驚愕!実在したシリアルキラー映画を見る☆「チャイルド44」「フローズン・グラウンド」「ジェフェリーダーマー」「チェイサー」

未見の作品で気になってた映画「チャイルド44」を見たら、なんとロシアの実在のシリアルキラーが登場する話だった。
図らずも先日見た切り裂きジャックのルポルタージュで、アメリカの実在した殺人鬼HHホームズの存在を知ったばかり。
世の中どうしてこんなにも多くの人を殺める殺人鬼が沢山いるの?と思い、映画になっているものを集めてみることに…(ホラー以外に限定)


「チャイルド44 森に消えた子供たち」(2015年)アメリカ
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1950年代のスターリン体制下のソ連。KGBのレオ(トム・ハーディ)は反体制分子を次々と投獄し、無理な自白を強要して犯人逮捕の成果を挙げていた。
ある日、疑われた自らの妻(ノオミ・ラパス)を擁護したことで小さな町へ左遷されてしまう。
そこで度々起きる少年の全裸死体の捜査に関わり、今まで『犯罪なき理想国家』の理念に反しないよう、冤罪を作り上げて処理していた犯罪が、実はひとりの連続殺人鬼の仕業であると気付いて…

たまたま見たら実はロシアに実在した52人殺害のシリアルキラーアンドレ・チカチーロを捕まえる話。
KGBの話に重点を置いているので、犯人に関する話は後半のほうだけ。KGBのやり口が酷すぎて殺人鬼も霞んでしまう勢いにビックリする。
社会主義の犬だったはずのレオの心情の変化が描き切れてないので、ちょっぴり不完全燃焼になる。

500万人もの餓死者を出したロシアの計画的飢饉ホロドモールとカニバリズムの関係は無視できないので、犯人の性的異常だけが問題ではないと感じる。勿論、映画にはそんなシーンは出てこないのでご安心を。

「フローズン・グラウンド」(2013年)アメリカ
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1983年、米アラスカ州で一人の若い娼婦が保護される。男に監禁され殺されかけたと主張するも名指しした男性(ジョン・キューザック)はパン屋を営む善良な市民なので警察は取り合ってくれない。
転職を目前にしていた刑事のニコラス・ケイジは、ここ12年の間に近辺で起きた失踪・死体遺棄事件との関連を調べ上げ追い詰めていくのだが、犯人も証拠隠滅の為に娼婦のシンディを殺そうとつけ回す・・・

24人以上の女性を誘拐・数日監禁ののち・レイプし森に逃がしてから狩りをするという、懲役461年の刑で服役した殺人鬼ロバート・ハンセンの実話が基。
買う男がいるから成り立っているのに娼婦を見下す警官たちに胸が悪くなる。ポールダンスのお店はかなりセクシー♬
ニコラス・ケイジは「ダーティー・コップ」でむちゃくちゃな汚職警官を演じていたから、今回はひたすら真摯に事件に向き合っていく刑事の役で脳内が混乱する(笑)

「ジェフェリー・ダーマー」(2002年)

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チョコレート工場で働くジェフェリー(ジェレミー・レナー)は街で見かけた好みの男性を家に誘っては、薬を混ぜたお酒で眠らせ強姦していた。ある日、誘った男性から愛を告白されるが、ベッドルームの死体を見られそうになり殺そうとして逃げられる。
6899b6c9.jpg17人の青少年を絞殺・屍姦・死体切断・人肉食を行って「ミルウォーキーの食人鬼」と呼ばれ、刑務所内で34歳の若さで撲殺された(本人写真)実在の人物。下手すると主役のジェレミー・レナーや2017年に「マイフレンド ダーマー」で演じたロス・リンチよりイケメンかも?
映画は直接的なグロいシーンはほぼ無く、彼が孤独にさいなまされながら行った数々の殺しを思い起こす形で進んでいく。
敬虔なクリスチャンで厳格な父や家を出てしまった母が、何故ダーマーに無関心であったかがあまり描かれていなくて、親として当たり前の対応をしていたのに何故?という気持ちにさせられる。
内向的でゲイのダーマーが人の温もりが欲しいあまり、自分の言う事を聞くゾンビを作り出すためになんちゃってロボトミー手術をドリルでやっていたわけだけど、逆に自分に好意を寄せる人間までも殺そうとする内面の心理は理解できなかった(実際、理解しようも無いけど)

「チェイサー」(2009年)
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韓国で10か月の間に21人殺した連続殺人犯をモチーフにした映画。
詳しくはこちら→「チェイサー」震える魂
こちらはトンデモなくグロくて、さすがの私も2度目を見る勇気が無い(-_-;)
韓国映画の描き方の問題なのかな?ただ、ハリウッド映画だとグロく描くとホラーになるけど、韓国映画はサスペンスでありながら人物の内面をしっとり描く作品にもなっている点で、非常に見応えがあるおススメ(?)の作品。


シリアルキラーの共通点はIQが高い、両親から虐待・もしくはネグレクトされていた、孤独であった、等々・・・
だとしてもそう言った境遇の人が全て連続殺人鬼になるわけでもなく、いったい何がそうさせるのか?謎は深まるばかりなのだった。
シカゴの連続殺人鬼HHホームズをレオナルド・ディカプリオが演じる「悪魔と博覧会」は制作中。

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この記事へのコメント

2020年05月11日 18:04
まだ~むさん、こんばんは。
チャイルド44は見ました♪
だいぶ忘れちゃったけど。。。

シリアルキラーというと思い出すのは羊たちの沈黙ですが
こういう人間の心の闇を描いた作品は、結構好きです。
フローズン・グラウンドとジェフリー・ダーマ―は
機会があったら見てみたいです。
(チェイサーはちょっと見れそうにない。><)

レオの新作も気になります♪
ノルウェーまだ~む
2020年05月11日 22:46
>セレンディピティさん
>
意外です~セレンさんがこの手の作品にご興味があったとは!
でもただグロさを推してくるのではなくて、人間の闇の部分に迫る作品には深いものを感じますよね。
「羊たちの沈黙」は何人かの実在のシリアルキラーをミックスした架空のお話になっているらしいので、今回は省きましたが、今まで刺激が強すぎると感じていて見てこなかった「ひつちん」関連のシリーズ作品を改めて見てみようかな~と思っています。
2020年05月12日 18:19
こんにちは。「チャイルド44~」なのですが、トム・ハーディーは相変わらず盤石の素敵さなんですけど、なーんか端折り過ぎというか、尻すぼみというか、イマイチな作品でした。絶対に原作の方が面白いのではないか?!と原作未読にも関わらず思ってしまいましたです。
2020年05月12日 18:23
「フローズン~」の方にもコメントさせてください。私全くの同感で、ニコラス・ケイジのいいもんっぷりに混乱しましたよ(笑)。でも、彼自身は常日頃の作品でぶっ壊れたリベンジ劇を起こす所なんかから考えると、決して「正義を抱く」というスタンスではブレていないんですよねぇ…あ、違うか(笑)。
ノルウェーまだ~む
2020年05月13日 16:16
>ここなつさん
>
原作は私も読んだことが無いのですが、とんでもない殺人鬼をさらりと登場させて、あっけなく捕まえちゃうのが、ちょっぴり肩透かしでしたね。
それでもKGB側の物語として描くのは悪くないと思いました~是非原作読んだらまた感想お聞かせくださいっ☆
ノルウェーまだ~む
2020年05月13日 16:19
>ここなつさん
>
二つもコメントありがとうございます!
基本ニコラスケイジはどこかぶっ飛んだ役が印象的な人なので、正統派のいいもん役だとこちらが情緒不安定になっちゃいますよね(爆)
確かに「悪」でも正義を貫くスタンスはブレてないっ!かも?☆
ごみつ
2020年05月16日 21:23
こんばんは!

お家で色々鑑賞なさってますね。

この中では「チャイルド44」は見ました。原作も読みましたよ。そもそもこれは原作がイギリスの小説で、ロシアでは発禁、上映不許可なんだそうです。デミドフシリーズは全部で3作あるんですけど、この「チャイルド44」があまり評判良くなかったせいか、続きはつくられないですね・・。テレビドラマにでもならないかな。

まあ、ソ連が舞台なのに英語劇なのが、やっぱりちょっと違和感あるんですけどね。

「ジェフリー・ダーマー」、主役がジェレミー・レナーなんですね。これは面白そう。
「フローズン・グラウンド」は、私もアマプラで、お、ニコケイか・・とちょっと気になってた作品。
「チェイサー」もかなり前から気になってました。

どれも、元気な時にでも是非見てみたいです。(*'ω'*)
ノルウェーまだ~む
2020年05月16日 23:52
>ごみつさん
>
はい、今家族が離散したところなので(冗談)思いっきり一人時間を楽しんでます。もう運動不足どんと来い!なかんじ(爆)
「チャイルド44」はシリーズの予定だったのですね?確かに英語でやっててそこが気になっちゃうんですよね。しかも凄く癖のある英語で、はじめ何語で喋っているのかな?って思っちゃいました。
ロシアでは上映不許可でしょうね~こんなにあからさまに描いて許可が下りる訳ないですよね☆

ジェフェリー~も評判は良くないのですけどお暇な時に!

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