「ホット ファズ~俺たちスーパーポリスメン」いかにもイギリスらしい映画

ただのコメディーではない。
いかにもイギリスらしい~皮肉あり、ちょっとオカルトあり、自虐ネタも満載。
一部の熱狂的ファンによる署名運動で日本公開が決まったという、なるほど納得の映画だ。


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 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」 公式サイト

ファズは警官のこと。’熱き警官’というところか・・・・・



<ストーリー>

ロンドン警察で働くエンジェル巡査(サイモン・ペック)は、そのあまりの優秀さに妬まれて、事件とは無縁の静かな田舎町サンドフォードに左遷される。
そこでは、普通では考えられないような村のルールがあり、年寄りの集まりでできた自警団によって、村の治安は保たれているようだった。

さっそく村をパトロールするエンジェル巡査だったが、警察署長の息子のダニー・バターマン巡査(ニック・フロスト)とコンビを組まされる。
トロくて無駄に「警察映画マニア」なダニーは、いつも菓子ばかり食べていて足手まといだ。
しかし、緊張感がないのは彼ばかりでなく、次々に起こる怪事件も、署長以下全員が事故だといって取り合わない。

何かがおかしい!!
生真面目なエンジェル巡査は、たったひとり村の謎に立ち向かっていくのだが・・・・



日本で公開当時は、どうもパッとしない主役の二人に、あまり食指が沸かずパスしてしまった映画。
なんとなく、エンジェル巡査の風貌がMrビーンに見えてきて・・・・・
ところがどっこい、こりゃ面白いぞー


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ロンドンでは検挙率400%で活躍してきたエンジェル巡査も、この村での仕事は白鳥探し

目撃者に白鳥の特徴を聞き込みするのが可笑しい。
「首が長くてー、普通に白くてー、くちばしが黄色いやつ・・・・・」



真面目すぎて、お酒すら飲まないエンジェル巡査を、少しずつ変えたのは、相棒ダニー巡査。

「ねえねえ、飛びながら鉄砲撃ったことある?」
「じゃあ、叫びながら空に向かって銃を撃ったことは?」
「人間の頭を撃つと、爆発するって本当?」

・・・・・・・警察映画観すぎだから~


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確信を突いて犯人を追跡するときも、探していた白鳥はちゃんと捕獲するのを忘れない。


エンジェル巡査のサイモン・ペックは、近く公開予定のスタートレックにも出演しているらしい。

DVDの特典についている。NGシーンがまた笑える♪
長年サイモンとコンビを組んでコメディーをやっているだけあって、ダニー巡査のニック・フロストとの息はばっちり。
っていうか、ばっちり過ぎて、本人達の笑いが止まらない~



DVD特典には、テレビ放送用に’放送禁止用語’を放送できる言葉にしたバージョンも収録されている。

「このクソガキ!」は、「このお子ちゃま!」
「くそったれ!」は「困ったチャン!」

?????そんなに気を使っていても、ティーンがナイフを持ち歩いていて、高校生同士の抗争で沢山の殺人事件が起こるイギリスって・・・・・
いったいどう間違えたんだか、子供の福祉のヨーロッパにおけるイギリスの順位は、戦争で満足に教育も受けられないような国とそう違わない、相当下位なのだ。




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最後はとんでもない展開になる~



昨年末に旅行したコッツウォルズ地方あたりがモデルなんじゃないかと、勝手に想像。

古い昔からの町並みを保てるよう、同じ素材・同じような色合いでしか家を建てたり、修理したりできない。
どの家の窓のガラスにも、統一した飾りガラスがはめ込まれ、窓には花が飾られている。
街ぐるみで’イギリスでもっとも美しい町’に選ばれるために、努力しているのだろうなぁ~と思わずにいられない愛らしく美しい町並みなのだ。


そんな並々ならぬ努力も、裏を返してみれば、生活の自由を奪うとも考えられるわけで。
そういった過剰ともいえる情熱をイギリスらしく上手く皮肉っている。


様々な映画もパロっていて、随所に笑いが散りばめられていて気が抜けない♪
ダヴィンチ・コードばりの秘密結社や、グロイ殺人現場もイギリスらしい。






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