「感染列島」ただの細菌パニック映画ではなく・・・

どうせ‘最近‘ブームの、‘細菌‘パニック&恋愛ものだろうけど、まあ妻夫木くんだし、観に行ってみようかな~
という軽いのりで行ってみたら・・・
意外にも、チャラけたところはなく、きちんと真面目で誠実な映画だった。
ある意味、エンタメとしては中途半端だけど、身につまされるようなリアルな話の展開は、胸が締め付けられるようで・・・・・



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 「感染列島」 公式サイト


誕生日だというのに、子供の英検受験とかの用事で、食事に行くことすらままならないかんじなので、お友達のこゆさんからいただいたチケットで、ひとり誕生会 映画2本立てに行ってきた私。
このくらいは許されるよね?

こゆさん、いつもありがとう♪


<ストーリー>

あらゆるワクチンも効かない、新型のウイルス感染はたちまち郊外の唯一の総合病院でもある市立病院で、爆発的に広がっていった。
最初の患者の吐血に触れた医師(佐藤浩市)や院内感染の患者が、次々と死亡する事態に、日本中はパニック状態になっていく。

折りしも同じ街で発生した鳥インフルエンザで、ほとんどの鳥を焼却処分しなければならなかった養鶏場のオーナー(光石 研)は、心無い報道合戦により、地域住民からも白い目で見られていた。

WHOの小林栄子(檀れい)は、メディカルオフィサーとして派遣されてきたが、非情ともいえる強引なウイルス封じ込め対策に、周囲の医師たちから反発を受ける。
かつての恋人 松岡(妻夫木聡)は弱みを見せようとしない彼女に苛立ちながらも、爆発的に増える患者の対応に追われていた。

新型のインフルエンザなのか、ウイルスの正体が分からず有効なワクチンもないまま死者は数千万人にのぼっていた。
しかし、最初の感染者の妻(池脇千鶴)は重大な事実を隠していて・・・・・




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マスクとゴーグルだけで、これだけの感染者を診ても感染しないなら、一般市民もマスクとゴーグル着用を義務付けしたらいいのに・・・・


ホラー映画『感染』では、緑色にドロドロと溶けていく謎の感染症の患者を診る医師として、最後まで(?)頑張る佐藤浩市が、今回は最初に死亡。
おなじく『感染』では、点滴針を上手く刺せない新米 看護師として登場していた国仲涼子が、有能な看護師として活躍。(きちんと調べたら星野真里の間違いでした。なんとなく似ていて・・・)

目からも口からも血を流して苦しみ死ぬ様子は、新型インフルエンザでこの死に様って!!!と恐怖感をあおるのに効果抜群。
まるでホラー映画~

ちなみに途中でゾンビ(?)も出てくる!



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「アイアムレジェンド」のように、廃墟と化した街を歩く二人。
感染者をかくまっている人を自衛隊が探しているが、街中でもマスクをしたほうがいいんじゃ?

銀座の交差点も、すっかり廃墟。
すごいCGだけど、ちょっとだけ違和感。
やはり技術的には、ハリウッドが上なのかな?



クールな栄子が、病院のスタッフにウイルス対策委員会のメンバーを募った時に、ほとんどの医師や看護師が、自主的に手を上げたシーンでは、胸が熱くなった。
実際に感染爆発が起こったら、お医者様はこんな風に命を懸けて治療にあたってくださるのだろうか??



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国仲涼子演じる看護師の、夫(田中裕二)と娘
3歳くらい?チョーかわいいんですけど!!
なんでこんな小さいのに、演技ができるのぉ???

容赦なく人が死んでいく様は、都合よく主役だけ生き残っていくエンタメ映画と違って、リアル。
医者なのに、吐血してまで電車に乗ってタイの小さな島へ戻っていくのと、ラストのいきなり平和なシーン以外は、まさに実話のようにも感じられるくらいだ。

特に、養鶏場の娘が、父親の首吊り死体を発見するくだりは、大判のハンカチが手放せない。
結果的には、鳥インフルエンザはウイルスとは関係なかったのに、こうして失われていく命。


今、まさに今年のこの時期に観る映画である。





「たとえ明日世界が滅びても、きみはりんごの木を植える」




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