「ラ・ラ・ランド」☆夢と現実

夢を叶える史上最高にハッピーなミュージカル映画!という印象を強く与えたCM作った人の腕がすごい!!
勿論本編も素晴らしいのだけど、実際にはハッピーなだけではないほろ苦い大人の夢語りにぐっとくる作品なのだ。

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「ラ・ラ・ランド」 公式サイト

<ストーリー>

オーディションに落ち続けるミア(エマ・ストーン)は、美しいピアノの音色に惹きつけられてとあるバーへ入ると、クビになったばかりのピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)と出会う。
パーティー会場で再会するもぶつかってばかりの二人だったが、次第に惹かれ合っていた。
一緒に暮らし始め幸せな時を過ごしていたが、セブは自分の夢を叶えるために人気バンドのメンバーに加わって全国ツアーに出たきり、ミアは自ら脚本を書き独り芝居の舞台に向けそれぞれの夢を追いかけはじめていた・・・・

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ワンカットで撮影された冒頭のハイウエイでのシーンや最高に盛り上がるパーティのシーンは、もう100回リピートして観たいくらい♪

いったいどれくらい練習したの!?な、寸分のミスも許されないハイウエイでのダンスは、上りと下りの車の向きが同じ事以外は、もうミュージカル史上最高のカンペキさ!!
パーティでプールへザブンザブンと人が飛び込むのに、カメラがちっともグラリとしないところも、作り手と役者のプロ根性をひしひしと感じる。

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CMで見過ぎたため、このシーン↑がいつでるの?いつでるの?とそればかり気になって(笑)

唐突に歌が始まるミュージカルが苦手だった私にも自然に入り込めたのは、主軸となるのが音楽だったり、感情を表現する為に思わず口ずさんだのが歌・・・のような展開が違和感なく馴染みやすかったから。
そして舞台やミュージカルでよくある、やたら良く通る声で突き抜けるように歌っていくのではなく、ライアンとエマのややかすれた声がぐっと自然体だった事も大きい☆

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CMのパワフルな印象が強すぎて、アドリブ?と思うくらいに長回しでの二人の自然体なやりとりは、時としてダレるところも・・・

音楽好きの人なら大歓迎かもしれないけれど、曲をまるまる全部歌うのは私はちょっと苦手。
CMくらいのポンポン!とした歯切れのよい曲の使い方なら満点だったかも。

沈んだ心情や苦悩したりの時は勿論静かな曲で・・・・・と、台詞や歌詞ではなく曲調で表現するところは実に秀逸☆

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皮手袋を脱いだライアンが、たった数か月でピアノを習得したとは思えない見事な演奏を吹き替え無しで披露~~~さすが一流の役者はすごいね!

アカデミー賞俳優となると痩せたり太ったり自在だったりもするけど、どんな役でもこなすには、それなりの努力が必要なのよね。
この映画も、一見『諦めなければ夢は叶う』ような単純なストーリーなんだけど、挫折と苦悩と努力の積み重ねでもあるわけで。
そして全ての夢が叶うことは難しいのだ・・・・

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ラストの展開では、ぽかん~~と思わず口を開けて観ていた私

フライパンで料理していたセブは、もしかするとずっと独りで待っていたのかも・・・・・と思うと切ないけれど、二人が交わした笑顔に心救われる☆
この映画が愛も夢も全て手に入れる希望だけにに満ち満ちたハッピーエンドで終わらなかったからこそ、高く評価されているのかもしれない。


途中、2度ほど「留守宅に人」で超ドッキリするときのライアン・ゴズリングが最高!!
家のテレビで『一番怖いドッキリは、居ないと思っていたところに人がいた』という番組を見てから出掛けたので、一人で必要以上に笑っちゃった(爆)


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