廃墟ブームと、病院ギャラリーの四谷シモン人形展

廃墟ブームなのだそうだ。
ワイドショーでは、若者が廃墟で肝だめしをするので、周辺住民が迷惑していたり、犯罪の温床になったりするという内容だった。

「廃墟」で検索すると、なんとその手のサイトの多いことよ!
しかし見ていくうちに、そのノスタルジックな佇まいが、確かに”そそられる”ことがわかってくる。

廃墟 Explorer
http://www2.ttcn.ne.jp/~hexplorer/

廃墟 デフレスパイラル‘ぼくたちの秘密の場所‘
http://home.f01.itscom.net/spiral/

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茨城県にある、「旧飛行の場廃工場」
このくらい朽ちている物件は割と少なく、近年廃墟となったような、熟成をまっている物件が多数ある。

我々もちょっと郊外に出ると、意外とよく見かける様な建物が、こんなにもたくさんあるのか?と驚かされる。

そういえば、うちの近くにも、ものすごくいい味出している木造アパートがあったが、昨年壊されてしまった。
全体をツタで覆われていて、夜中そのまま動き出しそうな、建物なのか生き物なのか分からないようなかんじだった。
なのに、時々洗濯物や傘が干してあって、それがまた謎をよんで、大層よかったのだ。

写真を撮っておかなかったのが、悔やまれる。



そんな廃墟となった物件を利用して、人形展を開いた人がいる。

球体関節人形を製作している 四谷シモンだ。

四谷シモン 公式サイト
http://www.simon-yotsuya.net/

彼のつくる人形は、どこか物憂げで、なぜか高貴な雰囲気を漂わせている。
キリストを思わせるような男性を、多く作っている。

ちょっとグロイようで一瞬ギクッとするが、人形の無機質な部分が、より一層人形であることを主張していてシュールだ。

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この人形たちを、移転したあとの愛媛県の整形外科病院で展示し、心泉社から写真集「病院ギャラリー717DAYS 2001-2003」として発表している。

なんか、こう・・・・病院ですかぁ?っていうところが、あまりにマッチしていて、ゾクゾクっとしてしまう。

そのほか、坂出市・鎌田醤油敷地内の洋館、「淡翁荘」が「四谷シモン人形館」として2004年7月6日から一般公開されている。

こちらは、一般の昭和初期の古いお屋敷で、そこの和式トイレや、廊下の押入れなどにそろっと展示してあって、むちゃくちゃこわ~い(?)のだ。

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2階廊下の物入れに飾られている「木枠で出来た少女3」


実は彼は役者としても有名な人なのだが、”エコール・ド・シモン”人形学校というのが、なんと近所にあることが判明!
どうやら、この辺りの出身のようで、外苑中学校卒業らしい。ねえねの先輩になる。

早速、調査に向かった。

エコール・ド・シモン
http://homepage2.nifty.com/ecole-de-simon/mokuji.html

地図を頼りにチャリを走らせると・・・・・
あれ?あれあれ?
看板が小さくてわからなかったのか、周辺をぐるぐる回ってみたのに見つからない。

あまりに挙動不審で、近所で泥棒が入ったら、先ず最初に疑われそうなほど、行ったりきたりしたのに、見つからない。

う~む。
謎めいているところが、また興味をそそられるのであった。


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この記事へのコメント

2006年11月02日 02:16
またもやヒット!(笑)我が家は廃墟好き夫婦です。
近所に、お屋敷というか、ちょっとした城のような廃墟があり、普段は封鎖されているのですが、(確かに崩れる危険がありそう)一回うっかり開いていて、入ることができました。が、そのときデジカメ持っていなかったのが無念。撮影の機会を狙っております。

 今でこそ、人形作家さんって多いけど、四谷氏は先駆けみたいな存在ですよね。だいぶ昔に、人形店で彼の作品の美少年を見たことがあるな。「エコール・ド・シモン」にはあこがれていましたよ。(笑)あらためて、まだ~むはステキな場所にお住まいだわ!学校でハロウィーンはあるし、ハイソ!(ハロウィーン前にはNY、当日はパリにいたのに、なにもありゃしませんでした。時折かぼちゃを見かけるくらい?)
サリーさま
2006年11月02日 11:19
まあ!廃墟好きだなんて~☆
ちょっと傾向は違うけど、もしかしたら、宝島から出しているVOW系もお好き?
うちにはむかし‘トマソン‘っていう写真集があって、外階段がついてないのに2階にドアのある家とか、どうやって使ったらいいのか分からないような、壁に向かって設置してある公衆電話とか…愛読書でした。
でも、今なんか公衆電話があっただけで、もう珍しい時代になってるんだもんね~(しみじみ)
2006年11月02日 18:08
VOW系も好きですよー。
と言っても、あまり見たことがないんですが、不思議だったり、笑えるの、好きです。
オダギリの「時効警察」にちょくちょくそれ系、出てましたよね!(あの番組はテンポ早すぎて、一回ではついていけなかった・・・ベルギーから帰国すると、ますますそうなるんだろうなあ。)
公衆電話か・・・。昔は家の電話すら黒かったのになあ。今ときたら、もう・・・。

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