「アリー スター誕生」☆栄光の影にあるもの
スタ誕ものに昔からそそられず、話題だったけど年末は音楽系映画は「ボヘミアン・ラプソディ」で満足しすぎたため普通にスルーしていた作品。
長患いから解放されて、おや?アカデミー賞候補作品は今まで必ず観ていたのに、これはまだ未見だったー!!
既に公開も終わってる?と思ったら、私みたいな人の為に『アカデミー賞関連作品をいつまでも公開する』映画館が増えて来たみたいne♪
「アリー スター誕生」公式サイト
<ストーリー>
クラブで時々歌うウエイトレスのアリー(レディー・ガガ)は、絶大な人気を誇るロック歌手のジャック(ブラッドリー・クーパー)に見出され、いきなり彼のライブの舞台袖からの出演を果たし、一気に人気者になっていった。
既に聴力を失いかけていたジャックは、薬と酒に頼る日々であったが、アリーとツアーに出たり二人は結婚したりと幸せな日々を送った。
しかし一気にスターダムにのし上がって忙しくなっていくアリーとは裏腹に、日々酒におぼれていくジャックはアリーの大切なグラミー賞授賞式で失態を侵し、ついに病院送りとなる。
晴れて健康を取り戻し、アリーの元へ戻ったジャックだったが…
圧巻のコンサートシーンは観客の動員人数もすごいけど、ブラッドリー・クーパーの歌も上手くて素晴らしい
主演男優賞にノミネートされているのも納得の、歌・ギター・ピアノも上手いし、勿論スターとしての顔・アル中で苦悩する姿とアリーを見つめる微細な表情まで 何もかも見事☆
この映画の肝となる部分、アリーの歌唱力はガガ様だからこその説得力
実は映画公開時、昨年のベストに上げている人が多かったのにも関わらず、この映画を観に行かなかったのは
・実は音楽ものはミュージカルを含め余程でない限り苦手
・ガガ様モデルと聞いていたけど、そんな才能ある人の成功物語ってどうなん?
というおへそ曲がりな気持ちだったのだった。
いやー、私が間違ってましたっ!!!ある意味、ガガ様だからこその映画の気持ち良さ☆しかも演技も上手!
いきなりライブに飛び込みで歌うのはちょっと唐突
リハ無しで歌えるのは才能としても、あの大きなライブ会場へするっと出て行くのって?
それに恋に発展するところがいささか急ぎ過ぎて、ぐっと惹かれあう瞬間を見出せなかったのは残念。
お兄さんとの関係のあたりから泣けてくる
別荘へ車で送った時に初めて兄へ感謝の気持ちを目も見ずにジャックが伝えて、それを受けて黙って目を潤ませる兄のシーンで思わずうるうる。
シナトラより歌が上手いのに成功しなかった父、才能はあるのに弟のサポートに徹していた兄…
栄光の影に挫折と折り合いを付けた人がいて、成功したのに挫折していく影もあり。
まさかただのスター誕生ものとばかり思っていたけれど、どちらかというと栄光の影にある愛と挫折と葛藤と苦悩の物語のほうが中心だったのね…
どうするのが良かったのか・・・?
素晴らしい歌のシーンは物語の内容と歌詞がリンクし、より一層心を揺さぶられる。
そしてラストシーンのまるまる2番も歌うのが許されるのはガガ様だからこそと、ジャックが最後に曲を作るシーンがあってこそ。
ベタなスタ誕ものをここまでに仕上げたブラッドリー・クーパー監督の才能もまた見事に光り輝いていた☆
アカデミー賞にノミネートされるのも納得!!さて、結果はどうかな~?
長患いから解放されて、おや?アカデミー賞候補作品は今まで必ず観ていたのに、これはまだ未見だったー!!
既に公開も終わってる?と思ったら、私みたいな人の為に『アカデミー賞関連作品をいつまでも公開する』映画館が増えて来たみたいne♪
「アリー スター誕生」公式サイト
<ストーリー>
クラブで時々歌うウエイトレスのアリー(レディー・ガガ)は、絶大な人気を誇るロック歌手のジャック(ブラッドリー・クーパー)に見出され、いきなり彼のライブの舞台袖からの出演を果たし、一気に人気者になっていった。
既に聴力を失いかけていたジャックは、薬と酒に頼る日々であったが、アリーとツアーに出たり二人は結婚したりと幸せな日々を送った。
しかし一気にスターダムにのし上がって忙しくなっていくアリーとは裏腹に、日々酒におぼれていくジャックはアリーの大切なグラミー賞授賞式で失態を侵し、ついに病院送りとなる。
晴れて健康を取り戻し、アリーの元へ戻ったジャックだったが…
圧巻のコンサートシーンは観客の動員人数もすごいけど、ブラッドリー・クーパーの歌も上手くて素晴らしい
主演男優賞にノミネートされているのも納得の、歌・ギター・ピアノも上手いし、勿論スターとしての顔・アル中で苦悩する姿とアリーを見つめる微細な表情まで 何もかも見事☆
この映画の肝となる部分、アリーの歌唱力はガガ様だからこその説得力
実は映画公開時、昨年のベストに上げている人が多かったのにも関わらず、この映画を観に行かなかったのは
・実は音楽ものはミュージカルを含め余程でない限り苦手
・ガガ様モデルと聞いていたけど、そんな才能ある人の成功物語ってどうなん?
というおへそ曲がりな気持ちだったのだった。
いやー、私が間違ってましたっ!!!ある意味、ガガ様だからこその映画の気持ち良さ☆しかも演技も上手!
いきなりライブに飛び込みで歌うのはちょっと唐突
リハ無しで歌えるのは才能としても、あの大きなライブ会場へするっと出て行くのって?
それに恋に発展するところがいささか急ぎ過ぎて、ぐっと惹かれあう瞬間を見出せなかったのは残念。
お兄さんとの関係のあたりから泣けてくる
別荘へ車で送った時に初めて兄へ感謝の気持ちを目も見ずにジャックが伝えて、それを受けて黙って目を潤ませる兄のシーンで思わずうるうる。
シナトラより歌が上手いのに成功しなかった父、才能はあるのに弟のサポートに徹していた兄…
栄光の影に挫折と折り合いを付けた人がいて、成功したのに挫折していく影もあり。
まさかただのスター誕生ものとばかり思っていたけれど、どちらかというと栄光の影にある愛と挫折と葛藤と苦悩の物語のほうが中心だったのね…
どうするのが良かったのか・・・?
素晴らしい歌のシーンは物語の内容と歌詞がリンクし、より一層心を揺さぶられる。
そしてラストシーンのまるまる2番も歌うのが許されるのはガガ様だからこそと、ジャックが最後に曲を作るシーンがあってこそ。
ベタなスタ誕ものをここまでに仕上げたブラッドリー・クーパー監督の才能もまた見事に光り輝いていた☆
アカデミー賞にノミネートされるのも納得!!さて、結果はどうかな~?
この記事へのコメント
なんとまだ~むさんは音楽映画が苦手だったのですね。
音楽映画もガガも好きな私としては楽しみにしていたし、大満足の作品でした。^^
主題歌のShallowはじめ、音楽はどれもよかったですが、”見せる”という意味では最初のLa Vie en Roseのステージに鳥肌が立ちました。
ブラッドリーはこの映画のために歌もギターも特訓したそうですが、すごい努力ですよね。女優としてのガガもすばらしかったです。
ガガ様は普段からガガ様を演じてます。
主演女優賞はグレン・クローズが有力のようです(見てないからわからない)がガガ様も劣ってはいないと思います。
超定番の話、というかこの作品のオリジナルが定番を作ったのですが、本作を含めて4本とも全部好きです。
男目線だと切なくて泣けます。
映画、ロングランしてて良かったですね。アカデミー賞に備えて「万引き家族」もリバイバルしてますよね。
現代の「スター誕生」映画として、良く出来てたと思いました。レディー・ガガは、それまで興味なかったんだけど、いきなりファンになってしまいました。(笑)
それとまだ~むさんがおっしゃてる様に、アリーのドラマよりも、ジャックのドラマの方が深いので、心に残りますよね。
アカデミー賞は主要部門は難しいと思うけど、音楽関係の賞はとるかもですね。「ボヘミアン」と違ってオリジナルスコアなので、狙えそうです!
両方とも歌が圧巻でしたよね。
とはいえガガ様は本職ですから…
賞の行方が楽しみです。
音楽に造詣が深いセレンさんには恥ずかしくて言えなかったですが(笑)ライブもコンサートも行かない私…
家で音楽を掛けていても気になっちゃうので、文章を書くときは消してしまいます。
それでも二人の歌には圧倒されました!
特にブラッドリーは凄いですね~あれ、特訓の成果だったのですか??監督業も素晴らしいけど努力と、そして練習だけでは出ないあのセクシーな歌声は見事でした♪
確かに!
ガガ様は常にガガ様を演じてますものね。演技が上手いのも納得です。
音楽性がないんですよ~~私。
ミュージカルも音楽系映画も苦手、アクションもバトルも苦手で、じゃあ何を観るんだ?って話ですね(爆)
私もそれ思いました!!
ガガ様が舞台に登場して、『本来なら誰?ってかんじで戸惑うところ』歓声のほうが勝っちゃったのは致し方ないよね~と思いました。
なるほどー男目線だと確かに泣けちゃいますね…
私もジャック目線で見ていたのですが、これは例えば夢を追いかけた人生を経験している人(この映画ではアリーの父やジャックの兄)なら、一人前に育て上げて成功した喜びと共に嫉妬や葛藤で苦しむ気持ちが共感出来るのかもしれません。
だからこそ何度もリメイクされてきたのでしょう。
映画配給会社もようやく気づいたんだなぁ~と思いましたよ(笑)
私はあと「未来とミライ」がまだ未見なんですよね~
ジャックのドラマの方が深みがあるのに、スター誕生って題名なのはやっぱり過去作品へのオマージュってことなのかしら?
ただの成功物語だったら観てなかった(実際今まで観てなかったし)から~~題名って大事ですよね。
ところで過去作品がamazonプライムで見れるってデマでした。(>_<)今は安くレンタル出来るってことみたい…