「インセプション」 夢と現実の境目

成田から直行のサプライズゲストは、ほぼ主役級で大活躍の渡辺謙。
歳を負うごとにどんどんダンディーになっていく、渡辺謙さん、生で見ると、本当にカッコイイ!!
映画も今年はこれ以上の作品は出ないかも?と思うくらいのスケールで・・・・・



画像
 「インセプショん」 公式サイト



とにかくすごいスケール!
できるだけCGに頼らず、セットを組んで撮影したのに、物凄い迫力。
有り得ないシーンを、いったいどうやって撮影したのか?
それだけでも見る価値アリ!


<ストーリー>

寝ている間に潜在意識の中に入り込み、その奥に潜むアイデアを盗み出すスペシャリストのコブ(レオナルド・ディカプリオ)は、その類稀な才能ゆえに、企業スパイの世界で引っ張りだこであると共に、その仕事ゆえに失ったものも大きく、深いトラウマを抱えていた。

ある日、敵の企業をつぶすべく、潜在意識にある「考え」を植え込むというインセプションと呼ばれる最高難度のミッションを引き受けたコブは・・・・・





画像
イギリスの映画のサイトで使われているのがこの写真
レオ様に「日本の国宝にすべき」とまで言われた渡辺謙は、ほぼ最初から最後まで出演という快挙!



渡辺謙は、巨大企業のトップの「サイトー」という役。
住んでいるお屋敷は、まるで日本の城のようで、二条城を参考にしたという金色に松の日本画が描かれたふすまに、豪華なシャンデリアの組み合わせは、やっぱハリウッドだとこれかー?と一瞬思うも、実はこれはコブの夢の中なので、ある意味『正解』なのだ。




リアル世界かと思うと、実は夢の中。
現実と夢が入り混じった展開は、注意深く見ていないと、用意にストーリーのラビリンスに迷い込んでしまう。






実はこのアイデア、真っ先に思い出すのが、今 敏監督の「パプリカ」

これは、クライアントの夢の中に入り込んで、少女「パプリカ」となって、心の秘密を探り出しサイコセラピーをする話だ。
しかし夢テロリストによって、夢の中に入る装置を盗まれてしまうのだけど、装置が無くても悪夢の世界に引きずり込まれていき・・・・


とまあ、基になるアイデアも、夢世界で街が崩壊していく様子も、なんだか似てる~
まさか、今監督の夢世界に入って、アイデアを盗んだとか!?





画像
ホテルの中は無重力状態




いくつもの回転する巨大セットを作って、創り出したという、無重力の夢世界。
ハリウッドスターを幾重にも重ねて、1つに束ねてしまうなど、なんと大胆なことよ!
水の中のシーンも、命がけのものばかり。


遊園地のビックリハウス?の原理かな。
この撮影のスタントを自ら演じるために、体を鍛えたと言うジョセフ・ゴードン=レヴィット(アーサー)は、「(500)日のサマー」でみせた頼りない青年から、クールにコブをサポートする、オトナの男に成長していた☆



画像
素敵になったジョセフ・ゴードン



途中から、ミッションよりコブのトラウマ(妻との辛い過去)のほうへ比重が行ってしまうのが、少々物足りないかんじも。
さらに、クライマックスの雪山のシーンは、敵も見方も白いつなぎで、しかもゴーグルをはめたら、ハリウッドスターなのかエキストラなのか、わからな~い!



幾重にも重なる夢世界にしろ、ストーリーを注意深く見ないと、ポワポワしちゃうかも。
ラストはあの程度の「植え込み」で成功したのか、ちょっと?
口で伝えたら早い気もするのだけど、まあ、敵の企業だからそう簡単には騙されないってことかな。



是非、もう一度じっくり観て、迫力の映像と斬新なアイデアの波にもまれたい☆

"「インセプション」 夢と現実の境目" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント