「プロミスト・ランド」☆すべては誠意

今アメリカでも大きな物議をかもしているタイムリーな「話題」であり、しかも「問題」のシェールガスについて、真剣に真っ向から取り組んだ社会派ドラマ。
かなり興味を持って見始めたのだけど・・・・


真面目にとうとうと話すシーンが多かったので、中盤寝てしまったぁー(涙)
マット・デイモンだからといって、アクションしながら喋るわけにもいかないのは解るのだけど。


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「プロミスト・ランド」公式サイト(8月22日公開)

<ストーリー>

大手エネルギー会社の若き幹部候補生のスティーヴ(マット・デイモン)は、不況にあえぐ田舎町に、相場より安くシェールガスの採掘権を買い占めるために、相棒のスー(フランシス・マクドーマンド)とともにやってきた。
はじめは救世主のように歓迎されたスティーヴだったが、科学の教師と環境活動家の反対運動により、雲行きはあやしくなる。
賛否を決める住民投票までに、賛成票を集めるべく住民目線で説得して回るスティーヴは・・・・



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大手エネルギー会社の幹部候補生、何の迷いもなく利益優先で成績を上げる有能な若手社員だった

シェールガスとは・・・・・
今まで岩の隙間から漏れ出た天然ガスを吸い上げることでしか採掘できなかった天然ガスを、技術革新により頁岩(けつがん)=シェールという堆積層から直接横へ掘り進めることが出来るようになり、あるのは判っているのに掘り出せなかったガスを採掘できるようになったのがシェールガス。


今問題となっているのは、石油や原発に代わるこの次世代エネルギー採掘に、こぞってベンチャー企業が参入することで、採掘の費用が安価ではないのに、供給過剰でガスの価格が下がってしまった→→→次の開発する土地を安く買い叩かないと採算が取れないという事。
しかも利益優先で、手抜きによって本来漏れ出ないはずの化学物質が土壌に染み出たり、廃液を川へ流したりする悪徳な企業も現れているという現状。
          By エネルギー企業エンジニアのパパン

・・・・・・というような基本知識がないと、この映画は間違った印象を植え付けかねない。

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相棒のスーと共に、田舎ちっくな服装を用意して、いざ潜入

上質なスーツから、やぼったいネルシャツに着替えて、田舎の人の懐にぐっと入り込む作戦は、結構うまくいき・・・・
1軒ずつ廻って賛成意見を取り付けるだけでなく、お祭りを企画したりとスティーヴの敏腕が冴えて、いい方向にいきかける。

しかし~~~で、邪魔が入って、最後は自分の生き方を見直して、結局、今の地位を捨て田舎暮らしを選ぶ・・・・というのは予告を観なくても予測できるのだけど、実はそう単純ではない衝撃の真実が待っているのだ。

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住民集会で地元の教師が、環境問題について提言する

これで一攫千金!と浮き足立つ住民を抑えて、環境問題についての説明を求める地元の科学教師。
これは当然。

そしてこの辺りから寝てしまった私には、あれこれ言う資格はないのだけど、この彼の企業が悪徳であるのか、きちんと環境汚染しないよう正しい採掘を行っている企業なのかは映画では解らない。
(ただ、他の企業より安価で買い占める・・・・・とあるので、『悪徳』な企業なのだろうと推測できるかな)

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目の前で反対運動を繰り広げる『環境活動家』のジョン(製作・脚本のダスティン・ノーブル)

どこにでも現れる『環境活動家』
この映画の意外な展開は別としても、実際『環境問題を持ち出して反対運動をする』活動団体(グリーン○ースやシーシェ○ードとか)というのは、環境の未来を危惧している、又は環境を危惧していることで印象を良くしようとしている著名人・資産家からの寄付で雇われてて活動している人が多いのが現状。

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祖父と約束した『自らの手で大切に守り続けることの意味』に気付いて・・・・

何度も書いたことではあるけど、石油掘削船の碇に自らの体を縛り付けて、船が出港するのを何日も交代で阻止し、1日で数千万単位での損失が出させたりと、活動家のやることは大抵過激だ。
しかし、港から少し離れたところに止めてある大型掘削船のところまで、エンジンをかけて船で来ていることに対しては、どう思っているのか???

事実この映画でも環境活動家は、偽の写真を使ったポスターで反対運動を展開していたのだ。



いずれにしても、この映画が新しいエネルギー開発がすべて環境を破壊するものだという、誤った認識を植え付けることなく、正しく環境を考え、入念に精査し、正しく未来を見つめていけるきっかけになればいいと願わずにはいられない。



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