「サロゲート」は始まっている?

これこれ!やっぱりブルース・ウィルスは不死身の捜査官でないと!
ブルースの本領発揮度といい、「アバター」を観てからの私のもんもんとした気分といい、今まさに私にとってずっぽりとツボにはまった映画なのだ。



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サロゲート」 公式サイト



気になっていたけどなかなか観られなかった映画。
あまり評価されていなかったので、期待せずに見たけど、こういうの好き♪
薄っぺらいとか言われているけど、ちゃんと見ようよ☆結構深いよー


<ストーリー>

十数年前から一部の反対活動を無視して、どんどんと開発されていった、サロゲートというロボットに全ての生活を代行させる、近未来の社会は既に当たり前のように機能していた。

ある晩、若い男女のサロゲートが破壊された。
普通ならロボットが損傷するだけなのに、今回は自宅で遠隔操作する人間までもが殺害されるという、前代未聞の事件だった。

FBI捜査官グリアー(ブリース・ウィルス)とピータース(ラダ・ミッチェル)は、サロゲートの開発会社VSI社と、会社を解雇されたサロゲートの生みの親の博士(ジェームス・クロムウェル)との関係を調べ始めるが・・・・・



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ふさっふさでお肌ツルッツルのブルース・ウィルスだけでなく、サロゲートの方々はどこかロボット的


CGで加工したとはいえ、どこか動きも表情もロボットっぽい出演者。
ほぼ全員がサロゲートなんだから、当たり前なんだけど、無表情がある意味こわい~(汗)

自宅に帰って、見慣れたブルースに戻ると、なんだかそれだけでホッとしてしまったのは、私だけ?


実際、いいかんじに恋愛しても、相手の美女が、実はデブのおやじの遠隔操作だったなんて、ネカマより怖いんですけどー!!(汗)


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戦争に借り出されるのもサロゲート
ぶっ壊れたら、はいっ!次のサロゲートで☆
じゃあ、人間の形している必要ってあるの?

あ!そうだ♪キリストの姿をしている兵士とか、相手の国の神様のかたちとか、指導者に似せた顔にするとか・・・そしたら戦争なくなるかも♪




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サロゲート開発者の博士は、実は古風なお屋敷に住んでいる

未来の生活がすべて機械に制御されているわけじゃないあたり、実はすごくリアルなところだ。



足の悪い博士が、再びサロゲートを介して自由に歩きまわれる事を望んだところから始まったこの社会は、法の規制も人間への弊害も調査される前に、一儲けしようとするVSI社の意向だけで、社会に蔓延していったといえる。

しかし、人々はサロゲートに頼った生活で、実際に人間同士のコミュニケーションを取ることもできない。
中身がどんな人間だろうと、見た目が美しくスマートで若かったら、なんでもOKなのは、いかにも現代社会を風刺しているといえないだろうか。



そしてサロゲートを作った会社が、サロゲートを破壊する銃を開発する。
陰で武器を輸出して、戦争をふっかけて、一方では環境問題をたてに、世界の経済や貿易を支配しようとするどこぞの国をみるようだ。



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エンターキー1つで、解決するなら最初から・・・・



テンポが速すぎて、多少ゆっくり考える時間がなかったのが難だけど、万能な能力で、腕が千切れても車を軽々飛び越えられるブルースと、よれよれしながら、哀愁を漂わせて必死に捜査するブルースも両方見られてご満悦♪




映画「アバター」で盛り上がり、来年にも3Dテレビが発売されると言う、このところの映像世界の進歩は目覚ましい。
人間進歩することは、すばらしいことだけど、誰一人警鐘を鳴らしたり、疑問を投げかける人がこの世にいない事が、私は不安だ。

『人間にとっていい環境を作り出そう』とする科学の進歩は、まずない。
そこに山があるから登るように、そこに対象物があるから科学者は研究する。
そしてそれを設ける手段にしようとして、初めて進歩するのだ。




これからやってくる近未来が、「サロゲート」になるのか、はたまた違ったハッピーな世界がやってくるのか?
自らの脳みそを使って、自らの力で考えることが必要だと説いているのなら、この映画はなかなか深い映画なのではないだろうか。


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