「猿の惑星 新世紀(ライジング)」☆シーザーの男前度

ようやっと観れたーっ!!
かなり評判良かったので、ちょっと期待して行ってもいいかな♪と思ったら、2Dでも十分伝わる3D感(3Dや4Dならさぞ見事だったことでしょう)もさることながら、戦うことなしには生きられない動物の悲しい性が、その先に続く未来の希望と不安を掻き立てて、見どころも十分で満足まんぞく。


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「猿の惑星 新世紀(ライジング)」公式サイト

<ストーリー>

森へ逃げてから10年、シーザーをボスとした猿たちは手話と言葉で会話をし、馬に乗って狩りをするまでに文明を進化させてきた。
そこへウイルスの被害を生き延びた人間たちが、ダムによる発電をするために森へ調査にやってきて猿と出くわす。
一触即発で駆け引きをしながらも、人間との共存を図るシーザー(アンディー・サーキス)と人間のマルコム(ジェイソン・クラーク)だったが、シーザーを倒してボスの座を奪おうとするコバにより、戦いの火ぶたが切って落とされ・・・・


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たった10年でここまで進化できるのかは別として、電気もガスもなくても生き延びられる強さがある

しとしとと雨の降るシーンも多い今作。
4Dで観たら、さぞ服がしっとり濡れてしまうでしょう・・・・・4Dでなくても臨場感はハンパない。
猿の息が顔にかかりそうなほど!
4Dだと草木の匂いがしてくるらしいけど、猿の獣くさい臭いでなくて良かったねーと思ってしまうくらい近くて、まるで自分が猿の仲間になった気分。

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調査隊には、必ず臆病者がいる

必要以上に怖がったり怒ったりして、事態を悪くしていくフラグの立った人が必ず一人いるものだけど、その役目がここでは「白人」なのがミソ。
呆れかえった黒人に悪態をつかれるところは、どんな土地にも武器を携帯して侵略しに行ったことへのメタファーだろうか。

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アンディー・サーキスがモーションキャプチャーで演じた猿のシーザーは顔立ちも男気も男前!

猿の顔がみんな似ているわけだけど、クマに引搔かれて目印の傷のついた息子と、前作で人間(ハリポタのマルフォイ)から虐待を受け憎しみを持ち続ける極悪顔のコバと、主要な猿はちゃんと見分けられるようになっている。
奥さんはドレッドヘアだし☆

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馬の背にしゃんと背筋を伸ばして乗り、徒党を組んで人間界へ降りていく猿たち
戦士のペイントをした凛とした姿は、ネイティブアメリカンやかつてその土地に住んでいた人たちを表しているのか。

馬にまたがる様子は、思わずかつての「猿の惑星」シリーズを思い出し、ちょっとぐっときてしまった。

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極悪顔のコバも、シーザーにちゃんと従ってきたけれど・・・・

武器を池へ投げ捨て、戦わずに和解の道を模索するボスのシーザーも、猿の本能に基づいて群れを率いようとしたことが間違いのもと。
たとえ銃を使わなくても、ボスの権威を示すためにコバを『タコなぐり』にしたのでは、思考も感情も進化してきている猿には反発を買うだけだったのにねぇ。

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ドレファス(ゲイリー・オールドマン)率いる人間チームは武器をいっぱい所持して応戦

もうここまでくるとスッカリ猿の味方になっている私。
迫力の戦闘シーンと、猿の圧倒的傷の治りやすさに驚愕しながら、ラストまで一気に楽しめる。

森を出た彼らの今後に希望と不安を覚えつつも、のちにこの地球全体が「猿の惑星」となっていく日は、そう遠くないのかな・・・と思ってしまった。




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