「きいろいゾウ」そうして少しずつ大人になる

ブログ友達のmigちゃんの実弟 片岡翔さんが共同脚本で関わった映画がこの「きいろいゾウ」
migちゃんもエキストラ出演しているというのだから、そりゃ大雪になろうとも観に行かなくてはっ!!!



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「きいろいゾウ」公式HP


<ストーリー>

小説家の無辜歩(向井理)と妻利愛子(宮崎あおい)は仲の良い夫婦で田舎暮らしを楽しんでいた。
時々満月が近づくと不機嫌になる体の弱いツマを、子供をあやすようになだめるムコ。
ある時差出人の書かれていない手紙がムコさんに届く。
次第に心を閉ざしていくツマ。
実はムコが忘れる事のできない昔の恋人の夫からの手紙だったのだが・・・・・


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冒頭からまったりと静かに流れていく二人の穏やかな生活

あまり音楽を多用せず、虫の声、風の音、家のきしむ音・・・・がハッキリ耳に届くのが特徴。
まるで本当に田舎に来ているような、そんな気分になってくる。

しかし終始続くこの静かな田舎の世界が、次第に息詰まった空気に包まれていく後半には、その静けさが苦痛にも似た緊張感となって、音を立てないようにジッと動かず、隣の人のお腹がぐーと鳴る音にすら笑う事もできないでいてすっかり疲れてしまった私(汗)


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何度も登場する印象的な食事シーン

向かい合って食べる食事は、二人の関係を良く表わしている。
楽しいときは極上のリラックスタイムとなり、喧嘩をしている時はまるで地獄だ。

毎度しっかりメニューをみせてくれる食卓は、二人で食べるには多いのでは?と思えるくらい豪華で美味しそう~
勿論、畑で採れた野菜がメインなのでしょうけど、副業もして生活をしている二人にしては、やや豪華すぎるよ?

ポリポリポリ・・・・と食べる音まで拾うマイクの性能のよさにビックリ!!


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ソテツと話をするツマは、動物や昆虫ともお話できる

絵本の挿絵で綴られるツマの病弱な子供時代の入院中に出合ったきいろいゾウのシーンが、この映画にファンタジー色を添えている。

しかしファンタジーの世界に生きるツマを、ファンタジーとして描くことの難しさを感じずにはいられない。
実際、夫の過去と向き合う事で、初めて現実を見る事になっていったツマには、次第にソテツや犬のカンユの声が聞こえなくなっていくのだ。

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何より良かったのは、度々遊びに来るアレチ(柄本明)とセイカ(松原智恵子)夫婦と、登校拒否の少年大地(濱田龍臣)くん

庭で雨に打たれる柄本明のシーンと、大地が下手な歌(上手に下手に歌ってる・笑)を堂々と歌うムコさんを見て、勇気を貰うところで泣いちゃった~
早く大人になろうとするこましゃくれた小学生の洋子と、ツマに淡い恋心を寄せる大地の片思いがまた切ない。

そしてギリギリまで見せてくれるサービスショットもありで、向井理のファンには堪らない作品。




あれっ!?

migちゃんが出ているはずだったのに、うっかり見逃しちゃったよぉー!!ショック!!
勿論ちゃんと起きていたし、そのシーンに登場するのは知っていたはずなのに・・・
カフェで背伸びをしてコーヒーをブラックで飲もうとする大地があまりに可愛くて、思わず見入っちゃったから・・・
ま、それほどまでに後半は入り込んでいたってことだne☆





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