教えたかったことが、なかなか伝わらない。

「君の敵は、君自身の中にある。」



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長年勤めてきた主役を降ろされたベス(ウィノナ・ライダー)は、車に轢かれて・・・・・



目の下の隈取りが、怖い~
隈取りが可愛いのは、ジャック・スパロウだけ!


バレエに人生かけて、主役を射止めても降板したあかつきには人生も終わってしまうのって、悲しすぎる・・・・


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自分に良く似ているけど、自由で官能的なリリーは、何かとニーナを慕ってくるが・・・・


今まで幼稚園児にするように接してくれてた母にも反抗し、リリーの挑発に乗って、初めて母の作る夕食を断って外食するニーナ。
彼女が危ない遊びに誘ってきて、つい本番も近いのに、夜遊びをしてしまう。



なるほど、これが芸のこやし☆
そうして芸を磨いてきたのね、海老蔵さん。


確かに様々な経験を積んだ人の方が、奥深いってあるよね。



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過干渉な母の元から巣立った時、彼女の中の何かがあふれ出し・・・・


気品と繊細さと神経質さと従順さと・・・・・・デリケートで壊れそうな女性を見事に演じたナタリー。
バレエを踊る姿にも、実によく表現されていた。

それがラスト、一転して狂気の世界へ。


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ついに黒鳥となって羽ばたく


ワッサワッサと羽が生えるシーンは圧巻!
妖艶で王子も白鳥も観客をも魅了する、見事な演舞が、胸を熱くする。


これはアカデミー賞主演女優賞は当然ながら、作品賞もいけるかも?
気が早いけど今年のベスト入り決定の作品なのだ。






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