「ソーシャル・ネットワーク」世界一バカな世界一の天才

世界で最も若い億万長者。
そんな人には、凡人では到底なれないのは解っている。
でもこの映画でよぉく解った。
人は天才なだけでは、「世界一若い億万長者」にはなれない。
世界一天才で、世界一バカでなくてはいけないのだ・・・・・




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「ソーシャル・ネットワーク」 公式サイト



機内映画5本一気見の1本目。
これだけは絶対寝たくなかったので、一番最初に鑑賞。


<ストーリー>

名門ハーバード大学の寮の一室で、彼女に振られたばかりのマーク・ザッカ-バーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は腹いせに彼女の悪口をブログに書き込んでいた。
その時思いついた女の子の写真を並べて投票するサイトは、深夜の4時にもかかわらず、たったの数時間で2万2000アクセスを記録した。

ハッキングを学校で問題にされ、多くの女子を敵に回したマークだったが、双子のウィンクルボス兄弟(アーミー・ハマー二役)に依頼されたサイトのアイデアと合わせて、紹介された人しか閲覧できない閉鎖的な友達を作るサイトを発案して立ち上げる。

またたく間に多くの大学間で広まった「フェイスブック」は、IT界の伝説ナップスターの創設者ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)の助言でさらに思いもかけない大きなビジネスに成長していくのだが・・・・・




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頭が良すぎて話が噛み合わないのではなく、相手を思いやらない発言が話題を狂わす事に気がつかないって、サイテー!


自分が頭が良すぎて、相手を見下した話しかできない人って、私の人生1人だけ知っているけど、本当はバカなんじゃないかと常々思うのだ。
だって、どんな発言をしたら相手がどんな風に感じるか、わからないってことは、想像力が欠如しているというより、頭が悪くて考えられないってことだと思うから。

頭が良くても嫌味な人より、賢くなくてもやさしい人が好き☆  勿論、パパンは賢くて優しいよ♪
たとえ後に「世界で一番若い億万長者」になったとしても、ここで振ったエリカは賢い!




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マークのたった一人の親友エドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド)は、資金提供するとともに、常にマークのために忠告するのだが・・・・・


親友なら何故とことんまで話し合わなかったのか?
ひとえにマークの万能感に問題があると思うのだ。

エドゥアルドの人を見る目に間違いは無かったが、実際ショーン・パーカーの助言で大きく企業は成長したのだから、世の中難しいものだ。
あ、マークが平気で友達を裏切るやつだと気がつかなかったってことは、エドゥアルドの人を見る目も確かじゃなかったってことかな?

平気でアイデアを盗用し、平気で友達を裏切る。
世界で一番大事なものを失ってまで、こんなバカな事を平気でできなければ、億万長者にはなれないのだ。


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IT界の寵児ともてはやされているショーンだが、クスリや派手な遊びをして人間的にはかなり要注意・・・・・


いかにもひと癖ありそうな、ショーン。
親が見たら、まず友達になるなと助言したくなるタイプだ。


巨万の富を得て、最大の友人を失ったマーク。
ラストのラストでぐっと胸をつかまれる。


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アイデアを盗まれたウィンクルボス兄弟は、ハーバード大学で背も高くてイケメンな上にスター選手で後にオリンピックにも出場って、神はあまりに不公平


双子のすごいイケメン俳優だ!って思ったらなんと、二役。
道理で似ているわけだ。

ボートのレガッタ競技は、イギリスのテムズ川で毎年行われる伝統的な競技ヘンリー・レガッタ。
接戦でオックスフォード大学に負けてしまうのだけど、どちらも文武両道ですごいよね☆



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訴訟の間に大切な事に気付いて・・・・


途中、訴訟のシーンと「フェイスブック」立ち上げ当時が交互に出てくるので、やや混乱する。
離婚訴訟もそうだけど、かつては親友だったり夫婦だったりした人たちが、こうして法廷で争うのは、本当に悲しいことだよね。

しかし、法廷で気が付く、お互いを思いやる気持ち。
もっと早く気が付くべきだったよ。



現在を生きる人を題材にした珍しい映画だ。
実際に、彼の周囲の人たちにインタビューをして作られた映画だけど、マーク・ザッカーバーグの印象は、決していい人間ではない。

そんな風に仕上がった映画で本人は良かったのかな?
当の本人だけがインタビューに答えてくれなかったらしいけど、それこそこの映画の人物像が物語っているようにも思えてならない。




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