「ローン・レンジャー」☆翻訳の力量

白塗りにしようとしまいと、最近のジョニーは作品を選ばない・・・・と思って観たし、ディズニーだしね・・・・とも思っていた。
既に観た方の評価もジョニーファンでもこんなかんじ?といった印象だったので、かなり低めの期待値で観たのが、逆に良かった!?
前半のテンポの悪さはいかんともしがたいけど、ド派手なアクションに雄大な景色、小ネタ満載の『王道エンターテイメント』は、夏休み映画にぴったりで十分楽しめる作品だった。




ディズニー映画にしては残虐に人が死ぬシーンあり、次々と大勢撃たれるシーンあり。
ディズニー映画だからこその勧善懲悪も、今までのように単純ではなく、「実は・・・」な設定もあり。

セットを使わず、本物の景色の中で挑んだ撮影は、逆に屋根から飛び降りる白馬のCGが目だって陳腐に見えすぎちゃうほどの、本格的なアクションシーンがとにかく凄い。

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「ローン・レンジャー」公式サイト

<ストーリー>
アメリカ開拓時代。
取り逃がしたブッチ(ウィリアム・フィクナー)を再び捕まえて絞首刑にすべく、レンジャー部隊のダン(ジェームズ・バッヂ・テール)は妻と息子を置いて、仲間と荒野へ出かけていった。
待ち伏せを受け全滅したレンジャーたちだったが、子どもの頃の忌まわしい事件のせいで復讐に燃える悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)に、唯一助けられたダンの弟ジョン(アーミー・ハマー)が、事件の真相に迫っていくが・・・・



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遠くの町で検事となっていたジョンが故郷に帰ってみると、昔愛した人(ルース・ウィルソン)は兄の奥さんになっていた・・・・

まだ互いに想いを遺す二人の眼差しが、あまりねちこく無いのがさすがディズニー。
でもこのかんじが丁度いいよね☆


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謎の白馬シルバーと話ができるトントは、仲間の先住民からも『頭のおかしなやつ』と言われている

もともとはテレビドラマだったものを映画化した「ローン・レンジャー」
「ダークシャドウ」の時もそうだったけど、どこか2枚目半な役柄をやりたがるジョニーは、まさに彼がほんまもんのイケメンだからこそ成せる技?
格好つけて超イケメン映画にしか出演しないスターより、ずっと心のイケメン度高いよねっ♪


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象牙の義足を持つレッド(ヘレナ・ボナム=カーター)は、娼館のボス

お得意のドレス姿のヘレナは、マシンガンを仕込んだ義足で大活躍。
どうしてマシンガン?と思うほど、あまり重要性を感じない役だったけど・・・・・ラストの大切なシーンでしっかり活躍。
さすがの存在感だわ。


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はじめこそ意見も食い違う相棒だったけど・・・・

窮地を救われたのに、トントをあっけなく見捨てるジョンって~~
そんな二人が最後にはタッグを組んで旅に出るのは、続編を作る予定なのかな?
年齢的にはそろそろキツイはずなのに、これからアクションの多い映画シリーズになっちゃって大丈夫かしらジョニー?

それにしても、埋められた二人の間を先住民の馬たちに続いて騎兵隊までが馬で走り抜けるシーンは、CGじゃない分、本気でハラハラ。馬に乗っている人も、埋められている人も凄いわ・・・
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鉄道会社に騎兵隊vs先住民vsトント&ローン・レンジャー

マスクをつけていても最初からしっかり正体がバレているし、マスクをつける意味が最後までよく判らなかったなー
キモサベも「とがった弟」も、どことなく訳判らん・・・・のは、翻訳のせいかも。

本来なら子供っぽすぎない、アクションあり殺人アリ、恋アリの王道エンターテイメントは、ほどよい青少年向きの映画なはずなのに、イマイチすっきりと超面白い!とならないのは、前半モタついていたのと、この翻訳のせいかなと勝手に判断。


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まさに白馬の王子なはずが・・・・

ジョニーもそうだけど、アーミー・ハマーもイケメンなのに2枚目半をやりたい派らしい。
ちょいちょい面白いことをやったりするところはキュートなんだけど、体が大きすぎるのか、白馬で颯爽と駆け抜けるシーンは相当にカッコイイはずなのに、どこか動きが重たい。


この映画の要でもあるトントの・・・・・・ぬおーっ・・・・・・とした雰囲気は、独特でいてそれが面白いのだけど、他の部分もそのぬおーっというテンポに引きずられてしまったかんじ?
もう少し緩急つけて、白馬のローン・レンジャーの俊敏な動きとの差をつけていたら、かなーり面白いと思うのだけどなぁ。






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