「寄生獣 完結編」☆原作超え
巷では評価があまり高くなさそうだったので、期待値を下げて鑑賞したら、なんのなんのカンペキですわ。
原作ファンから見ても、原作やアニメでもたもたした部分はスッパリカットし、この漫画が名作として名高い所以ともなる『壮大なテーマ』がしっかり息づいている傑作として仕上がっていたyo
完結編も何しろキャストが素晴らしい!!
俳優の演技バトルも、人間VS寄生獣バトルと同じくらい素晴らしかったwa
「寄生獣 完結編」 公式サイト
<ストーリー>
寄生生物に脳を乗っ取られた母親の首を自らの手で切り落とした新一(染谷将太)は、一層パラサイトの抹殺にのめり込んでいたが、そのせいで警察にもパラサイトたちにも狙われるようになった。
一方人間の子供を産んだ田村良子(深津絵里)は、記者(大森南朋)を使って新一を見張らせていたが、パラサイトのクーデターにより娘を殺された記者は、仕返しに田村の赤ちゃんを誘拐する。
市長選に勝った広川(北村一輝)は、市役所をパラサイトのコロニーとして活用していたが、警察は秘密裏にここを急襲してパラサイト撲滅を目論み・・・・
いよいよ登場、無敵の後藤(浅野忠信)
ラスボスとも呼べる強敵、後藤の無敵感を十分すぎるほど醸し出せる浅野忠信のハンパないオーラにゾクゾク・・・
原作とアニメでは執拗に追いかけ回して続く二人のバトルで、明らかな新一の絶体絶命感に、本当に心が疲弊する(話を知っていても)ところが、案外あっさりな勝負に、物足りない人もいたかもしれない。
でもアニメではそのバトルシーンでどうしても寝てしまう私には、このくらいが丁度良かったわ☆
それよりもその途中に出てくるおばあちゃんのくだりが無かったのが、本当に残念!
何しろ焼却炉の管理事務所の扉を開けたとき、え?おばあちゃんこんな事務所に住んでたんだ??って思っちゃったくらいの、おばあちゃんファンだから(笑)
圧倒的な演技力でパラサイト田村良子を演じる深津絵里は、瞬きをしないのでどうしても涙目になっちゃうけど、とにかく見事☆
意外と他の役者さんも瞬きほとんどしないのねーと、結構私も目が乾くくらい瞬きしないでチェックしてしまったけど、よく考えたらミギーってやたら瞬きするよね?
親子の愛、他者や地球をも愛する人間という壮大なテーマが、特に田村良子に凝縮されている。
なのに・・・・・冒頭10分くらいから隣の席で、おおらかな寝息を立てているお兄さん!!田村良子が笑っているでしょうがぁーっ!!ここ大事なところだからね!!
記者が落そうとするときとここの↑シーン以外は、全部本物の赤ちゃん!ハリウッドも見習ってほしい
相変わらず上手い染谷将太とミギーの掛け合いが、この映画の最大の魅力でおある。
やっぱり印象的なのは原作には無かった味噌汁を作るシーンかな。
パンフによると、もとから切ってある豆腐を染谷くんが上手に崩して、いまミギーが切ったようにみせたのだとか。
愛くるしいミギーがますます愛おしくなる♪
放射線汚染物質の廃棄場が出てきたりと、まさに今だからこそ訴えるべき普遍的なものは原作の壮大なテーマをちゃんと引き継いでいる
「寄生獣 前篇」を見てから、ねえねとパパンと一気に原作&アニメを見て、すっかり虜になった私たち3人での鑑賞。普段、私の映画には付き合ってくれないパパンも大絶賛~~☆
アニメや原作ではト書きで表現されるその『テーマ』の部分や、哲学的なミギーの細胞との対話などは、上手に話のなかに盛り込んであるので、その分完結編は時間が短めだったのかな。
山奥の産業廃棄物処理場にまで、どうやって来たの??
27年も前に描かれた原作では、聖子ちゃんカットに長ーーいスカートやリーゼントの不良が出てきたりと時代を感じさせるのだけど、映画では原作ともアニメとも違う今どきの普通の女子高生を愛ちゃんが実に巧く演じている。
しかし原作でも必要性を疑問に思っていたラブシーンは、原作ですらファンタジックに描いていたのに、こりゃ本格的だよーぉ。
経験した女子でしか出せない表情までしっかり演技した橋本愛に拍手!
パンフには『ミギーを失ってヘタレに戻った新一が、大切なものを守るために再び強くなる』のに必要なシーンだったらしいけど、ここまでやる必要あったかなぁ?
ミギーとの別れのシーンだけは、原作のようにもう少し感動的にしてほしかったけど、完成度の高さに大満足。
海底から湧き上がってくるパラサイトたちが泳ぐエンディングに、空から降ってくるようなキャスト名が原作の設定を思わせてくれてまた嬉しかったwa♪
原作ファンから見ても、原作やアニメでもたもたした部分はスッパリカットし、この漫画が名作として名高い所以ともなる『壮大なテーマ』がしっかり息づいている傑作として仕上がっていたyo
完結編も何しろキャストが素晴らしい!!
俳優の演技バトルも、人間VS寄生獣バトルと同じくらい素晴らしかったwa
「寄生獣 完結編」 公式サイト
<ストーリー>
寄生生物に脳を乗っ取られた母親の首を自らの手で切り落とした新一(染谷将太)は、一層パラサイトの抹殺にのめり込んでいたが、そのせいで警察にもパラサイトたちにも狙われるようになった。
一方人間の子供を産んだ田村良子(深津絵里)は、記者(大森南朋)を使って新一を見張らせていたが、パラサイトのクーデターにより娘を殺された記者は、仕返しに田村の赤ちゃんを誘拐する。
市長選に勝った広川(北村一輝)は、市役所をパラサイトのコロニーとして活用していたが、警察は秘密裏にここを急襲してパラサイト撲滅を目論み・・・・
いよいよ登場、無敵の後藤(浅野忠信)
ラスボスとも呼べる強敵、後藤の無敵感を十分すぎるほど醸し出せる浅野忠信のハンパないオーラにゾクゾク・・・
原作とアニメでは執拗に追いかけ回して続く二人のバトルで、明らかな新一の絶体絶命感に、本当に心が疲弊する(話を知っていても)ところが、案外あっさりな勝負に、物足りない人もいたかもしれない。
でもアニメではそのバトルシーンでどうしても寝てしまう私には、このくらいが丁度良かったわ☆
それよりもその途中に出てくるおばあちゃんのくだりが無かったのが、本当に残念!
何しろ焼却炉の管理事務所の扉を開けたとき、え?おばあちゃんこんな事務所に住んでたんだ??って思っちゃったくらいの、おばあちゃんファンだから(笑)
圧倒的な演技力でパラサイト田村良子を演じる深津絵里は、瞬きをしないのでどうしても涙目になっちゃうけど、とにかく見事☆
意外と他の役者さんも瞬きほとんどしないのねーと、結構私も目が乾くくらい瞬きしないでチェックしてしまったけど、よく考えたらミギーってやたら瞬きするよね?
親子の愛、他者や地球をも愛する人間という壮大なテーマが、特に田村良子に凝縮されている。
なのに・・・・・冒頭10分くらいから隣の席で、おおらかな寝息を立てているお兄さん!!田村良子が笑っているでしょうがぁーっ!!ここ大事なところだからね!!
記者が落そうとするときとここの↑シーン以外は、全部本物の赤ちゃん!ハリウッドも見習ってほしい
相変わらず上手い染谷将太とミギーの掛け合いが、この映画の最大の魅力でおある。
やっぱり印象的なのは原作には無かった味噌汁を作るシーンかな。
パンフによると、もとから切ってある豆腐を染谷くんが上手に崩して、いまミギーが切ったようにみせたのだとか。
愛くるしいミギーがますます愛おしくなる♪
放射線汚染物質の廃棄場が出てきたりと、まさに今だからこそ訴えるべき普遍的なものは原作の壮大なテーマをちゃんと引き継いでいる
「寄生獣 前篇」を見てから、ねえねとパパンと一気に原作&アニメを見て、すっかり虜になった私たち3人での鑑賞。普段、私の映画には付き合ってくれないパパンも大絶賛~~☆
アニメや原作ではト書きで表現されるその『テーマ』の部分や、哲学的なミギーの細胞との対話などは、上手に話のなかに盛り込んであるので、その分完結編は時間が短めだったのかな。
山奥の産業廃棄物処理場にまで、どうやって来たの??
27年も前に描かれた原作では、聖子ちゃんカットに長ーーいスカートやリーゼントの不良が出てきたりと時代を感じさせるのだけど、映画では原作ともアニメとも違う今どきの普通の女子高生を愛ちゃんが実に巧く演じている。
しかし原作でも必要性を疑問に思っていたラブシーンは、原作ですらファンタジックに描いていたのに、こりゃ本格的だよーぉ。
経験した女子でしか出せない表情までしっかり演技した橋本愛に拍手!
パンフには『ミギーを失ってヘタレに戻った新一が、大切なものを守るために再び強くなる』のに必要なシーンだったらしいけど、ここまでやる必要あったかなぁ?
ミギーとの別れのシーンだけは、原作のようにもう少し感動的にしてほしかったけど、完成度の高さに大満足。
海底から湧き上がってくるパラサイトたちが泳ぐエンディングに、空から降ってくるようなキャスト名が原作の設定を思わせてくれてまた嬉しかったwa♪
この記事へのコメント
原作やアニメ知らない者のたわごとですが。
そうなんですよねー
一度消えたはずのミギーが助けてくれるところは、それあり?でしたよねー
盛り上げておいて、地味に付け足したような。でもアニメで再確認したら原作まんまでした。
同じ種族同士で殺し合う最も恐ろしい生き物=人間でありながら、同時に自分以外のものを慈しむ尊い生き物もまた人間という、この漫画の大きなテーマがそこにある訳で、パラサイトラスボス殺しました、ハイめでたし♪と言うわけにはいかなかったのでしょうね☆
ちょっと殴っただけなのにあとは出て来ないのは変だ。
すなおにそう思いました。
変だけど壮大なテーマを重視したってことかな。
どうせならつまらん疑問が発生しないようにして欲しかったです。
そうそう!そこは映画を観てて私もおかしいだろっ!?って思っちゃいました。
それでアニメを見直してみたのですが、あの時はミギーが発動していて、相当な力でアゴを打ち砕かれてノックアウトしているのですよね。そして何だなんだ??と集まってきた会社員に取り囲まれて身動き取れなくなったのでした。
せっかくのラストを違和感残して終わるのはマズかったですよね~~
一瞬、のびちゃった犯人を写せば済むのに…
あと浦上はSATが全滅したことで、うまいこと逃げられちゃったのでした。
もっと時間を掛けて描くべきだったと思いますよ。
完結編結構短かったらしいですね。
確かにこの映画がお初な人には、その裏で伝えたい重要なテーマはちょっと伝わり難かったのかも。
っていうか、原作でもじっくり読み返さないと、実は分かり難いのですが(笑)
セックスした後じゃないと大切なものに思えないって問題じゃないか? セックスして大切じゃなくなるのは言語道断だけど。でも愛様にはいいもの見せてもらいました。
長い原作をまとめた脚色はいいですが、監督は後篇では原作の哲学的テーマを重視しているかな。
個人的にはもうちょっとアクション描写を見たかったです。
レート的にスプラッタ的な描写を抑えたかったというのもあるかも。
俳優陣はいいですね。染谷将太、橋本愛はもちろん、深津絵里、浅野忠信がうまい。
細かい所は気になる部分もありましたが、まずは満足の完結編でした。
本当に仰る通りですよーっ
せっかくその前に母と子の深い愛をいいかんじに押し出していたのに、急に昔のハリウッド映画みたいな唐突ラブシーンになっちゃって。
本当は彼女を大切に思う気持ちも少しずつ盛り上がっていくのですけどねー
スプラッターな部分は前作より凄くなかったですか?
完結編のほうはテレビ放映出来ないなーと思っちゃいました。
私としてはこの作品の哲学的部分が好きなので、アクション少な目の今回のほうが結構気に入りました。
原作ファンでもこれはよく出来てるんですね。
ミギーが可愛かった~味噌汁を作るシーンがいいですね。
原作が27年前とは...しかも長いのをよく前後編でまとめたなーと思います。
絶賛している人は原作ファンの人が多いみたいなんだけど、初めての人にはちょっと駆け足だったかなー
結構哲学的な話なので、原作でも難解なところもあるのだけどね☆
でも漫画原作でここまでクオリティーが高いのは、すごく珍しいと思うわ~
でも良いんですよ。映画は原作を読んでない人のものです。どちらかと言うと読んでいる人は放っといていいんです。読んでいない人にどれだけその作品の外しちゃいけない本質を伝えられるかなんです。その点この作品はしっかり作られていたと思います。
4時間という長さで、この物語を描ききった事は本当に素晴らしいです。
まあやや喋らせすぎで、ここまで台詞で言わせなくても良いのに、と思う部分もありましたが、十分楽しませてもらいました。
ただラブシーンにつなげるために彼女が山奥までやってきちゃうのにはやはり???
愛ちゃんのあの表情は子供には目の毒かな~って思ったり(笑)
確かにそうですね~
原作を知らない人の方が多いのだから、その辺りはちゃんとしないとですね。
でも十分伝えられてるってことかな☆
原作ファンにとっては、大絶賛な仕上がりでしたよ♪
そうそう!原作がまずぼんやりしているので、そこを十分に補填できてましたよね。
そういう意味からもかなり上出来な映画だったと思います。
目をつぶれる程度の突っ込み具合で、漫画原作映画の大成功例だったのではないでしょうか♪
ですよねー!!悪くないというよりかなりイイ評価です私。
でも巷の低めの評価に頭をひねっちゃうのだけど、そこはやっぱり内容を知っていての、脳内補完なのかも・・・
ラブシーンだけは、やっぱりちょっと要らない気がしますね~~
橋本愛ちゃんはにっかつロマンポルノの熱心なファンだそうで。今回はその研究の成果がよくあらわれているな、と思いました
愛ちゃんは研究成果だったのですね!?さすが女優魂!!
でもにっかつロマンポルノの女優さんの演技はNOリアルですからねっ。
(あまり見たことは無いから断言もできないけど)
宇田さんはチェホンマンがやったらCGが少なそう…(笑)
カナちゃんもいいキャラでしたねぇ。
でもカナを出すと、不良の男子エピも必要だし・・・・出来ればテレビでじっくりやってもらうのが良いのかもしれないですね。
確かに世間の評価の具合で言えば、ネガティブな意見の方が多い気がしますね。今なお根強い人気のある漫画でもあるでしょうから完璧を求めるファンの声も多そうですし、それに加えて近年の邦画の原作実写化に対する劣化具合なんかも加味してるんじゃないかなと思います。
やっぱり原作モノって知らないまま挑んで新鮮な気持ちで臨むか、はたまた自分みたいに漫画一度だけ読んでそれほど記憶に留めず印象に残さずな『にわかモード』で挑んだほうがあーだこーだな感じにならないで済むのかもしれませんねぇ?^^;
そうそう、エンディングは自分も幻想的な雰囲気があって好きでした♪
私も前作を見てから急にファンになったにわかですけど、この実写映画は大絶賛してますよー♪
思い入れがある人は別として、初めてこの映画で知った人より、概ね原作ファンのほうが評判良さそうでしたよ、私の周りでは…
エンディングなかなか良かったですよね~~☆