映画「アヒルと鴨のコインロッカー」

おりしも大型台風が関東を直撃した朝。
ねえねの学校では、朝6時の台風警報が出た時点で、休講が決定した。
そんな日に、一緒に映画 『アヒ鴨』 を観に行っていたなんて・・・学校には内緒だ。

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「アヒルと鴨のコインロッカー」公式サイト

そもそもこの映画を観たかったのは、ねえねの高校で、毎月2冊出される‘課題図書‘のうちの1冊だったからだ。
他の宿題に負われて、読めない~~というので、私が読んでみたところ、それはそれは面白かった!!

勿論、私が読んでもなんの助けにもならない(感想文ではなく、こまかいシチュエーションを知らないと、テストが解けないようになっているらしい)ので、純粋に私は読書を楽しみ、心の底からお勧めしたのだった。

いやー、こんな‘ざわざわ・・・・‘した小説は、久しぶりだった。
読み薦めるうちに、わくわくが進み、ドキドキが倍増した。
完全に小説の中に取り込まれていく自分がそこにいた。

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そんな小説が、映画化されるって、そりゃ観るっきゃないでしょ~



<ストーリー>

東京から仙台の大学に入学するために、小さなアパートへ越してきた椎名(濱田岳)。
唯一歌えるボブディランの「風に吹かれて」を口ずさんでいると、背後からいきなり声をかけてきた青年がいた。

隣の部屋に住む河崎と名乗る男は、親しげにこう言うのだった。

「一緒に本屋を襲わないか。」


同じアパートに住むひきこもりの留学生ドルジに‘広辞苑‘をプレゼントしたいのだという。
気がつくとお人よしの椎名は、本屋の裏口に立っていた。



コレより先は、何も書けない。
どんな映画も、多少のネタばれは書くものだけど、この映画と小説だけは、何も書けない。
ぜったいに・・・・


過去と現在を行ったりきたりする小説。
これをどうやって映画にするのか、当初より話題となっていた。
映画は、細かい点で違っているところもあったけど、ほとんど小説そのまま。
特にキャスティングは、イメージそのままだ。

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同じ大学に通う‘ことみ‘(関めぐみ)
彼女を中心に、同棲している留学生のドルジ・美しい青年河崎・凛とした美しさで圧倒するペットショップの店長麗子さん・・・・・が、最近周辺で起きるペット殺しの謎に迫る。
ひたひたと‘ことみ‘に迫りくる恐怖。



河崎の言動に翻弄される椎名を、濱田岳が実に上手く演じている。
東京出身なのに、一番イモくさいジャージ姿で、押しも弱い。
途方に暮れて、正座をしたままダンボールのふたをパタパタしているところなど、思わずくすっと笑ってしまった。

他に、瑛太・松田龍平がぴったりの役を演じている。

私としては、原作を先に読むことをお勧めしたい。
何しろすごい小説だから。
あの、今までに読んだ本で、感じたことのないような、胸をぎゅぎゅーっと掴まれるような感覚は、映画を観てからだと体感できないように思うのだ。

セットで、オススメ!!






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