ハローといった人

ロンドンのパパンは、住む家の改修作業も終わって、無事引越しも済み、広い広い家をたった一人で好きなように使う生活が始まった。
新しい電話番号ももらったようなので、電話をかけてみることにした。

私が読み上げて、りょうたがボタンをプッシュ。
「れれ?使われていませんって・・・・」

日本と違って、ヨーロッパはどこの国もそうらしく、とにかく事務手続きが遅い。
電話もようやく番号をもらったけど、いっこうに使えるようにならない。
つまり、いま使っているのは、前の住人の番号なのだ。

ん~~~???
じゃあ、時々掛けてくれる電話は、前に住んでいた人の番号で掛けているってわけで、その国際電話料金は、誰のところへ?

仕方なく、その前の人の番号へ掛けてみる。

「ハローって出たら、別の人だったりしてね~」
と、ボタンをプッシュした後に冗談で言うと・・・・・



「ハ・ハローって言ったぁ・・・・・!!!!」

と言いながら、受話器を私に放ってよこして、隣の部屋へ逃げていくりょうた。

出てみると、すでに切ってしまっている。







「いや、あのね。お父さんだってロンドンに住んでいるんだから、電話に出るときハローって言うでしょ?」





気を取り直してもう一度掛けてみる。
「ハロー」と出たのは、紛れもなくパパンだ。

単身赴任で2ヶ月。
早くも子供に声を忘れられてしまったパパンであった。



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この記事へのコメント

2007年06月04日 17:15
いや、ほら、電話だと声が違って聞こえますし(笑)パパンの「ハロー」が流暢だったんですよ。

ちなみに私はこっちでも「はい、もしもし」って出てます。日本人しか、かけてくるわけがない。(大家さんがかけてくる予定の日だけ「アロー」)ベルギー人がかけてくるときは、間違い電話に決まってる。そのときも「はい」って出ると、すぐ「間違えた!」と気づきますしね。・・・でもときどき、「マダム○○にかけたんだけど!」「友達にかけたはずなんだけど!」みたいに粘る人が。アンタの友達なんて知りませんって・・・。
ノルウェーまだ~む
2007年06月04日 17:39
あるある~
私もノルウェーで、ものっすごいお年寄りと思われる人に、長々とくどくどとしゃべられたことがありました。
しかもノルウェー語で。
向こうもすごく困っているようなのだけど、どうにも出来ず、ほとほと困った記憶が…
ウチの場合、大家さんが不動産屋をやっていて、昔のお客さんとかが掛けてくるのが多かったなー
だから、違うんだってば!!と叫んでいたものです。

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