「蒼き狼 地果て 海尽きるまで」試写会 

最近お気に入りの松山ケンイチも出るし、お友達のオススメもあって、絶対観よう!と思っていた「蒼き狼 地果て海尽きるまで」の試写会に行った。
どうでもいいけど、題名長いよ。

とにかくすごいスケール!

さすが角川映画。総制作費30億円って、なんかすごすぎてよく分かんない。
原作は森村誠一「地果て海つきるまで 小説チンギス汗」   
監督は「Wの悲劇」の名匠 澤井信一郎監督。

蒼き狼 地果て 海尽きるまで 映画公式サイト
http://www.aoki-ookami.com/

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美しく広がるモンゴルの大地。
今でもこれほどまでに、広大な自然が残っている場所があるのか・・・と、それだけで感動。

はて?セットも組まず、その30億円はどこに使ったのか?

それはまさに、タイムマシンで800年前の過去へ行き、タケコプターで上空から見物しているような気分にさせる、大自然の中の本物の騎馬隊戦闘シーンだろう。

実際にモンゴル軍兵士5000名は、全員が馬に乗り、戦っている。
つまり馬も5000頭いたわけだ。

すごい!すごすぎる。
やっぱCGとは、格段に違うよね。
砂煙をあげて、広大な草原を走ってくる騎馬隊は、霧に煙る中を走っているかのように、幻想的で、美しいとすら思える。

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<ストーリー>
800年前のモンゴル建国の英雄チンギス・ハーン。

モンゴル部族の長の息子として生まれ、彼らの始祖‘蒼き狼‘の生まれ変わりとして大事に育てられたテムジン(のちのチンギス・ハーン)は、14才で父親を対立する部族に殺されると、部下たちからは手のひらを返したように、見捨てられてしまう。

実はテムジンの母親(若村麻由美)は、別の部族から略奪してきた女だったのだ。
テムジンは自分が‘蒼き狼‘の血を引く、父との子供であることを照明すべく、残された家族を守り、必死で頑張ってモンゴル部族を復興させるのだった。

大人になったテムジン(反町隆史)は、かねてからの許婚(菊川玲)と結婚し、部族は次第に大きくなっていくが、敵の部族に妻を略奪されてしまう。

10ヶ月後、やっとの思いで最愛の妻を取り戻すと、彼女は身ごもっていた・・・・・
再び繰り返される宿命に、苦悩するテムジン。

やがて17歳に成長した息子ジュチ(松山ケンイチ)を過酷な任務に追いやる父テムジン。
父の子ではないから、愛されていないのではないかと苦しむジュチ。
自分の運命と重ね合わせて、心を痛めるテムジンの母と、妻。

私は、あなたの息子として死ねるでしょうか?


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楽しみにしていた松ケンの出番が、ちょっと少なくて残念。
でも、チンギス・ハーンの生まれるところからやっているのだから、しょうがないのかな。

聞きなれないモンゴルの名前が、次々出てきて、人の名前なのか、部族の名前なのか、混乱のきわみ。
私カタカナ弱いんだよね~

それにつけても、すごいのは、テムジンの母役の若村麻由美。
完全に化けている!
さすが!
子供を生む前の、結婚したての娘時代から、孫が成人するまでを、実に違和感なく演じている。
メイクも、ハリウッドでよく観る、特殊メイクなどではなく、完全にメイクだけで、ここまで化けられるのか!!!????という、ある種の感動を覚えた。
女は怖いとは、このことじゃ・・・・・

菊川玲も、上手に年を重ねているから、すごいのは演技じゃなくて、メイクさん?
何しろ衣装もメイクも素晴らしいのに、彼女の演技には、がっかり。
どうして、これだけすごいキャストを集めているのに、この大事な役どころが、菊川玲なの?


それに比べて、主役の反町隆史は、青年の頃と、即位してモンゴル国王となるまで、殆ど全く変化なし。
今いくつ?って、話に出てくる「あれから7年も経ってしまった」という台詞で、計算しないと、年齢が分からないのだ。

せめて、国王になったらもう少し太っていたりしないもんかな?

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あと、Araっていう新人が出るのだけど、あらっ?ってかんじ。
800年前の、女を略奪品としてしか見ていなかった時代に、妻を大事にし、捕らえた女兵士を、一人の人間として愛する、チンギス・ハーンの人柄を表すのに、必要だった?
なんで、ここで片言の日本語を話す、彼女が出てくるのか謎。
しかも、いきなり国王の側室 兼 側近みたいになっていて・・・・・


このことろ立て続けに観たのが、全て父と子をテーマにした内容の映画。

この「蒼き狼」も、そういう点では、一番身近に感じる、息子を想う父の気持ち、父を愛する息子の気持ち、しかしそれがすれ違ってお互いに伝わらない苦悩が、胸にぐっときた。

父を心配させまいとする息子の嘘。
息子の愛に気付かず、「昼間からダラダラ寝ているんじゃない!」と布団を剥ぐと、そこにいた息子は・・・・・
そして、息子の手に握られていたのは・・・・・

ああ・・、思い出したらまた泣けてきた。

思春期の子供を持つ親御さんと、「女は子を産む機械」と発言して大問題の大臣に、是非観てもらいたい作品だ。




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