DVDまとめてレビュー☆台湾映画「恋人たちの食卓」「非情城市」「言えない秘密」

もうすぐ台湾旅行予定の私。
思えばあまり台湾を舞台にした映画って、見たことなかったかも。
というわけで、準備が忙しくなる前に、台湾気分を盛り上げておこう♪

まだ~む的★は満点が★5つ。


画像「恋人たちの食卓」(1994年)
★★★★

台北に住むチェ氏は16年前に妻を亡くしてから、家事全般をこなしていた。
適齢期の娘3人は、5つ星ホテルのシェフだった父の手料理を、毎週末家で食べるのが慣わしだったが、頑固な父との距離を感じて、早く結婚して家を出ようと画策していた。
真面目な長女・才色兼備な次女・女子大生の末娘の、はじめはすれ違っていた父を想う気持ち・互いに対する想いが次第にほぐれていき・・・・・


どこにでもある、誰にでもある日常が描かれてて、これでアカデミー賞外国語映画賞なの?と思っていたら、なんのなんの。
一番ぶつかり合っていた次女と父の心が、触れ合うラストがぐっとくる!娘なら、人の親なら必ず泣ける映画。
ちょっとほろ苦く、ちょっと温かい、家族の愛がそこにある☆

これでもか・・・・と登場する料理の数々が素晴らしい!星付きレストランのシェフが父親って超いいなぁ~~
へー!こうやって作るの!!???と驚きの連続。
それより驚いたのは、こんな日常を描いた作品なのにラストがどんでん返しって!!





画像「悲情城市」(1989年)
★★★
1945年、天皇陛下の玉音放送で戦争は終結した。
船問屋の長男文雄に子供が誕生し、中国に返還された台湾の前途に希望を見出していた。
上海に徴用されていた三男の文良は錯乱状態で帰国、次男の勤める病院に入院していたが、退院後は義兄の阿嘉と一緒に上海ボスと組んで、アヘンの密輸に手を出してしまう。
中国からの圧政で不満を持った市民が外省人を襲う二・二八事件が勃発。耳が聞こえず口の利けない四男と恋人の兄は北京で暴動に巻き込まれ投獄され、一人またひとりと命を落としていくのだった・・・・



51年の日本統治から開放されたにも関わらず、中国の圧政に翻弄される台湾人の苦悩が辛い。まさに悲情そのもの。

時々日本語が飛び交い、台湾人なのに日本風の名前だったり、日本語と同じ発音の言葉があったりして興味深い。
九フンで暮らす口の利けない四男の文清と恋人との筆談シーンなど音もない静かな場面が多かったり、みんな同じ髪型で名前も似ていて日本人も台湾人も中国人も見分けが付かずやや苦戦する。

hinoちゃんが同僚の台湾人の方に勧めてもらった作品。
冠婚葬祭の様子や、日本とアジアの関係を知る上でも興味深い映画といえる。
この映画で「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった九フンが、人気観光地として有名になったらしい。




画像「言えない秘密」(2007年)
★★

父が教師を勤める音楽学校へ転校して来たシャンルン(ジェイ・チョウ)は、音楽室で神秘的なピアノを弾くシャオユー(グイ・ルンメイ)と出会う。
少しずつ距離を縮める二人。
しかしシャンルンに想いを寄せるチャンイーにキスされたところを目撃され、その日からシャオユーは姿を消してしまう。
卒業式の日にようやく再会を果たすも、同級生からは彼女の姿が見えていないことに気付いたシャンルンは、彼女の家で衝撃の事実を発見する・・・・


数多の数存在する切なく甘酸っぱい高校生の青春ラブストーリーに全く興味のない私。
あー、女子高だったから?
余りにも『入り込んで見る気もない自分』を発見して愕然とする事態に・・・(爆)

1つ良かったのは、主役のジェイ・チョウのピアノが素晴らしかったこと!そして料理の包丁使いも上手い!!さすがスターは何でも上手くないとなのね。確か「カンフーダンク」では見事なバスケもキメていたし・・・
それにしても自分のピアノテクを見せ付けるために、28歳で高校生のラブストーリーを主役で演じる映画を監督脚本する度胸って・・・・・・(滝汗)
そしてジェイ・チョウがいのっちに見えてしかたない。




とにかく台湾映画はどの作品も、食べるシーンが多いと判明。
どの作品にも流れる「食べること」は「生きること」という台湾の人たちの心髄を感じることが出来た☆


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