「ザ タウン」逃れられない宿命

秋にロンドンで公開されていた映画。
途中まで見ていたので、続きを見たかった~と思っていたら、運よく機内映画で見ることが出来た。
冒頭から見せる迫力の銀行強盗シーン。
ジョン・デリンジャーの強盗と違って、それは確かにトラウマとして残る恐怖体験なのだけど・・・・



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「ザ タウン」 公式サイト 日本では2月5日公開予定。


監督・脚本も努める主役のイケメン俳優 ベン・アフレック。
自分で脚本書くなら、汚れ役もきっちりやらないと・・・・
自分格好良く描きすぎ!




<ストーリー>

ボストンの郊外チャールズタウンで生まれ育ったダグは、刑務所でも問題を起こす悪党の父親を持ち、自らも兄弟のように育った仲間と強盗を繰り返していた。

強盗に入った銀行の女性支店長クレア(レベッカ・ホール)が、同じタウンに住んでいると知って、監視することにしたダグだったが、次第に彼女に惹かれていき・・・・・・




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幼いときから兄弟のように育った仲間たち 違う生き方があるなんて思っても無かった



環境って、本当に大事。
彼らは犯罪の中で生きるしか選択肢がなかったのだから。
仲良く一緒に暮らすのはいいけど、別の道を選べない。


結構 様々なコスプレ強盗で、楽しませてくれる。
覆面だけじゃなくて、シスターの衣装まで着ちゃう。 途中で目撃した子供は一生目に焼きついたよね・・・・・(汗)




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クレアに関してはちょっと詰めが甘いような?
女性で支店長で、そんな人がタウンのような犯罪の多い街で、洗濯機も無い家に一人暮らし。
しかも、強盗に遭ったあと、怯えているのに、出会ったばかりの男と夜、出かけるって・・・・
更にビックリは、銀行を辞めちゃうの??


ちょっと強引な話の進め方に、緊迫した強盗シーンから、一気にトーンダウン。
悲恋に発展していくのが解っていても、なんだか盛り上がれなくなっちゃった。

しかも目隠ししてても声は聞いているのだから、ちょっと?と思って欲しかった。



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先日がんで亡くなったばかりのビート・ポスルスウェイトは64歳 いい味を出している方だけに惜しい人を亡くした


悪の元締めファーギー(ビート・ポスルウェイト)は、表の顔は花屋さん☆
でっかいボディーガードがいつも一緒だけど、こんな怖い花屋は行きたくないなぁ~

ちなみに裏原宿に、新しく超かわいいイヌの洋服やさんが出来ていたけど、ものすごいゴッツイ系のオーナーが、店の外から怖ーい顔でいつも眺めている。
あれじゃあお客は入れないよ。 売る気あるのかな?



なるほど元締めに仕事をさせられているから、足抜けはなかなか出来ないわけだ。
マフィアが足抜けするときは、指をつめないで、何をつめるんだろう?



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子持ちのクリスタ(ブレイク・ライブリー)は、タグを愛していた


兄のジェム(ジェレミー・レナー)も当然のように、子供はタグの子で、クリスタと共に家庭を築いていくと思い込んでいた。
クリスタも夜な夜なバーで男を誘ったりするけど、自分も子供はタグの子だと思っている。
れ?じゃあ、タグとはそういう関係でもあったわけで。
でもタグはそんな気はない・・・・・んー、クリスタちょっと可哀相。



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クレアと会っていることがバレて・・・・


鮮やかに証拠も残さないような完璧な強盗を計画できるわりに、クレアと会っていることを仲間に知られずにいられると思ってるって?



頭がいいのに育った環境のせいで強盗などしていることや、愛に誠実なのかそうでないのか、苦悩している様子があまり感じられないので、ちょっと中途半端に見えてしまう。
友情と、しがらみと、愛の間で、もっともっと揺れ動く様子を見せて欲しかった。



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見事な大捕り物 最後は警察のコスプレ強盗


ジェレミー・レナーは、こんなチンピラが良く似合う。
街で肩がぶつかったら、速攻 謝っちゃうね。




宿命に抗って、前へ進もうとする若者っていうのはいいけど、そこにあるのは誠実なのか、愛なのか、苦悩しているのかしていないのか・・・・・・??
彼が残したものは、愛の証なのか。 貰った彼女も困ると思うんだけど? だって銀行の支店長だったんだから。





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