「クワイエット・プレイス」☆愛は勝つ?

暗いのが怖いというホラーの常識を覆して、音がしてしまう恐怖と戦うという新ジャンル。
初めはいかにもB級ホラーなかんじで全く観るつもりなかったのだけど、意外に良い評判も聞こえてきたので久しぶりの映画はこれに決定。
なるほど!怖いだけじゃない、家族の愛がそこにあった。


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「クワイエット・プレイス」 公式サイト

<ストーリー>

音がすると俊足でやってきて捕食してしまう謎の生命体の存在で、人類は絶滅しかけていた。
3人の子供を連れて静かに逃げてきた家族は、農場で生活を始める。
一番上の娘は、自分が与えたおもちゃの音で末の弟が捕食されたことを悔やんでいて、父(ジョン・クラシンスキー)から嫌われていると思い込んでいた。
いよいよ母(エミリー・ブラント)の出産が迫り、出産時の音を消すために息子は花火をあげるのだが・・・・


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上着を沢山着ていて寒そうなのに裸足なのが、逆に石を踏んで「痛っ!!」って言っちゃいそう…

まずはこの謎の生命体がどこからやってきて、どのようなもので、いつからこうなのか最後まで全く説明が無いというのが良い。
こういった映画は辻褄が合わないと今一つ、でもキチンと説明し過ぎても破綻するわけだから、いっそ何も判らないほうが潔いのかも~~

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年頃の娘と父との葛藤がこの映画の特筆すべきところ

「愛する者を守るために謎の生き物や敵と戦う」のはホラーやアクションものの王道なわけだけれども、この映画はその一歩先を行っていて、更に繊細で複雑な家族の気持ちのすれ違いを、台詞が無い中でもしっかり描いていて、思わず涙してしまうのだ。

とはいえ、地下の実験室(?)に入らないよう娘に強く言う意味はちょっと解らないなぁ…

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花火をあげる重責を息子くんに負わせるのは可哀相~~
健気に頑張るノア・ジュプくんがカワイイ☆
特に穀物倉庫に転落した時はまさに手に汗握ってしまったwa

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家族が一丸となって母を守ろうとするのだけれど、そもそもこんな時に子供を作っている場合!?
ともかくあまり泣かない赤ちゃんで良かった~~♪

怪物の造形は楳図かずおの「漂流教室」っぽくもあり。ハッピーエンドともそうでないとも取れるラストもなかなか良い☆
だいたい電気はだれが供給してるの?とか、アメリカならシェルターが家にあるのでは?とかツッコミポイントもあるけれど、それを上回る緊迫感と伏線の回収のしかたがなかなかに秀逸。
私だったら~~早めにパクリとやられたい。



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