「ミスト」忘れない衝撃のラスト

途中結構怖かったんだけど、最後どうなったんだっけ?というホラーやミステリーはよくある。
これは、途中を忘れても結末は決して忘れない・・・・・そんな映画だ。



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 「THE MIST (ミスト)」公式サイト


パパンが大好きなスティーブン・キング。
本はすべて持っている。

しかし映画にすると、なぜか失敗しちゃうキングなので、この映画も実はちょっと‘食わず嫌い‘だったわたし。
大体どの映画も、結末を『宗教もの』で済ませてしまうところが、どうしても気に入らなかったのだけど、今回は別!
だって、結末は原作と違うんだって。


<ストーリー>

激しい嵐で壊れた窓を修理しようと、街のスーパーまで出かけたデヴィット(トーマス・ジェーン)と、5歳のビリー(ネイサン・ギャンブル)は、街を包み込んだ怪しい霧に阻まれて、スーパーの店内に閉じ込められた。
「何か恐ろしいものが霧にひそんでいる!」
霧の中から命からがら逃げてきたという老人に、店内の客たちの動揺がだんだんと大きくなっていった。

倉庫で謎の人食い生物と遭遇したデヴィットは、副店長のオリー(トビー・ジョーンズ)とともに、客がパニックを起こさない程度に危険を伝え、外へ出ないよう説得する方法を考えていた。

なんとか一致団結して、この窮地を乗り越えなければならない時に、全く話を信じようとしない弁護士ノートン(アンドレ・ブラウアー)や、恐怖を煽って信者を増やそうとする狂信的な女カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)と対峙しながら、助かる策を練るデヴィットたち。

しかし夜になって襲ってきた巨大生物たちに、店内には激しいパニックが起こり、遂に人々は醜悪な本性を現し始め・・・・・・・







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若い店員を怪物に持っていかれてしまう~
触手の先っぽで、人を食べてしまう巨大な(?)生き物は、相当手ごわいという印象をがっつり見せ付けてくれる。

霧の正体がバレると大抵はそこで怖くなくなってしまうものだが、ミステリアスな恐怖から、生物パニック映画へと変貌、さらに最も怖いのは、人間・・・・というスティーブン・キングお得意の恐怖映画へ・・・・・



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言い争う客たち
エリートと労働者
田舎者と、都会から来たよそもの・・・・
普段から根に持っていたことが、こういう時に噴出してくる。

スーパーに立てこもったら、当分食料もあるのに、どうしてこんなにいがみ合うのだろう??
こわいこわい~


建物の外は危険な生き物でいっぱい~っていうところは、楳図かずお の「漂流教室」に似ている。
生き物の形態もなんとなく似ているのは、人々が恐怖を感じる形がこの形なのか、人間の考える限界がこのあたりなのか・・・・・



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「外は死が満ちている。この世の終わりよ。」と他の人の不安を煽るカーモディ
はじめは、「昔からあの人おかしかったよね?」と言っていた人たちも、だんだんと彼女の言葉に乗せられて・・・・

確かに彼女が言ったように、外には死が待っていたが、だからといって、神にいけにえを捧げてどうなると?
正しいことが分からなくなっていく、集団心理は、人間の本質をついていて、じわじわと怖い。
こうやって新興宗教が始まるのかな?とぼんやり思ってしまった。




結末はやるせない。
しかし、ありきたりのハッピーエンドにしないところを高く評価したい。







元旦から、恐怖映画を見てしまった。
年末は「悪夢探偵2」、年始は「ミスト」って、どんだけ~?


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