「モンタナの目撃者」☆アンジーの新境地

アンジェリーナ・ジョリーといえば華麗なアクション映画をすぐに思い浮かべるので、予告編を見た時点では「バックドラフト」的な森林消防士のヒーローものだと思っていた。
ところが!意外なことに過去のトラウマを乗り越えられない人間的弱さに立ち向かっていく女性を自然体で演じていて、暗殺者から逃れるサスペンス要素もバッチリで見応え充分!!
映画サイトでもそれほど評価高くないのでどうしようかな…と思っていたけど、セレンディピティさんがオススメされていたので鑑賞してみて良かった♬

「モンタナの目撃者」 公式サイト
モンタナポスター.jpg
森林消防士のハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)は、少年たちを目の前の火災で助けられなかった過去のトラウマに苦しんでいた。
ある日森の中のタワーで監視業務中、血まみれでさまよう少年を発見。
暗殺者に父を殺され怯えるコナーを連れ街へ戻ろうとするが、追ってきた暗殺者がすぐそこに迫っていた・・・

モンタナ敵.jpg
一般人がどんな秘密を握ったらこんな恐ろしい暗殺者に着け狙われなくてはいけなくなるのか?敢えてそこは細かく説明が無いのがいい。
いつもなら暗殺を指揮する方か陰の味方になる政府高官役が多いエイダン・ギレンが、火あぶりになっても職務を全うしようとする健気な(?)暗殺者を演じている。相棒にニコラス・ホルト。
モンタナ救出.jpg
どんなアクションもこなすアンジーなので、髪ぼさぼさノーメイクでタワーからロープで脱出するけど慌てすぎて手を怪我したり着地に失敗したりという姿が逆に新鮮。
最初はそんなアンジーに違和感を覚えるけれど、次第に等身大の女性、というよりトラウマに苦しむ不安定な女性がしっくりしてくる。
何より少年が上手い!! 父を目の前で亡くしたことを口に出さずに表現する演技力は必見。思わずこちらまでウルウルしてしまう。
モンタナタワー.jpg
大活躍の妊婦さん。女性はいざとなったら強い☆
警官で夫の役はジョン・バーンサル。警官だけどよくある刑事ものみたいにバンバン撃って悪人を退治するような展開ではないところが、リアリティがあって良かった。

今回は放火だけど森林火災だけでなく、落雷もあってアメリカって大変な所なのね・・・森を焼き尽くす火災は、どこかの映画紹介でわざわざ木を植えてから火災のシーンを撮影したと聞いたような?映画では自然に火災が鎮火したようなかんじだったけど、実際はどうなのかな?

ラストのシーンは少年の希望通りメディアが来るところまでで、父の託したことが叶えられたかどうかまでは明らかにしないのも良かった点。
自身の将来に不安を感じる少年コナーにハンナが「一緒に考えよう」と言うその一言が誠実で、胸に響いた。

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この記事へのコメント

2021年10月01日 20:54
まだ~むさん、こんばんは。
わ~、早速見に行ってくださったのですね。
派手さはないですが(といいつつ結構バンバン銃撃戦があったりしますが)
心に深々と染み入るいい作品でしたね。
アンジーもおっしゃる通りに等身大の魅力がありましたし
あの妊婦の妻も勇敢でかっこよかったですね。
そうそう、悪事が発表されてめでたしめでたし、じゃないところも
逆に余韻が感じられてよかったです☆
ノルウェーまだ~む
2021年10月01日 23:42
>セレンディピティさん
>
ラストのめでたしめでたし感が無いのも良かったですよね~
ヒロインが強すぎない、美人でもしっかりズタボロになる、ヒューマンドラマ寄りだけど、しっかりサスペンスフルなのも良かったです。
セレンさんが仰ったように、私が助ける!じゃなくて、「一緒に考えて行こう」と言う姿勢が何より良かったです。良い映画を紹介してくださってありがと~♬
2021年10月29日 13:42
こんにちは。

この作品、面白かったですよね。
確かに確かに、アンジーの新境地だったと思います。想像以上にアンジー良かったわぁ!
展開もスリリングでしたが、モンタナの自然の脅威のスリリングさがまたすごくって。
そんな脅威の中、ちっぽけな人間が、互いを助け合う姿に心打たれました。
ノルウェーまだ~む
2021年10月30日 00:37
>ここなつさん
>
アンジーが無敵だったり、ヒーロー的主人公が皆助けるみたいな展開じゃないのがまた良かったですよね。
自然の驚異に人間は成すすべがないというのが実に恐ろしかったです。
山火事多い地域の人たち、ホント大変でしょうね・・・

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