よし!福島を旅しよう☆東山温泉「向瀧」の絶景中庭を愛でる

福島のるるぶを見て唯一行きたい!と思ったのが、ここ東山温泉の「向瀧」
あまりに素敵な旅館だったので、その魅力をちょっとだけご紹介☆

東山温泉「向瀧」 公式HPライブカメラあり
外観.jpgうだるような暑さの中、旅館の入り口では老舗旅館ならではの丁寧なお出迎え。
「番頭さん」と呼ぶにぴったりの方が館内を案内しながら大荷物を運んでくださるけれど、何しろ夫よりお年を召した方なので申し訳なさハンパなくて・・・
中庭6.jpg
見事な中庭が一望できるつるつるに磨き上げられた長い廊下を行き、⇧の右端の一番てっぺんまで、まるでさざえ堂のようにぐるぐるといくつもの階段を昇って行く。
廊下.jpg
美しい景色が見えやすいように?廊下はオープンスタイルなので・・・暑い!!汗をかきながら最上階まで上がると、キリリと冷やされた桐の間へ案内される。
広いガラス窓から中庭が一望でき、すぐ目の前に迫る青紅葉が目にもまぶしい♪
IMG_20190801_085244.jpg各部屋が別々に登録有形文化財として登録されているほど、各部屋ごとに違う凝った細工が施されていて、こちらの桐の間は襖の取っ手が桐の形になっている!

先ずはお抹茶とやさしい甘さのずんだの羊羹でホッとひといき☆
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一息ついたので中庭散策とご近所探検へ。
中庭.jpg
中庭2.jpg
中庭3.jpgよく手入れされた中庭は季節ごとに桜や紅葉で彩られ、冬は雪見ロウソクで幻想的に生まれ変わるのだそう。
季節ごとにお部屋を指定して泊まりに来るお客様も多いそうな。
お部屋は宮内庁御用達の「はなれの間」のほかに、野口英世・東郷平八郎・竹久夢二・伊藤博文らがこの宿に宿泊した際に残したものを額にして掛けてあって、希望すれば見学できるらしい。
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アンティークな電話機も可愛らしい♪さて、お帳場で草履を出してもらって近所を散策しましょう☆
橋を渡って川の向こう側を歩くと驚いた光景が…
なんと!川向こうの路地は写真の味のある射的屋さん以外はほとんどが廃墟!!
向瀧と同じ側にあるホテルはどこも立派で綺麗なのに?
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帰宅して調べてみると、震災のあおりを受けて客足が減り廃業に至った旅館が多いのだとか。
そのうちの一つ「高橋館」は(『色街道中』探訪記さんの東山温泉「高橋館」 参照)どうやら2012年までは宿泊も出来ていたらしいけれど(雨漏り割引500円もあった模様)
長い事放置され、市に寄付されたものの解体に1千万円掛かるため話が付かず、遂に目の前の「くつろぎ宿」さんが費用を出してようやく昨年解体され駐車場となったのだそう。(FNN PRIME 「目の前が“廃墟”旅館でイメージ悪化…人気温泉街の戦い方」参照)
廃墟好きとしてはちょっと残念だけど…実はくつろぎ宿の目の前の橋の右側のホテルも巨大な鉄筋の廃墟になっていたよ?

昨年行った黒川温泉や村の人たちが協力し合って守ってきた大内宿を見てきて思うのは、もう1つの旅館にだけ背負わせたのでは、その地域の未来はないってこと。街全体が協力し合わなければ、そこらじゅうが廃墟になり(廃墟好きは別として)益々客足が遠のいてしまうのではないかしら…
さて同じように明治6年創業でも立派にメンテされている向瀧に戻りお風呂へ行きましょう。
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こちらは無料の貸し切り家族風呂。ちっさーっ!!
実際はこの2倍の大きさで、かつて土方歳三が傷を癒したとされる「きつねの湯」の方へ。あ、あっつーーーーーっい!!
加水なし、加熱なし、循環ろ過なしの源泉掛け流しがウリだけに、とんでもない熱さで思わず「あぁぁぁぁっつい!」と言いながら入ることに。
真夏に温泉に行くもんじゃないな・・・と内心思ったけれど、実はじっくり温まれないからこそ、後から汗が噴き出る事も無く意外にサッパリ!いいね♪
IMG_20190731_190419.jpg夕飯はこのほかに紅鱒寿司・福島牛ステーキ「こづゆ」など郷土料理が中心の11品。写真右上の「鯉の甘煮」は特に絶品で満腹過ぎて残した分はお持ち帰りできるように真空パックにしてくださる心遣いが嬉しい。
翌朝、この甘煮だけを買いにきた観光客もいたyo
IMG_20190801_072812.jpg朝にメインのお風呂「さるの湯」へ。こちらはぬるめなのでゆっくり入れる~♪
中庭1.jpg美しい景色ともお別れ。また違う季節に是非とも再訪したいな☆


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この記事へのコメント

2019年08月17日 20:40
福島の温泉地の中でも、往年のままあるべきものがあるというのは、良いことですね。庭園の写真がとても良いなと思うのですが、庭園じたいが生け花のようなバランスがありますね。和が、時代を超えて普遍なのか、今の感性でも郷愁を感じるのか、多分、外国人受けも良いし、両方なんでしょうね。日本人の為だけでなく、こうした文化的な財産を維持して行くのは国際的な価値観に通じると思います。

廃墟は時代の流れでしょうが、以前、まだ〜むさんが紹介されていたアマゾンの「廃墟お宝ハンター」みたいな番組があれば良いですね。仮にアンティークとして価値が無くても、旅館関係者とか思い入れのある人には財産になると思いますから、買い取りをしたりして、解体資金の元手になると良いと思います。

温泉での湯治は昔から色々な人々が病を癒されていますね。温泉の成分は地成分とかが、身体に良いと思いますし、長期療養が必要なので、医療で言うと漢方に近いと思います。旅館のメニューにはそうした賓客用とか、薬膳はありませんか。無しでも已む無しですが…(笑)、温泉も身体に入る清潔なものなんですね。
ごみつ
2019年08月17日 20:58
こんばんは!

福島旅行記、楽しく読ませていただいています。

この旅館は、本当に昔ながらの風情で素敵ですね~。私も是非、とまってみたくなりました。
温泉のあとのお食事が最高!なんですよね!

それにしても、大震災の影響でシャッター街になってしまっている商店街には胸が痛みますね。

前の記事のさざえ堂、有名ですよね。日本の貴重な建築遺産ですね。こちらも是非いつか訪れてみたい。良いですね、福島!(*'ω'*)
ノルウェーまだ~む
2019年08月17日 22:38
>隆さん
>
本当にそうですね~
古き良きものをそのまま後世へ残していくことは、日本人にとっても大切な事になってきていますよね。
特に和風の木造建築を維持していくのは、本当に大変だと思いますが、そう言う意味でも沢山の観光客が訪れて盛り上げていくべきですね~

廃墟もかつては古材などが高値で売られていたようですけど、今は材料が余り気味だそうですよ。
それでもアンティークな物などいくつかはお金になったかもですね・・・

ノルウェーまだ~む
2019年08月17日 22:44
>ごみつさん
>
福島にこんなに魅力的なところがいっぱいあるなんて、今回旅行を計画するまで知りませんでしたyo
なのにシャッター街になるんじゃ、寂しすぎますよね…
その廃墟も含め東山温泉を愛してあげて欲しいものです。

さざえ堂ご存知でしたか~?
ほんと摩訶不思議な気分になりますよ♪
2019年08月18日 00:03
まだ~むさん、こんばんは。
お庭も、建物も、歴史を感じるすてきなお宿ですね。
お部屋から見える緑もきれい☆
これだけの広いお宿を維持するために、並大抵ではない努力をされているのでしょうね。

それだけに近くが寂れて、廃墟化してしまっているのは残念です。
震災の爪痕は大きいですね。

東山温泉、会津若松にあるのですね。
いつか行ってみたいです☆
ノルウェーまだ~む
2019年08月18日 19:05
>セレンディピティさん
>
東山温泉は会津若松から車で15分ほど山へ入った所にあるんですよ~
普通なら会津若松の街を散策するところなのですけど、暑さのあまりスルーしちゃいました(笑)

今はあの鬼怒川温泉など有名どころもかなり多く廃墟化しているそうですね。秘境の温泉街をどう守って行くか?今が頑張り時なのではと思いました。
2019年08月18日 23:59
素晴らしい旅館ですね。
オープンスタイルの廊下は…冬は大変そうですが。
窓を閉めて暖房入れまくっても、これだけ窓ばかりだったら寒いですよねえ。
でも行ってみたいです。
地方のシャッター街は何処も寂しいですね。
特に震災のせいとなるとねえ…
ノルウェーまだ~む
2019年08月19日 01:02
>zooeyさん
>
是非いらっしゃってみてください!きっとお気に召されると思いますよ☆
ただし最初はいい季節にいらっしゃるのがベストですね。
HPをよっく見て、中庭が見えるお部屋をご希望になるのが良いと思います。
平面図っていうところで、矢印にカーソルをあてるとその部屋からどのようにお庭が見えるか写真が出るようになってるんですよ♪

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