「私をくいとめて」Amazonプライム☆乗り越える勇気

昨年末に公開されたばかりの邦画で、物凄く評判が良かったので気になっていた作品がはやくもAmazonプライムで配信になっていたので見てみることに。

「私をくいとめて」(2020年)公式サイト
私をポスター.jpg
31歳独身の黒田みつ子(のん)は、いつも脳内に居るA(中村倫也・声)に何かと相談しておひとりさまをすっかり楽しんでいた。
取引先の年下社員の多田(林遣都)と偶然近所の総菜屋で出くわしてから、週に1度手作りの料理をお裾分けする間柄になっていたが、かつて恋愛に失敗したトラウマから、玄関先で会うだけでそれ以上には発展しなかった。
イタリアで結婚した親友のところへ年末年始に訪ねていき、幸せそうに見える彼女も孤独と闘っていることを知る。
帰国したみつ子は・・・

私を部屋.jpg
お洒落インテリアを上手に撮影してSNSにアップ・下着だけは攻めたものを着用する~~など、今どきのおひとりさま女子あるあるなのかな?
実は一人暮らしも、一人外食もしたことがない私・・・(双子のせいか、一人きりで行動したことがなかったことに起因すると思われ)
正直、今どきの若い人たちのように「おひとりさま」を楽しむには、あと1歩の勇気が足りないのだけど、主人公のみつ子も『おひとりさまチャレンジ』なるものをやっていて、恋愛に敗れてから覚悟を決めてチャレンジするようになったことが伺える。
私をイタリア.jpg
あまちゃんのゴールデンコンビが出演とは知らなかった~~

親友(橋本愛)はいつもイタリアからレモンツェロを送ってくれるけど、行ってから初めて臨月なのを知る。結婚して海外へ行き子供も授かっている親友を、複雑な想いで見つめるみつ子。まさにわかりみが深い・・・
しかし一見華々しい世界にいるように見えるけど、実は自宅からほとんど出ることがない彼女も、相当な閉塞感を感じていると知る。
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遅々として発展していかない二人の恋も、今どきなのかな?
のんが31歳がけっぷちOL役だけど27歳、林遣都が年下役だけど30歳。やっぱりのんちゃん30過ぎの崖っぷちにどうしても見えないし~
でも他のどのキャストも思い浮かばないからぴったりと言えばピッタリな二人なのかも。
ピッタリと言えば心のAが初めて映像として姿を現した時の「ちょうどいい」感じで大笑い!!これ以上のキャスティングは無いわ~
私を先輩.jpg
こちらの映画の原作は綿矢りさ、そして監督は大九明子監督。
同様に二人のコンビの映画と言えば、すごく面白かった「勝手にふるえてろ」なんだけど、どちらもベースは同じ。
芥川賞受賞作品の「蹴りたい背中」から根底に流れる芯の部分は同じスタンスなのだな~と納得したのだった。

「おひとりさま」を楽しめるというのも凄く勇気がいるし、慣れ親しんだ「おひとりさま」を脱するのもとても勇気がいること。
まさに人生ノマドランド☆


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この記事へのコメント

2021年04月08日 15:34
こんにちは!ご覧になったのですね!
「わかりみが深い」部分、結構ありましたよね~
でもでも、やっぱり私が若かった頃と比べれば、「おひとりさま」のステイタスは随分上がっていると思います。
私が若かった頃、仕事でお昼を食べる時間がなくて、だいぶ遅くなってから一人でウェンディズで食事をしていたらもうそれだけで「一人でご飯食べてるんだ!?そういうことできる人なんだ!?」と同僚(男)から言われた経験が…
おひとり様生活が快適な今って、良い時代だと思います。
2021年04月08日 20:52
お一人さまとしては、性別も年齢も超えてのんさんに感情移入しまくり。
ずーっとうんうん、わかるーと頷いてました。
そうなんですよねー、お一人さまが長くなると、それがぬるま湯のお風呂状態になって動きたくなくなっちゃうんです。
出たら寒かったどうしよとか思っちゃう。
実にリアルな心理劇でした。
ノルウェーまだ~む
2021年04月09日 00:04
>ここなつさん
>
未だに一人で食堂にも行けない私なので、おひとりさまでなんでも出来ちゃう方々は結構憧れの人でもあります。
ただ、今は飲食店もおひとり様用が主流で、景色の良い窓際など全てカウンターになっていたり、おひとり様天国とでもいった感じですよね(笑
それだけに逆にそこから脱するのが、案外大変なのだと気付かされました☆
ノルウェーまだ~む
2021年04月09日 00:11
>ノラネコさん
>
なるほどー実にリアルに共感出来ちゃいましたね☆
実際、おひとり様の快適さはノマドランドの世界でも選択されたくらいですから、奥深く尊く自由なのでしょう。
逆に私は今後「家庭というぬるま湯」に漬かりすぎてしまって、万が一ひとりになったときにハテ、おひとり様を楽しめたり快適に生活できるだけの友人を得られているかしら?と不安になるのでした。
こんな時はおひとり様のプロのほうが強いのだろうと思わずにはいられません。

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