「悪女/AKUJO」☆今までにないタイプのサスペンスラLOVEアクションムービー

これは面白い!
予告編を見るとなんだかゲームの画面を見ているようなカメラワーク推しで、てっきりB級アクション映画と思っていた。
ところがどっこい韓国映画ならではのじっとりとした愛憎劇に、韓国映画ならではのピュアラブロマンスあり、韓国映画ならではの容赦ない血しぶきも勿論だけど、スタイリッシュな映像で目まぐるしく場面転換する手法も見事で飽きさせない。


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「悪女/AKUJO」 公式サイト (2月10日公開)

<ストーリー>

幼い頃父親を目の前で殺されたスクヒ(キム・オクビン)は、犯罪集団に殺し屋として育てられるが、いつしか育ての親のジュンサン(シン・ハギュン)に恋心を寄せるようになり、二人は結婚する。
しかし敵対組織に無残な姿で殺され、スクヒは怒りにかられて相手組織をたったひとりで壊滅させる。
警察に拘束されたスクヒは、10年間暗殺のミッションをこなす約束で国家直属の暗殺者としての第2の人生を送ることになった。
監視役として隣の家に住んだヒョンス(ソンジュン)といつしか恋に落ち結婚するが、結婚式の最中に暗殺の指令が下りる。その相手は…


『暗殺する相手は、かつて愛した男だった…』という話は韓国映画によくありそうなパターンだけれども、ここに様々な要素が盛り込まれているのが面白い所。

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とにかく冒頭からものすごいアクションはまるで自分が戦っているような目線で度胆を抜かれる

スタントマン畑から監督になったチョン・ビョンギル監督は「殺人の告白」の監督。
アクションのプロが考えただけに、とにかくとんでもないアクションを、いったいどうやって撮影したらこうなるの?というカメラワークで次々と魅せてくる。
特に長回しワンカットに見える冒頭の50人壊滅シーンや、トンネルの日本刀バイクと、ラストのバスのアクションは圧巻!!

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童顔なのにクールビューティーな哀しき暗殺者役のキム・オクビンは、元々テコンドーとハプキドー(?)の黒帯を持っていて、90%のアクションを自分でやっているのだそう!

アクションも凄いしとにかくカッコイイ☆整形美人という役回りも韓国ならでは?

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目にも留まらないアクションから一転して、ピュアな恋物語が始まると静かな時間になり、メリハリが効いている

こんなに人を殺す映画だけれど、不倫は絶対しない韓国の倫理観が面白い(笑)そして子役ちゃんがとっても上手☆

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美しき暗殺者はウェディングドレスでも暗殺する

回想シーンを見事なカメラワークで繋ぐところも上手い。
ほんの少しずつ謎が解き明かされていくのを言葉で説明せずに映像で気付かせていく点も素晴らしいけど、時々目まぐるしすぎて、どうだっけ?となる部分もある。

父親が殺されるところを目撃するシーンで、娘に笑顔を見せながら死んでいくところは思わず涙。

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「見せてあげる、あなたが作った私を」 かつて愛した男を心から憎めるのか・・・?

スンヒの娘ウネが、ジョンサンの子供であったかどうかは、最後まで伏せられていたけれど、そうで無かったらいったい誰の子だったの?スンヒが言った「わたしはもうしたよ?」の一言が気になって…

含みを持たせた映像も、複雑に絡み合った物語も、見た事も無いカメラワークもどれも秀逸。
でも「悪女」と言う題名だけはちょっと違うのでは…?と思ってしまう。ラストのニヤリだけで題名が決まったような~~彼女はこのあと「悪女」になっていくということかしら?


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