「10クローバーフィールドレーン」☆八方塞がりな恐怖

結局どこにいても最悪。
主人公と共に観客も、何処へ逃げても最悪の事態であることに、薄々気づきながらも、いちるの望みを持って最後まで観てしまう。
この一体感がたまらない~~



ラストは冷静に考えたら最悪なんだけど、助けを求める側から助ける側へと一歩を踏み出した暗がりのミシェルが、なんだか眩しい。


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「10クローバーフィールドレーン」 公式サイト

<ストーリー>

恋人の家から飛び出してきたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、ハイウェイの途中で事故に遭い、気付いた時にはシェルターの中に居た。
事故を起こしたハワード(ジョン・グッドマン)が彼女を助けたと言うのだが、何か胡散臭い。
外は襲撃に遭い人類は滅びかけていると、自らシェルターへ来たという男性エメット(ジョン・ギャラガーJr)と共に、シェルターでの生活が始まるのだが・・・・・


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何度も脱走しようとするが、汚染された状況を目の当たりにし・・・・

本当かウソか?
小さな除き穴から見えるところにも、汚染されて死んだ家畜や助けを求める女性の形相を見て脱出は断念。
気付いたらシェルターに居て、「状況が判らない」恐怖がハンパない。

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初めからちゃんと説明してくれたら、ここまでビビらないのにぃ~

事故後気付いたら監禁部屋で鎖に繋がれていたのだもの、そりゃ驚くよね。
でも事故を起こしたのに病院にも連れて行かない、正論のようでいて、なんだか変??というところと、優しそうに見えてすぐキレるハワードに、恐怖は募るばかり。

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ジュークボックスで音楽かけたり、人生ゲームやジグソーパズルをやったり♪
中盤、なんとなく楽しいシェルター生活になっているのが、ちょっとだけ面白い。
恐怖を感じている時や限られた空間での圧迫感は至近距離からの映像で、解放感は部屋を広く映すなど工夫されていて、なかなかに秀逸。

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どこに売っているのでしょうか?なんでも溶けちゃう溶液で、本性を現し始めるハワード。
まあ、ガソリンスタンドで給油をしていたときに、既に目を付けていたのは明らかなんだけどね☆

いつまでも治らないエメットの腕に関しては最後まで判らず。
グロかったり恐ろしかったりするシーンは極力見せない事で、「よく判らない事による恐怖」を煽り、余計に恐怖感が増す手法は見事。

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最大の見せ場となる宇宙人との対決のときにも、アヒル柄の防護服で抜け感を演出

恐怖→安堵→恐怖→安堵・・・・・・と、恐怖の波状効果が最高!

傑作と言われている前作の「クローバーフィールド」は未見なのだけど、こちらも面白いのかな?
宇宙人が襲撃してくる話は、基本好まないのだけれど、好き嫌い言わないで見てみようかしら~~




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