「キル・ビルVol.1」タラファン デビュー

今までタランティーノ監督を、『大嫌いなヴァイオレンス映画を撮る監督』と、勝手なイメージで毛嫌いしていた私。
先日「イングロリアス・バスターズ」で初めてタラ作品に触れ、案外面白いじゃん!ということを発見☆
かねてからお勧めしてもらっていた「キル・ビル」をmigちゃんに借りて見たら・・・・・



音楽サイコー!映像サイコー!ストーリー面白い!



やだ、私 タランティーノふぁんになっちゃうかも?

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 「キル・ビルVol.1」(2003年)


<ストーリー>

自分の結婚式の時に、所属していた毒蛇暗殺団にリンチを受け、お腹の子供から、夫、親戚一同にいたるまで殺され、自らも頭に銃弾を受けたブラック・マンバ(ユマ・サー、マン)は、4年のこん睡状態から醒め、暗殺団のボス、ビル(デヴィット・キャラダイン)への復習の旅に出た。

手始めにナイフの使い手であるヴァニータ・グリーン(ヴィヴィカ・A・フォックス)を始末したマンバは、沖縄へ飛び、服部半蔵(千葉真一)から刀を譲り受け、暗殺集団クレイジー88を皆殺しにする。
しかし、辛い過去を持つ日本刀の名手オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)を倒す前に、殺し屋の少女ゴーゴー夕張(栗山千明)が立ちはだかり・・・・



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ヴァニータ・グリーンと格闘の最中、幼稚園から娘が帰ってきて・・・・



扉を開けた途端始まる、女性同士の激しいアクション。
タラちゃん、少女が戦うのとか、女性が格闘するの好きなのね?
そういうのって、ヘンタイって言わないのかな・・・・?
アニメやアメコミで見る分には、カッコイイ!クール!!って思うけど、実写で見るのはすごく嫌だ。

特に幼い子供が帰宅しても、結局は情け容赦なく殺してしまうあたり、ドン引きの私。
さて、最後までタラちゃん嫌いにならずに、見られるのか・・・・??



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千葉真一は、すし屋だけど実は刀師 服部半蔵


タランティーノは、よほどNIPPON大好き☆なのでしょう。
舞台は後半、沖縄から東京?へ


英語も流暢な千葉真一が、コメディ部門と渋い役どころを巧く演じていて、なかなかにオイシイ☆




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影絵のような殺陣のシーンは、必殺シリーズみたい♪

日本映画、特に時代劇・やくざ映画を研究し尽くしたと思われるストーリー展開と台詞回し、舞台背景に映像の使い方、殺陣もよく練習されていて、最近の日本のドラマでちょちょいと出てくる殺陣よりも、ずっと見事だ。

日本家屋もセットなのか、ロケなのか、古い料亭が老舗の温泉旅館みたいで、なかなかいいカンジ☆



随所に登場する美しいと感じる映像美とは対照的に、陳腐に血を噴出す残虐なシーンが、これでもかと続き、美と醜の不思議なコラボが繰り広げられる。



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千明ちゃんは、かなり大活躍


背も高くて、ハリウッド俳優の中にいても見劣りしないで、すごいオーラを発している千明ちゃん☆
でもゴーゴー夕張って、名前おかしいよ?


殺し屋も手を焼く、相当な使い手☆
しっかり悪役に徹していて、相手が千明ちゃんでも主役のブラック・マンバの方を応援したくなっちゃうほど。



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時代劇ならではの、中庭シーンは緊張感たっぷり


はじめの方に、ブラック・マンバが倒れるところをチラチラと見せておくので、もしや・・・・殺られてしまうのでは?と思わせておく演出がニクイ☆

オーレン・イシイの立ち回りは、ちょっとぎこちないけど、8分のシーンに1週間もかけたというのは、このあたりなのかな?
脳天スライスはちょっとグロくて、美しい雪景色が台無しだけど、そこがあえてのタラちゃんなのか?



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唯一耐えられないシーンは、教会でのリンチ



オーレン・イシイの悲しい過去をあえてアニメパートにしたのも大正解。
音楽も完璧、片時も息を抜けないストーリー展開も、時代劇・やくざ映画・西部劇を見事に融合させたところも秀逸!!


だけど1つだけどうしても許せないのは、花嫁をいたぶるシーン。

大量の殺戮をしてまで、Kill Billにたどり着きたい復讐の炎は、確かにこれだけのことをされないと・・・・というのは解るけど、女性がボコられるシーンは、どんなことがあっても私には受け入れられない。

女性がビームを出したりするような戦いならOKだけど、女性に肉弾戦をさせたり、一方的にボコったりする映画はどうしても嫌なのだ。

Vol.2に続くこのストーリー。
果たして本当にタラちゃんファンになれるのか・・・・まだ予断は許されない(おおげさ)


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この記事へのコメント

hino
2011年01月14日 21:26
えーー、面白そうだ~!!
今更だけど、観てなかったから観てみようっと!!

2011年01月14日 21:46
こちらにも・・・ わたしもまだこれ見てないなあ
ゴーゴー夕張というのは「マッハGOGOGO」+夕張映画祭から来てるとか、あとタラちゃん直々のオファーで出演されてる菅田俊さんは、昔一回の特番だけで終ってしまった仮面ライダー「ZX」をやってたとか、そういう無駄な予備知識はいろいろ持ってますけど
KLY
2011年01月14日 23:07
個人的にはタラちゃんはやっぱりコレが最高なんだよなぁ。こんな映画があるんだ!ってビックリしたのを良く覚えてます。まあ多分に日本人一杯出てるし~って愛国的な要素もあるにはあるんだけどね。(笑)
ノルウェーまだ~む
2011年01月14日 23:09
hinoちゃん、これなら寝ないよ!
オススメ!是非トライして~
2011年01月14日 23:51
お帰り~★長旅お疲れさま♪

これ、続きが続編でもなくふたつでひとつの映画ってタラが言ってるくらいなので、後半もちゃあんと観てね♪
わたしは両方とも好きなのだ♡
それと、mig的タラベスト1というか全ての映画の中でも好きな「パルプフィクション」
いつか観て欲しいわ☆

ゴーゴー夕張に関しては伍一ちゃんがしてくれてるね(笑)
ユマとルーシーのカタコト日本語も笑えたでしょ?
次はまたまた色んな敵が出て来ますからお楽しみに!!

花嫁がいたぶられるのも、愛に狂っているからこそのシーンなのよ~
続きレビュー待ってるね~

ノルウェーまだ~む
2011年01月15日 01:19
伍一くん、こちらにもありがとう☆
私もゴーゴーと夕張はそうかな?と思ったわ。
せっかっくの無駄知識豊富なので、是非本編も見てね~
ノルウェーまだ~む
2011年01月15日 01:23
KLYさん、こんにちは☆
私の中ではタラちゃん映画だけでなく、他の監督作品含め、かなり上位の映画になりました。
パート2も期待しちゃうわ☆
日本をリスペクトしてくれているのが判って、ちょっと嬉しいですよね。
ノルウェーまだ~む
2011年01月15日 01:26
migちゃん、すごい映画貸してくれてありがと!!
見て良かったよぉ~、ホントmigちゃんのおかげ!
後編も勿論見るよ♪
まずは、機内映画と「愛する人」レビュー書かないと☆

花嫁は最初の歌のところがジーンと染みたなぁ。
ビルが嫉妬したのかな?
2011年01月15日 06:09
まだ~むさん、おはようございます
(いま日本時間1月15日5:58頃です)

「ソーシャルネットワーク」から、逆を辿ってきました。
「キル・ビル」って、如何にもタラさんて感じのエンターティメント映画だと思いました。
何事も過剰な演出。
キッチュな出演者。
ありえないストーリー。
3拍子揃った傑作でしょう。
でも、なぜか入り込めない映画でした、僕にとっては。

PS)ロンドンに帰って初めての記事なんですね。
それと「愛する人」のレビューを待ってます(笑)

ノルウェーまだ~む
2011年01月15日 07:50
xtc4241さん、入り込めなかったですかぁ?
あの過剰なかんじが、エンタメに徹していて、私は好きでしたね。
映画オタク度を発揮した、1分の隙も無いところが、さすが!と感心してしまいました。
「愛する人」次いきまーす。
2011年01月15日 13:47
あれれ?
昨日一番にコメント書いたのに^^;エラーが出たから結局入らなかったのかしらん^^;

これ観たことはあるんだけど「ながら」で観たの。
だから詳しくは覚えてないんだけど、リンチのシーンはわたしも苦手だった。
続編と一緒に今度借りて観てみようかな^^
ノルウェーまだ~む
2011年01月15日 18:05
みすずちゃん、おはよー
昨日入れてくれてたのね、どうしちゃったんだろう?
リンチのシーンは見ていて気分いいものじゃないよね。
1と2でひとつの話だし、いっぺんに見るのがいいみたい。
私も2を間もなく見るわ☆
2011年01月15日 20:35
こんばんは、ノルウェーまだ~む♪
無事に倫敦に着いたみたいで何よりです~。
そっちも東京に負けずに寒いのかな?
寒そうだよね~。

また今度会った時にゆっくり話しましょうね。
(となりの席を予約しておきますww)

それはそうとタラちゃんの世界へようこそ♪
タラちゃんの映画はバイオレンス作品が多いけど、残虐というよりは下世話なボルテージが高いから、他の作品も楽しめると思うよ~♪
ノルウェーまだ~む
2011年01月16日 01:37
ともやさん、それが寒くないのでした☆
こちらに戻ったら気温が12度もあって、あったかい~
最後、東京が凄く寒かったので、こちらが過ごしやすく感じます。

タラちゃんの世界についに足を踏み入れちゃったよー
これから、少しずつチャレンジしていきますね。
2011年01月20日 20:57
レンタルビデオ屋でバイトしながらB級映画を見まくっていたQTにとって憧れのスターが2人います。
1人はデビッド・キャラダイン、もう一人はサニー千葉。
つまりこの『キル・ビル』という映画はQTの好きなモノだけを詰め込んだ究極の自己満足映画。
でもそれが超が付くほどの映画好きが作っているから面白いんですよね。
ノルウェーまだ~む
2011年01月21日 02:08
にゃむばななさん、こんばんわ☆
よくぞTBしてくださいました!
タラちゃんの、B級映画Loveなのが本当に解りますよね。
その愛はしっかり観客にも伝わってくる、いい映画です。

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