「カイジ2~人生奪回ゲーム」欲望の沼

福本作品大好きなねえねの強いプッシュで、彼女の2回目鑑賞にくっついていくことに。
原作に負けない面白さでヒットした1作目「カイジ~人生逆転ゲーム」の続編も、キャストの素晴らしさで1作目に負けない面白さとなっていた。



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「カイジ2~人生奪回ゲーム」公式サイト


<ストーリー>

命をかけた大勝負で多額の借金を帳消しにしたはずの伊藤カイジ(藤原竜也)は、再び地下労働施設で27年の強制労働をさせられる身となっていた。
負け組みの僅かな給料を巻き上げていた班長とのチンチロリンで、見事イカサマを見破り勝利したカイジは、仲間から集めたお金で地上へ2週間出られる権利を得る。

仲間の借金を帳消しにするため、2億円を稼ぐべく、裏カジノへと潜入するカイジだったが、そこで待ち受けていたのは、難攻不落のモンスターマシーン”沼”を操る一条(伊勢谷友介)だった・・・・



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驚異的な強運でeカードもクリアしてきたカイジは、何をやらかしたのか再び地下施設に・・・・


1作目で強運を使い果たしたのか、またもや地下に潜っているよ。




原作では『賭博黙示録カイジ』の第1章「希望の船」(エスポワールのことね)第2章「絶望の城」(鉄骨渡りとeカード)が前作の「カイジ~人生逆転ゲーム」の部分。
今回が『賭博破戒録カイジ』で第3章「欲望の沼」のチンチロリンとパチンコ”沼”となっている。


この1章と2章で13巻、今回3章だけで13巻というから、いかにギャンブルのシーンが長いか想像できるでしょう?
おしなべてスポコンものもそうだけど、1試合に何巻もかけたりと、スポーツやギャンブルに興味の無い人にとっては、カードをめくるまでに何ページも費やす漫画は慣れるまでが大変。

だけど今回の映画は、その何巻もかけたチンチロリン部分を一瞬で終わらせ、ほとんどをモンスターマシーン”沼”の攻略と、オリジナルゲーム”姫と奴隷”にあてている。

ねえねに言わせると「チンチロリンのところが面白いのにぃ~!」
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迫力のライオン登場のシーンは、生瀬さんのアドリブでちょっと笑ってしまって・・・
「こんな関西弁のヤツ、信用したらいかんでぇ~」って、自分も関西弁なのにぃ!!(爆)



オリジナルゲーム”姫と奴隷”は、原作者の福本さんが考えたらしいけど、どんだけ思考が残虐~??
たった300万円のために、目の前で恋人をライオンに食わせる女も、なんて恐ろしいこと!
ひえ~っ!



そんなライオンちゃん、飼育員の手にかかるとにゃ~~んゴロゴロとなって、なかなか迫力シーンが撮れなかったらしい。
加えて↑の写真のように2頭同時に映るシーンでは、どちらかが必ずゴロゴロしてしまって、かなり撮影が手間取ったのだとか。


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偶然居合わせた坂崎(生瀬勝久)も崖っぷちに立たされて・・・・


いつもながらオーバーな演技で、舞台俳優らしさがいっぱいの藤原竜也に合わせた?キャストのみんなの名演技で、より舞台らしさ満点☆
セットもあえて舞台を意識したつくりになっているのか、あえて靴音と声が反響するようにしてあるところは、一本取られたかんじ・・・・



肝心のパチンコは、よーく考えたらただボタンを回しているだけ。
ま、パチンコ自体がそうなんだけど、カードゲームや麻雀のように頭を使うわけでもないから、「入れー!入れーっ!!」って念を送るだけって、いったいどうなんだろう?

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今回は香川照之演じる利根川よりも、さらにオーバーリアクションの伊勢崎友介が、非常に舞台っぽく、エンターテイメント性を前面に押し出していた



原作には無い一条(伊勢谷)の、『自分も鉄骨渡り→地下労働→』という、実は元クズだった過去を持っているというところが、かなりポイントを高い☆
誰にも頼らず、お金だけを信じて成り上がってきた「虚構」が見え隠れして、この物語を引き締めてくれている。

加えて伊勢谷くんの大失敗が判明したときのリアクションも、天然で可愛いいのでちょっとだけホッとするのだ。





相変わらず小銭だけになっちゃうカイジ。
まだまだ続編を作るつもりかな?

「作るなら全部オリジナルストーリーだな・・・」とは原作者の福本伸行談。
だって、今連載している話は、すっごくつまらないんだって。(面白いの描けばいいのに・・・・爆)

そんな福本氏は、ラストの焼肉屋で「肉!食べてよーし!」と言ってる人だよ





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