‘ネムキ‘の「冨江」

ホラー系は結構好きなほうだ。
映画も良く見た。
今でこそ‘お笑い‘的なかんじだけど、「13日の金曜日」と「エルム街の悪夢」を一晩で7本いっぺんに見た事もあった。

子供の時に見て、相当なトラウマになったのは、「オーメン」と、この「エルム街の悪夢」「ローズマリーの赤ちゃん」
でも、大人になってから見ると、そうでもないよね。

‘リング‘も‘らせん‘も大丈夫。


そんな私が、どうしても駄目なものがある。

・・・・・それは、何を隠そう‘ほんとうにあった怖い話‘なのだ。
略して‘ほん怖‘

‘ほん怖‘と言えば、朝日ソノラマで出している月刊少女コミック誌である。

ほんとうにあった怖い話 HP
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/kowai.html

実際に私は、この月刊誌を読んだ事はない。
なぜなら怖いからである。

それがどうした訳か、読む機会に恵まれてしまった。

これもノルウェーにいた時の話だ。

‘ほん怖‘と同じ朝日ソノラマから出ている、‘ネムキ‘という別の月刊誌がある。
これは、正式名称が‘眠れぬ夜の奇妙な話‘なのだが、読むと間違いなく眠れなくなる。

この雑誌を好きな人が、ノルウェーの駐在員の奥様の中にいて、みんなで回し読みしていたのだ。

画像


ネムキ 紹介
http://www.asahisonorama.co.jp/hp/nemuki.html

始めはどんな漫画雑誌か、良く知らなかった。
そしてどど~~~んと、7冊くらいが我が家にやってきた。


不思議な話・・・・・であるから、いわゆる少女向けのファンタジーが中心だ。
だから、ちょっと不思議だったり、少しだけグロかったり・・・

この中で、お気に入りは、今 市子の「百鬼夜行抄」
絵もきれいだし、お話が不思議で不気味ながら、こころ温まるストーリーになっている。

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<ストーリー>
生まれ持った才能で妖魔を集めてしまう飯島 律。
いとこの司ちゃんとの、微妙な関係を保ちつつ,普通の人には見えない妖魔たちが抱える「過去の想い」と対峙しながら、切なく愉快な日々を送っている。

出てくる妖魔が、どれもちょっとおちゃめで、ユーモアたっぷり。
妖魔たちが集まってきて、家で酒盛りを始めたり、怖いのやら楽しいのやら??

百鬼夜行抄 電子書籍コミックオンライン
http://www.ebookjapan.jp/cpyahoo/title.asp?titleid=3960&OVRAW=%E7%99%BE%E9%AC%BC%E5%A4%9C%E8%A1%8C%E6%8A%84&OVKEY=%E7%99%BE%E9%AC%BC%20%E5%A4%9C%E8%A1%8C%20%E6%8A%84&OVMTC=standard


さて、その‘ネムキ‘の中に、「ほんとうにあった怖い話」が、載っていた。
これが漫画にすると、ごっつ怖いのである。

つまり何が怖いって、「本当に」あったっていうところが駄目なわけ。
それが、「本当に」あったかどうかは別として、本当にありそうな話ばかりなのが、マジ怖いのだ。




しかし、私の中にある、「本当に」あるのか、「ファンタジー」の話なのかと言う線引きを無視して、もうひとつどうしても怖い話がある。

それは・・・・「冨江」

もう、家の中の本棚のあそこの段に、「富江」の載っている号の‘ネムキ‘があると思うだけで、その部屋に入れなくなるくらい怖かった。

伊藤潤二作 「富江」は、雑誌「月刊ハロウィン」が募集した『楳図賞』の第一回佳作に入選した作品らしい。
確かに絵は、楳図かずおを彷彿とさせるものがある。
(それだけで、充分怖いよ~ぉ)

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<ストーリー>
女子高生富江は、だれもがその美しさに取り憑かれてしまうような美人である。
富江の虜になった男性は、彼女に足蹴にされながらも、自分ひとりのものにしようと、彼女をバラバラに切り刻んでしまうのだ。

海辺の洞穴に捨てられた彼女の死体を、しかし男は毎日見に行く。
醜く刻まれた肉片は、少しずつ形を取り戻し、富江の美しい顔が、その男をますます虜にしていく。

いつしか男の生気を吸い取って、元の体を取り戻した富江は、また次の男に切り刻まれていくのであった・・・・

と言う具合に、毎回死体から富江に、または冨江から死体になる話なのだ。
時には何度も何度も切り刻まれて、その肉片が増殖していき、たくさんの冨江が生まれてしまう話もある。

とにかく怖い。
そしてグロい。

悪魔のような女だと、分かっていても虜になっていく男たちも、ある意味怖い。

実写映画もあるみたいだけど、当然観ない。
お金もらっても、観ないもんねっ

今のところ、私の怖い話ナンバーワンなのである。


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この記事へのコメント

2006年10月24日 01:56
波津さんが好きです♪(だれも聞いてないですね?)
「富江」ですが、実はマンガは知らず、映像のほうのストーリーだけ読んでさんざんドキドキした挙句、勇気を出して宝生舞版を見ましたが・・・つまんなかったんですよ、実は。あまり怖いとも思いませんでした。マンガのほうが盛り上がれそうです。他のバージョンは、怖いのかなあ。

夫が急に「佐伯日菜子のエコエコアザラクが見たくなった」とか言って、日本出張で、中古ビデオを買ってきました。それをNYで受け取って持ち帰った私。なんなんでしょう、わたしたち・・・。他にパッケージを見もせずに受け取ったDVD集は「怪奇大作戦」。古いテレビ番組のようですが、これはなんだかマジで怖そう。

我が家もホラーな秋になりそうです。
ノルウェーまだ~む
2006年10月24日 10:01
「怪奇大作戦」ですか?誰がでるのかしら。
怖そうでもあるし、微妙そうでもあるし…
「富江」映像ではいまひとつですか?ちょっとホッとしてしまった。
マンガはとにかく怖いのよ。絵のタッチが楳図かずおだからかな。
私子供の頃、彼の怪奇小説を立ち読みして、電車に轢かれてはらわたが出ちゃうシーンを見てから、トラウマで…
依頼、まことちゃんを見ても怖い。あの、まばたきしてなさそうな目が、もう怖いのです。
2006年10月24日 23:38
私もダメなんです、楳図かずお・・・。
あの人、冷静に見ると、絵も話もすごくうまいんですよね。(本人はへろんへろんなのに・・・)だから余計リアルで怖いんですけど。
私は実際にホラーシーンではなく、まことちゃんで、まことのいたずらに怒ったおねえちゃんが、廊下を走って追いかけて転んで、胸がつぶれた!というシーンで気持ち悪くなり、(笑)それから「漂流教室」で、パニックを納めるために、教頭先生がメガネを子供の腕に突き刺すシーンで、吐きそうになりました~。
うまいからこそだな、と今なら思います。「漂流教室」ときたら、アメリカンスクール舞台でしゃれた感じの映画作ったり、ラブストーリー系のテレビドラマにしたり(腹立って、見ませんでしたけど。)みんな楳図かずおをナメすぎだと思う!そんなんじゃなーい!!
ノルウェーまだ~む
2006年10月25日 00:26
「漂流教室」はドラマだけ見ました。
私は、楳図作品とは知らずに見たので、あれはあれでよかった気が。
でも最後に出てきたミュータントっていったい??ってかんじだった。マンガだったら100倍怖かったんだろうな~
けっこう前からフワコ
2006年10月27日 21:38
あら~!
わたし、ほん怖もネムキも創刊号から買ってます♪百鬼夜行抄も持ってます。でも、ネムキは最近、買ってないの。百鬼だけ立ち読み。ホラー漫画全勢の頃はハロウィンっていうのもあって、そこから『カルラ舞う!』とか始まったんだけど、姉妹誌だけが残ってしまいましたねぇ。
ノルウェーまだ~む
2006年10月28日 00:01
大変失礼いたしましたぁーっ!わたしってアホですね。ドスドスッ(壁に頭を打ち付けている音)
さすが、フワコさま!あの明かりのない大自然の中で、ほん怖とネムキ読んでたあなたって、すごすぎる~
百鬼はねえねが欲しがっているのだけど、蔵書のあまりの量に、もう本棚を置く壁もない我が家でした。

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    Excerpt: 公開1週間だというのに、りょうたにせがまれ、2度目のデスノートを観に行った。 わたしてきには、試写会も見たのでそれで充分、っていうか、同じ映画は2度劇場では観ないというのが、ポリシーなのでちょっとね.. Weblog: ノルウェー暮らし・イン・ジャパン racked: 2006-11-13 23:56