「アバター」 3D新時代

もし3D映画が、これからの映画新時代の幕開けなのだとしたら、もう新時代など来なければいい・・・・・



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 「アバター」 公式サイト



<ストーリー>

元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、事故で車椅子の生活を余儀なくされていた。
双子の兄弟のかわりに、衛星パンドラで行われる『アバター・プロジェクト』への参加を要請されたジェイクは、パンドラの先住民ナビィと人間の遺伝子を掛け合わせた肉体に、意識を送り込むことでパンドラを自由に動き回れる体を手に入れた。

パンドラの天然資源をめぐり、先住民を納得して移住させる任務を負ったジェイクだったが・・・・・・




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圧倒的発想のパンドラ世界
どこかラピュタなイメージもあるけど・・・・?
人間に空気が合わないという設定らしいけど、これだけの岩?島?が浮かんでいるのだから、重力も違いそうよ?





紙芝居からアニメーション、そしてCGへと・・・・・
いつか3Dの時代が来ることは、21世紀がドラえもんの未来のような姿じゃ決して無いと解った今でも、しっかり現実味のある話なのは、自分なりに理解している。


しかーし!
私の脳は3Dを受け付けない。

これは慣れの問題ではないのだ。


「3Dの必要があるの?」と、りょうたからも素朴な疑問。
「うーん、3Dじゃないと見る必要もないオーソドックスな物語だから、3Dにしたんじゃないかな?」



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もう自由に歩き回れないと思っていた体が、自由に動く嬉しさ!
うんうん、良く分かる~




将来、こんなイメージプロジェクト事業ができそう♪
そのかわり、現実とアバターの区別がつかなくなって、中毒患者とか(やめられなくなる)食事を忘れて病気になる人とか出たりして・・・・・(汗)



しかしこんなすごい技術があったら、体を簡単に治す技術が出来そうだけど・・・・・



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一緒にプロジェクトを開発するメンバー
どうしても馴染めないアバターの姿も、意外に表情が豊かなので、段々と愛着がわいてくる。
特に、博士のシガニー・ウィーバーは、アバターになったほうがちょっと可愛らしい。(笑)



私はとにかく酔いやすい。
路線バスに乗っていても気分が悪くなることもある。
りょうたもその傾向があるのか、時々めがねをはずしては、「2Dのほうが観易いよー」と嘆いていた。

もう、最初の飛行機に乗っているシーンからちょっと「う・・・・」と思ってしまった私。
しばらく脳が麻痺した状態になり、リセットして3Dを受け入れるまで、数秒気を失っていたようだ。

いつも戦闘シーンで寝てしまうのと、関係しているかも?



私がカプセルに入ったら、中でゲロゲロになってしまうに違いない。(次の人ごめん)





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先住民を説得する予定を完全に無視して、さっさと戦闘にもっていくパターンは、もう何度も見たようなありきたりな展開で、辟易としてしまう
パンドラに住む動物はほとんど恐竜だし、戦闘機もどこかで見たような・・・・


先住民の生活を脅かして天然資源を奪おうとした人間が、最後にやられてしまう・・・・のは、自分たちの過去を悔いているのか・・・?
それなら他国で戦争するのは、もう止めてほしいわ。






でも!パンドラの世界はすばらしい!!
ふわふわと浮かんでいる綿っぽい生き物とか、皆が大事にしている神聖なる木の質感など、これぞ3Dのなせる業☆


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3Dにする意味を考える
CGでも十分リアルを追求できる技術を超えて、3Dにする意味を、ちょっと考えてみた。
リアルを追求しても、お話はファンタジーだ。
古く新鮮味の無いお話を、最新鋭の技術で見せる。
まるでディズニー映画のような、恋の物語に、3Dのリアルさは必要だったの?




しかもCGでありながら3Dの映像は、私には情報量が多すぎて、もうお腹いっぱいを通り越して吐く寸前だった。(気持ち悪いわけじゃなく)

人間は、必要な情報を選択して、見たいものだけを見られるように脳が出来ている。
それなら3Dが、まず最初に省かれる情報なのでは?

想像力が人間を進化させてここまできたはず。
CGでも十分、ともすれば動かない映像や、音の無いパントマイムだって、人間はイマジネーションを膨らませて楽しむことが出来た。





おりしもゴールデングローブ賞で、作品賞、そして監督賞に選ばれた「アバター」
人々の『想像する力』が、3Dで全部用意してあげることによって失われていき、最後は進化することもやめてしまうのだとしたら、3D新時代は、人間の新時代を奪ったも同然なのでは?と思わずにいられない。






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