「Drパルナサスの鏡」 摩訶不思議世界

摩訶不思議もここまでくると感動!
故ヒース・レジャーの遺作を引き継いだ、彼の親友ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルによって、鏡の中の不思議世界が実現した。
ロンドンの片隅に、中に入るとジョニデとあんな風にできる鏡があったら・・・・・・・絶対入るし!!


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 「Drパルナサスの鏡」(原題 「The Imaginarium of Dr Parnassus 」) 公式サイト




鏡の中に入ると、自分の心の中に抱いている想像の世界に入ってしまうことと、主役のトニー(ヒース・レジャー)が鏡の中で別人に変身してしまうということしかわからずに、鑑賞。

おりしも、イギリスの山下清が(ランニングシャツだったと思う)、劇場内で足をドタドタ踏み鳴らすわ、ウロウロ立ち歩くわ、爆発シーンで「おー!」って言うわ、前方スクリーン前の台によじ登ろうとするわ、お連れの方がそれを制してとくとくと説得するわ、劇場関係者も手伝ってなんとか無理やり引っ張って外へ連れ出すわ、ちょっと経ったらまた戻ってくるわ・・・・・・・で、気が散って気が散って。

いや、彼のせいではないですけどね。
私の英語力が全く無いことに、愕然とする結果となってしまったのも。



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橋につるされていたトニーは、儲からない旅芸人一座に拾われ・・・・


<ストーリー>

ロンドンの片隅で、昔風の劇場仕立ての馬車で巡業をしているパルナサス博士(クリストファー・ブラマー)の一座は、古風な芸がなかなかウケず、娘のヴァレンティナ(リリー・コール)、小人のパーシー(ヴァーン・トロイヤー)、曲芸師のアントン(アンドリュー・ガーフィールド)と、その日暮らしの生活をしていた。

ある夜、橋に吊るされているトニーと名乗る男(ヒース・レジャー)を拾った一座は、彼の得意の話術による呼び込みが功を奏して、博士が発明した『人の心の中の欲望を具現化する鏡イマジナリウム』は大人気となる。

しかし1000年生きているという博士の不死は、娘を16歳の誕生日に悪魔に差し出すという約束があってのことだった。
期限はまもなくやってくるが・・・・




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パルナサス博士とお茶目な風貌の悪魔


もともと不思議な妖術を使っている博士(?)なんだから、悪魔と契約しなくてもよかったような?
ふわふわと浮いているミニ博士が、扉を開いて風が吹き込むと、風圧で流されていくところが笑える~
摩訶不思議世界は、鏡の中だけではないので、どんどん混乱していっちゃうのは私だけ?


娘が16歳を迎えようとしているのに、博士は1000歳って、いったい幾つで子供をつくっているんじゃーっ?



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鏡に一緒に入ってしまったトニーは、自分が別人(ジョニー・デップ)になっていて驚く


もうちょっと見たかったジョニデのシーン。
おば様方お相手とはいえ、やっぱりせくすぃー担当はジョニデなのね♪

私も鏡に入る為なら、何時間でも並びますっ!!
支払う毛皮も小切手もないけどね・・・・・(爆)


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ロシアマフィアから逃げる時は、またまた別人に(ジュード・ロウ)


見所はやはり、テリー・ギリアム監督の独創的な想像力。

このいかにもイギリスチックなファンタジー世界は、ギリアム監督が参加していた「モンティ・パイソン」のブラックな笑いを散りばめた切り絵アニメーションを髣髴とさせる。



不思議なことに、トニー役はみんな隈取メイクという、これまた摩訶不思議な役柄は、やっぱり隈取メイクはジョニデが一番!を知らしめる結果となっている。


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ヘタレ眉毛のトニー(コリン・ファレル)は、ヴァレンティナと・・・・・一番美味しい役☆


トニーの本心が現れるファンタジー世界。
最もその欲望が強く現れたコリンファレルの回では、女子供にまであんなことをするなんて、ちょっと理解できなかった。



最後の最後に、「もしや夢落ち?」となる展開は、きっとすごい大事なことを言っているはずなのに、英語では聞き取れないという大きな過ちを犯して、私に英語をもっと勉強せよと締めくくっているようないないような・・・・


突然爆発したり、どうしても途中で脚本の変更を余儀なくされたから仕方ないかぁーという所がいくつかある。
とはいえ、遺作となったこの映画、熱き友情のもとに完成して、本当にそれだけでも素晴らしいことなのだと、しみじみ思うのだった。







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