「ジャンゴ 繋がれざる者」お見事タランティーノ

ジャンゴと言えば「B級イメージの「スキヤキウエスタンジャンゴ」が思い出されて、最初はどうしても何でアカデミー賞にノミネートされたの?と納得いかない気分だった。
しかーし!明らかに違う!
カメラワークといい、緩急つけた緊張感といい、さすがお見事タランティーノ監督☆なのだ。



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「ジャンゴ 繋がれざる者」公式サイト


<ストーリー>

1959年アメリカ南部。
賞金稼ぎの歯医者シュツル(クリストフ・ヴァルツは、一人の黒人青年ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)を鎖から解放った。
二人でお尋ね者を捕まえながら、遂に目的の農場キャンディランドに辿り着く。
そこには奴隷市場で離れ離れになってしまった妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)が、冷酷無情の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)の奴隷として使われていた。




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いきなり保安官を射殺!!驚きの展開をいくつも用意している

アップを多用していながら観辛くないし、淡々としていながら眠くならない。
時々ちらりとユーモアを交えて、だけどテーマはしっかり深い。
「イングロリアス・バスターズ」に続いて、人種問題に取り組むタランティーノにまずは拍手を送りたい。

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なんだか日向ぼっこしているみたいな、お尋ね者を狙う襲撃シーン

先日テレビの世界一目のいい部族対決で、マサイ族の人が視力12.0で優勝していたけど、これなら遠くの的にも命中するね☆


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どこかバカっぽい一団にいっせいに襲い掛かられるが・・・
大体想像できるけど、さていったいどんな方法でやられちゃうのかな?と、考えながら見るのだけでも楽しい☆



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ディカプリオは悪役を楽しそうに演じている

楽しそうなのはいいけど、残念ながらそれだけ。
明るくはしゃぐけど実は冷酷無比というキャラ設定なら、笑っている時の笑わない目に震え上がるような冷たい狂気をはらんでいなきゃでしょ?

今年は大御所がこぞって悪役に挑んでいる年らしいので、誰の悪役が一番しっくりくるか楽しみではあるけど、ディカプリオではないことは決定かな。


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さりげなく今回も劇中に参加しているタランティーノ監督は、一人やや綺麗な衣装なのですぐ判る。

特別意味の無い台詞もご愛嬌☆

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脱走した罪で顔に焼印のあるブルームヒルダは、極悪人キャンディの所有物。観賞用でも力仕事楊でもなく・・・・

よーく考えたら歯医者のシュルツが、当時ここまで黒人のジャンゴに肩入れするのもちょっと不自然な気もするし、妻とジャンゴに同じ焼印があるのにキャンディがいつまでも気が付かないのも変だ。
しかしそんなことはどうでもよくなっちゃう面白さがこの映画にはある。



ラストはタランティーノお気に入りの展開なのかな?
スカッとする結末に、監督の愛を感じる是非オススメの1本。


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