「ウーマン イン ブラック」☆丑三つ時の恐怖

ハリポタ卒業のダニエル・ラドクリフが、すっかり大人になって戻ってきた。
もみ上げの長さ分成長したラドクリフの、渾身の一人芝居が見事。
時代物の屋敷で展開する極上のゴシックホラーは、雰囲気たっぷりなものの怖すぎず、私に丁度良いかな~と思っていたら・・・・・



多分、イギリスに住んでいる時ならぜったいに観たくなかった、イギリスの古い館に住む霊の話。
実際、ロンドンのお友達の家には赤いTシャツを着た少年が住んでいたんだって。
明け方、お兄ちゃんとかくれんぼをしている息子が、自分のベットの向こう側に隠れた・・・・と思った息子が入り口から入ってきて、そんなことしてないと言ったり。
家族みんなも度々目撃してたらしい


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「ウーマン イン ブラック 亡霊の館」公式サイト


<ストーリー>

弁護士のアーサー(ダニエル・ラドクリフ)は、息子の出産時に妻を亡くしてから深い喪失感の中に居た。
ある日事務所の所長から田舎町の邸宅へ行き、そこの主の遺言書を見つけるよう指示される。
村に着くと村人の様子がおかしいが、それでも仕事をしに引き潮の時にしか渡れない屋敷へと赴く。
屋敷では不思議な現象が起き、村では子供たちが次々と怪しげな事故死をとげて・・・・・


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趣のある屋敷は荒れ果てたお化け屋敷のようにみえて、先日まで使われていた感がちゃんと漂う、ヴィクトリア時代の瀟洒なお屋敷。
室内装飾が実に見事な雰囲気のあるゴシックワールド☆


あきらか「出そう」ではあるのだけど、まだ「出ると決まったわけじゃない」かんじが絶妙。
何もわからないまま仕事に着手し始めるけど、屋敷の怪しげな気配に疑問を持ち、自ら暴こうとしていく様を、大人になったラドクリフが丁寧に演じていて好感が持てる。

丸顔なのでまだまだ童顔に見えるけど、ハリポタでは不評だった無精ひげのハリーも、ここでは妻を亡くし愛する息子を想う父親の貫禄と哀愁が充分に伝わってくるのだ。



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宿屋の主人に行くなと言われた『イールマーシュの館』は、引き潮の時にしか渡ることが出来ない島にあった


そういう場所は、フランスのモンサンミッシェルだけでなく、イギリスにも結構あるらしい。
実際のロケ地はOsea Islandというイギリスの南東に位置するサセックス州のリゾート地。
ブルーがかったフィルムで撮影すると、こんなにホラーちっくになるのね・・・・・と、思う位の緑溢れる美しい島のようだ。

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実は同じ場所ではないけれど、以前イギリスで干潮時にしか渡れない島に行った事がある。
スコットランド旅行☆ホーリーアイランド
エジンバラから車で2時間半ほどのところにある。
ここは島へ渡る道も舗装されてはいるものの、満潮時にはしっかり海のそこに沈んでしまうのだ。
島の中央にはリンディスファーン城があって、かつての巡礼地になっていたらしい。

干潮時間は日によって違うので、情報の少なかった昔には渡り終える前に海に飲まれた人も、実際に多かったんじゃないかな・・・・


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ホラー慣れしてなければ結構怖い

いきなりでビックリ!と飛び上がるような怖さも、数回続くと『来るな?来るな~~?』と思っちゃうので怖さが薄れてしまう。
どこか王道の演出だよね?と思ったら、脚本家は「リング」や「「呪怨」を何度も見て参考にしたのだとか。

その点充分怖そうに作っているのに、怖く感じなかったのは、そこが洋館でさらに時代もヴィクトリア朝時代だから。
要するに身近に起きるわけない設定だから、日本人の私にはそこまで怖く感じないのだ。
イギリスでは怖すぎるっ!と評判になっていたというのも、判らないでもないよね。

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黒い女の影におびえる村人たちは、次々と子供を奪われ・・・・

何の関連もないのに子供たちが怪死するのには、ちょっと違和感。
母の情念がもたらした亡霊であり悲劇がテーマであるはずなのに、ただの悪霊になっちゃってるよ?



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列車で乗り合わせた紳士(キアラン・ハインズ)は、アーサーを手伝うが・・・・

何か訳ありなかんじだったので、最後までこの人が実は・・・?とか色々考えちゃった。
しかし二人であれだけ頑張ったのに?

見たら、逃げられない。
普通はあそこまでしたら、怨念も消えるところだけど・・・・・・

ラストはバッドエンドでハッピーエンド。
またそれもありかな?・・・・と思っていたら、なんとチラシには続編決定って書いてある!!
じゃあ、いったい誰が???もしかしてラストの解釈間違えたかな??




さてこの日の夜中、丑三つ時である。
物凄い腹痛に襲われてトイレに駆け込んだ私。
昼間飲んだバリウムが出たのだった。それにしてもこの痛さ。下剤って怖い・・・・・


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