「いなくなれ、群青」☆哲学的で詩的で幻想的な、初めて出会うタイプの映画

こっれっは、とんでもない映画に出会ってしまった・・・
今までかつて見た事が無いような種類の映画。
哲学的でもあり詩的でもある。
台詞の1つ1つ、文章の1行1行に意味深な思いが込められ無駄なものが1つとして無い。
謎に包まれた物語は最後まで観ても謎が深くなるばかり。
答えを観客に委ねるラストは、なんとしてでも原作を読まなくては・・・と思わせるのだ。
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「いなくなれ、群青」公式サイト(9月6日公開)
<ストーリー>
ある日突然、階段島とよばれる小さな孤島で暮らし始めることになった七草(横浜流星)は、平凡な高校生活を送っていた。
しかし幼馴染の真辺(飯豊まりえ)と島で再会し、誰も出る事が出来ないこの島の謎を解いて一緒に出ようと持ち掛けられる。
学園祭でヴァイオリンの独奏をする予定だった豊川(中村里帆)は弦が切れてしまったのに島では新しい弦を買う事が出来ない。
泣いている豊川になんとか弦を入手しようと同級生の佐々岡(松岡広大)は奔走するが・・・


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ともかく映像がキレイ。
雄大な自然と幻想的な風景は、詩的で哲学的なファンタジーにはピッタリ☆
特にラスト、灯台に入ってピンク電話で話すシーンはあまりの美しさに息も止まってしまうくらい。

これはプロデューサーがアニメ畑の人だったということも関連しているのかも。
とにかく背景、フィルムで撮影したような映画の色味、アップを多用して内面に深く切り込んでいくようなショットは、確かにどれもいい意味でアニメちっくなのだ。
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同級生は皆、何か抱えている
予告編では明かされないけれど、この島には「魔女」がいて、彼女の許可が無ければ島を出る事が出来ない。

実はこの魔女の正体を途中で明かしているのだと、柳明菜監督が試写の後のティーチインで話していた。
確かに一瞬映った「手紙の返事を書きながら寝てしまっていた人」が、魔女だったのよね??それって・・・

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イケメンを多用しているのもミソだけど、若手イケメン登竜門でもある私の大嫌いな壁ドン胸キュン系映画と一線を画しているのも良い。
人気急上昇中の横浜流星くんやいつも屋上にいるナド役の黒羽麻璃央くん⇧、賢い選択したne!!(そういう映画にも出ているのかもだけど)

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若手の役者さんたちは皆驚くほど演技が上手い

柳明菜監督はなんとこれが商業デビュー初監督作品なのだそう。
これだけのクオリティで最初の作品を飾れるなんて、(しかも若くてとっても美人!)これからが実に楽しみ~~

七草がせっかく送り出した真辺があっという間に戻ってきてしまって?マークが出ちゃった私。
監督の話では答えはエンドロール後の手つなぎシーンが現実世界だということらしい。なるほどつまりこの「階段島」は七草が作り出した深層心理の世界だということなのでは?

私は帰宅後無料配信のマンガウォーカーで思わず1話と5~6話のラストまでコミックを読んじゃった♪
難解なのは原作がそうだったからなのね・・・


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この記事へのコメント

2019年09月04日 22:18
この映画すごい気になっていたんですよね。
見たくなりました。
でもこれマンガだったんだってはじめてしった!!
ノルウェーまだ~む
2019年09月04日 22:57
>Nakajiさん
>
原作は河野裕氏の小説のようですよ~
「階段島」シリーズというのだそうです。
それを漫画にしたものがあって、それはコミック立ち読みのサイトで見れたので読んでみました☆
映画とーっても印象的なの、見てみて~~

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