「DESTINY鎌倉ものがたり」☆鎌倉推し

この季節に、このハリボテ感たっぷりのCGで、誰目当てで作られたのかな?こんなに豪華キャストで、こんな大物歌手使って物凄いお金かけてそうなのに、こんなにB級感あって大丈夫なのかな?と正直心配な気持ちでいっぱいだったのだけど・・・・
なかなかにじんわりと泣けて、細かい伏線もきっちりと作り込まれている、実は子供から大人まで観てほっこりする良質なファンタジーだったyo!!


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「DESTINY 鎌倉ものがたり」 公式サイト(12月9日公開)

<ストーリー>

小説家の一色先生(堺雅人)と新婚旅行から戻った亜紀子(高畑充希)は、初日からカッパなどが出現する、不思議な鎌倉での生活がスタートした。
130歳のばあや(中村玉緒)にお料理などを教えてもらいながら、つつましくも楽しい暮らしをしていたが、ある日亜紀子は何者かに足をすくわれ転倒してしまい、うっかり魂が抜けだしてしまうが、気付いて戻った時には自分の身体がなくなっていて…


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趣のあるお邸や、風情のある街並みは確かに情緒豊かな鎌倉ならではの雰囲気

普通に物の怪が店を出す「夜市」など、風情を通り越して子供向け映画「妖怪大戦争」っぽいので、ざっくりと見逃していたら、なんとここで亜紀子が手にする骨董品やガラクタには伏線があって・・・・
意外にも丁寧に細かいところで作り込んでいた作品だったのne

それにしても江ノ電はいいとして、鎌倉彫やハトサブレーなど鎌倉観光協会が協賛?などと思ってしまったり(笑)

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物の怪や妖怪、幽霊なども仲良く暮らす鎌倉では、鎌倉署の刑事さんたちがどちらかというとカッパっぽかったり犬っぽかったり…

設定は昭和初期??先生は鎌倉署の捜査にも協力する~~とかは、ちょっと「京極堂」に似ている?でも原作の「鎌倉ものがたり」は小説かと思ったらコミックなのね…それで納得。
コミック原作とは言え、要潤演じる刑事さんが犬顔に変化するなど、人間のほうが妖怪に近かったりするのはちょっと要らなかったかなぁ。

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物音で天井裏をつつくと、貧乏神が落ちてきて・・・・

新妻の亜紀子と貧乏神が、欠けた茶碗と100円ショップのお茶碗を交換するエピソードがほっこりして好き♪
そしてここは実は重要ポイント。

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全編に渡って描かれる『夫婦愛』が実に温かい

吉行和子と橋爪功の老夫婦がまたいい!
夫が亡くなるのを近くで見守って、同じ江ノ電で一緒に黄泉の国へ向かうなんて素敵でしょう?
って、近くに江ノ電走ってない人はどうすればいいの???

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亜紀子を黄泉の国まで取り戻しに向かった先生は…

黄泉の国の姿は自分の想像力ってことで、どうしてロケットランチャー出さなかったかな?と思って観ていたら、その訳はエンドロールで判明。
そこで初めて細かいところに伏線が隠されていたことに気付くと言う(それで竹刀しか出さなかったのね)、なかなかに憎い演出が。

それにしても壮大で美しい黄泉の国のCGは、さすが「ALWAYS 三丁目の夕日」チーム。妖怪たちはややチープでも大自然の中に浮かぶ黄泉の国の造形は見事!!


これは年末にかけて家族連れで観に行ってほしい映画。
ちょっとだけ距離が広がってきたご夫婦も、高畑充希ちゃんの初々しい新妻姿を見て思わず笑みがこぼれたら、もう一度お互いを想い遣る気持ちが蘇ってくるかも!?


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