「英国王のスピーチ/King's speech」思わず拍手喝采

思わず涙しながら拍手をしようとしている自分がいた。
ゴールデングローブ賞でも主演男優賞を獲得したコリン・ファース。
今やコスプレもせず、カツラもヒゲもつけず、体重も変えずに、まったくの別人を完璧にこなせるのは彼しかいない!!




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 「英国王のスピーチ」公式サイト



予告から想像すると、もっとユニークな治療法で、もっと過酷にトレーニングをするのかと思っていたけど・・・・・
主眼はそこではなく、彼を支える主治医と妻のあたたかい愛にあった。



<ストーリー>

子供の頃からの吃音に悩まされ、何人もの言語聴覚士にかかるも一向に改善されず、大衆の面前でのスピーチで失敗するアンドリュー王子(コリン・ファース)。

父ジェームス6世(マイケル・ガンボン)の死後、奔放な兄エドワード(ガイ・ピアース)が既婚のアメリカ女性との恋を選んで王座を捨てたため、思いもよらず国王となる道を歩まなければならなくなった。
スピーチにはじまり、スピーチに終わる公務をどう克服するか。
おりしも第二次大戦開戦に揺れる国民が待ち望む、国王の言葉を上手く伝えることができるのか・・・・・・?





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王子としてのスピーチも、緊張のあまり・・・・


吃音は緊張するからなるのではなく、吃音するから緊張して話せないのだそうだ。
間違った言語聴覚士の指導で、何度も傷つけられ、上手く思いを伝えられずにキレてしまう王子は、なんとも気の毒。


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スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフェリー・ラッシュ)は変わり者


献身的な妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)が、身分を隠してようやくたどり着いたセラピストのライオネルは、舞台俳優の夢を諦めない変わり者。
子供にせがまれてせむし男を演じてみせるシーンは、なかなかユニーク。


子供たちがまたいい☆
後半、大きく成長した子供たちが登場する。
このことから、ライオネルとの縁は永きに渡って続いていたということが判る。



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ライオネルの指導が功を奏して、少しずつ改善していくけど・・・・


いつでもそっと寄り添う妻に、珍しく魔女ではないヘレナ・ボナム=カーター。
国王を~というより、夫をそばで支える自然体の優しい妻を実に上手く演じていて、とってもキュート☆

スピーチで言葉が詰まる夫を不安げに見つめる眼差し、そっと腕に添える手、頬を包む両手には愛がいっぱいで、こちらまで癒される。



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国王ジェームス6世となり、無事儀式を済ませるが・・・・・


厳格で、いつも兄ばかりを愛していた父親のジェームズ6世に対する恐れと、自らのコンプレックスで吃音の恐怖から逃れられなかったアンドリュー。
国王ジェームス6世となった途端、自分の娘たちでさえ、『無邪気な娘』から『国王の娘』に変身したことに戸惑う。

様々な思いが、彼の吃音に影響を及ぼしている。
ロイヤルファミリーも辛いんだなぁ~



予測したストーリー展開、事件も起きなければ、ヒトラーは出るけど魔法もなければアクションも無い。
しかしラストの感動は、これもコリン・ファースの演技力のなせる業。

清々しい気持ちになれる、落ち着いた いい映画だ。




画像霧の深い公園はリージェントパーク・・・・・アンドリューの家族が住んでいるのは・・・?などと今回もロケ地を調べていたら、とんでもない記事に遭遇。

このライオネルの事務所として撮影に使ったアパートのこの部屋は、時々‘porn discos’と呼ばれるsex parties(商業的に行われる乱交パーティー)に使われる部屋なのだとか。
一時は取締りにもあったらしいが、今では法に触れないとして、摘発の対象にはなっていないようだ。
記事元はこちら
場所は、33 Portland Place メリルボーン
会員制で値段は90ポンド  ちょっとこれはロケ地めぐりはできないなー





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