「エリザベス」ゆかりの地をたずねて

ゆかりの地をたずねてシリーズ、第14弾は「エリザベス」
念願のスコットランド旅行で、行くならココ!って決めていたのだ。



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「エリザベス」(1998年)




<ストーリー>

16世紀のイングランド。
時の女王メアリー1世(キャシー・バーク)には子供がいなかった。
新教派プロテスタントを激しく弾圧し、エリザベス(ケイト・ブランシェット)を投獄するもメアリーは他界、エリザベスが新しい女王となる。

若い女王に各国の王子が殺到するが、恋人のロバート(ジョセフ・ファインズ)と逢引を重ね、どの国の王子と結婚するのがいいのか、決めあぐねていた。
国を新教で統一することに決めたエリザベスに、ローマ法王は密使を送るが、あわやというところで取り押さえる。

身の安全を守るために結婚を勧める臣下たちは、ロバートには実は妻がいることを告げると、エリザベスは・・・・・




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ロバートとエリザベスは深く愛し合っていた・・・・

歴史的にも、寵愛していたロバート・ダドリーには、妻がいたらしい。
いくら妻とは心が離れていても、妻帯者の身で女王と恋に落ちるって・・・・・どんだけ恐れ知らず?


まだ二十歳前の愛らしいエリザベスが、はにかむようにロバートとダンスするところは、本当に初々しくて素敵☆


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メアリー1世(過酷な弾圧を行うのでブラッディ・メアリーと呼ばれた)によって、若きエリザベスがロンドン塔に送られるシーンでは、ロンドン塔(左)の水門(右)から船に乗って入ってくる。
エリザベスの不安そうな顔が、印象的。
若干ハタチなのに・・・・・なんて可哀相なんでしょう!



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スコットランド女王メアリー

この時代は、あっちにメアリーこっちにメアリー。
この映画でもエリザベス女王以外に、3人のメアリー女王が登場。

ちなみに↑は、スコットランドとの戦いで「戦場に子供を送り込むなんて・・・・」と、フランスの国旗に子供の血をしみこませて、瀕死の子供兵士をイングランドへ送り返したスコットランド女王メアリー・ド・ギース(ファニー・アルダン)である。

3人目はラストでノーフォーク卿(クリストファー・エクルストン)が画策する、イングランド王位を狙う目的で結婚しようとしたメアリー・ド・ギースの娘メアリー・スチュアート(スコットランド旅行☆悲劇の女王とホリルードハウス宮殿を参照)だ。


画像今回訪れたのは、イングランドがスコットランドに攻め入ったシーンを撮影したアニック城。

多くの兵士の死体が、累々と折り重なっているのをメアリー・ド・ギースが視察するシーンで、丘の上に見えている。


多分、広いひろーいアニックガーデンの方から見上げたのだと思われるけど、今回時間がなくて、ガーデンには行けなかった。

ここは、「エリザベス」の他にも、「ハリーポッターと賢者の石」などハリポタシリーズ、ケビンコスナーの「ロビンフッド」などを撮影したことでも有名なお城。




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同じくアニック城の中の、館の入り口前。

冒頭の、イングランド女王メアリーが新教派の異教徒を弾圧して、火あぶりの刑にするシーンは、この辺りかな。




それにしても、女王の信仰する宗教が違うと、女王が変わるたびにいきなり弾圧されはじめちゃうのだから、一般市民はたまったものじゃないよね・・・・








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フランスの王子アンジュー公フランソワの求婚の申し込みに答えて、おもてなしするパーティーなのに、ロバートとイチャイチャ???


フランソワもお呼ばれしているのに、別室で女装したり、淫乱パーティーしたり・・・




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「私のよき臣民、すべてが私の夫だ」と語って処女王となる



ロバートの裏切りに傷つき、女王として自分を律するようになっていくエリザベス。

若く折れそうな繊細さで草原を渡る風に吹かれていた少女が、いまや立派な女王と変化していく様は、ケイト・ブランシェットの演技の賜物☆
すばらしいとしか言いようがない。



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映画の衣装は肖像画から再現されたもの


イングランドの女王としての決意を固めたエリザベスは神々しい。

しかし、実際のエリザベスは、あまり美人でなかったことから、派手派手しく着飾っていたのだとか。
晩年は天然痘の痕が肌に残り、髪も半分禿げ上がっていたので、暑い化粧とかつらに頼っていたということだ。



勿論、ケイトのエリザベス女王は、もっとずっと凛々しく美しいが、実に巧いことエリザベスに似せているなぁ~と感心しちゃう。
このあとの続編「エリザベス・ゴールデンエイジ」でも益々輝いているケイトに拍手喝采だ。



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