「LION/ライオン~25年目のただいま」☆無垢な瞳

予告編から毎回涙ぐんでしまう映画。
映画もサルーの幼い無垢な瞳に完全にノックアウトされ、冒頭からなんだか泣けて・・・・・・


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「LION/ライオン~25年目のただいま」 公式サイト

<ストーリー>

5歳のサルー(サニー・パワール)は昼に石運び、夜にも働きに出る母のために、兄のグドゥ(アビシェーク・バラト)にねだって駅での夜間の仕事探しへ付いて行った。
しかし寝てしまい、気付くと誰もいない駅で一人ぼっち。グドゥを探しながら開いている車輛へ入り込むと列車は動き出してしまい気付くと言葉も通じない所へ辿り着いていた・・・・・


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とにかく子供たちが素晴らしい!
過酷な状況を生き延びていく様子を、たった5歳の子がここまで演じられるとは・・・・・
特別に表情を作る訳でもないのに、無垢な瞳がきちんと感情を伝えてくるのは、ひとえに監督の手腕なのか?

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やさしくサルーを導く兄のグドゥがまたいい。
いなくなったサルーを必死で探したにちがいないグドゥの末路を、スイカ事故のシーンで全て伝えるところも秀逸☆

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里親のスー(ニコール・キッドマン)が一人泣いているとそっと抱きしめてあげる心の優しいサルーに涙☆

サルーが本能的に危険を回避しながら、なんとか警察へ行き、その後施設へ辿り着き、里親のスーの所へ行きつくまでが、ある意味この映画の重要かつ見所ともいうべき本編部分。
施設ではご飯も食べられてベッドでも眠れるのに、「ここは酷い所よ・・・・」というのも、なるほどそう言う訳なのね・・・・
詳細を語らず、さりげなく示唆するだけにとどまってるところが素晴らしい。

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自らの出自が気になり、夜も寝ずに調べ始めるが・・・・・
列車の速さや地図での検証など、何日もかけて調べ尽すけど、結局のところカンと記憶によるグーグルで発見って???実話なので仕方ないけれど、ちょっと盛り上がりに欠けちゃうかな。

それにしても「スラムドッグ~」のデヴ・パテルが逞しくイケメンになっててビックリ!

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カツラから解放されたニコール・キッドマンがようやく普通に美人になった~(笑)

恋人にも両親にも話さず、一人悩みまくって家族の輪を乱し空回りするサルーのあたりから、なんとなく共感しにくくなってしまう私。
勿論、どちらの母へも罪悪感を抱く複雑な彼の心境を考えるとそれも判らないでもないけれど・・・・・

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恋人ルーシー(ルーニー・マーラ)とのラブラブ期間を、インド音楽にのってステップを踏むなど、ボリウッドをリスペクト

自分を頼ってくれないサルーを、次第に拒むルーシー。
この辺は良く理解できなくて・・・・別れたいのか別れたくないのか別れたのか??
それでモヤモヤしてしまい、せっかくまとまってきた物語が空中分解し、やや失速してしまった感が否めない。
それでも家族と再会できて本当に良かった!
若い時のインドのママと年取ったママもよく似ているし、キャスティングも本当に素晴らしい~~


なによりエンディングの途中の、グドゥに捧げるという言葉と、すっかり忘れていたけど、最後になぜLIONなのかが判って改めて「真実は小説より奇なり」という言葉に納得なのだった。




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この記事へのコメント

2017年04月15日 23:03
ルーシーとどうなったのか気になりました。
「女の心変わりはおそろしいものよのう」Byシン(北斗の拳)ということになったと予想(^^♪
2017年04月16日 00:48
こんばんは。
もちろん感動的だったのですが、ある意味予想通りだったので、なぜか泣けなかったのです。
もとの話がそれだけで感動的なので、映画らしい遊び心というか脚色が欲しかったかな...?

デヴ・パテルくんは、「マリーゴールドホテル~」や「奇跡がくれた数式」などいろいろ見ているので、変化にびっくりということはなかったですが、着実にキャリアを積んで、いい役者さんになりましたね。
ノルウェーまだ~む
2017年04月17日 00:03
まっつぁんこさん☆
私としては一人内にこもって悩み、気持ちを打ち明けようとしないサルーから一旦距離を置いたけれど、思い切ってインドに行くと話した事で再び応援して元サヤなんだと思ってます。
でもその辺、ハッキリ描かないならあえて無くてもよかったのにと思っちゃいました。
ノルウェーまだ~む
2017年04月17日 00:07
セレンさん☆
そうそう!私も前半とエンディングではじわりと泣けましたけど、あとは皆さんが言うほど泣ける??って思っちゃいました。

デヴくんはすっかりワイルドなイケメンになっていて、雰囲気が全く違うなぁと…「奇跡が~」のデヴ君の真面目そうな印象が強かったですものね☆
2017年04月18日 00:52
この映画はサニー・パワールくんの魅力に尽きますよ。
あんなにも可愛らしく、そして走り方を筆頭に一挙手一投足全てを応援したくなる。
彼なしではこの映画は成り立たなかったでしょうね。
ノルウェーまだ~む
2017年04月19日 09:22
にゃむばななさん☆
本当にそうですね~~
勿論デヴくんも良かったのですけど、その何倍もの魅力で全世界の人を魅了したサニーくんを誰もが応援したくなっちゃいますよね☆
ここがこの映画のカギだったのでしょう!
2017年04月20日 01:51
マイブログに、リンク&引用、貼らせてもらいました。
不都合あればお知らせください(削除します)!
なにとぞ宜しく、お願いいたしまっす♪
ノルウェーまだ~む
2017年04月20日 16:12
ジョニー暴れん坊デップさん☆ようこそ~
私のような者のブログをベッキーと並べて(笑)ご紹介くださって恐縮です。
今後ともよろしくお願いいたします☆
2017年04月21日 00:16
この作品、予告編にはかなり騙されました。
インド時代のパートがあんなに長いとはね。
でも、それがよかった。

>グドゥの末路を、スイカ事故のシーンで全て伝えるところ

ええ?
どんな風でしたっけ?
2017年04月21日 17:15
俳優さんたちも実際の方々に似てましたね。
素直に感動できて泣ける素敵な作品でしたー
デヴくんがイケメンさんになってましたし、サニーくんがとっても可愛かったです~
最後にタイトルのLIONの意味がわかってなるほどと!
ノルウェーまだ~む
2017年04月22日 16:09
zooeyさん☆
インドバートが特に良かったですよね☆というか、私としては大人サルーは恋人との関係がなんとなくしっくり納得出来なかったので、インドパートが全てでした♪

スイカを運ぶ仕事をしてサルーがバイクにぶつかり、おでこにキズが残ったのですよね。それで母親にお兄ちゃんがしこたま怒られたので、多分、弟を駅に残して行方不明になったことから、相当必死に探し回ったに違いなく、それで電車に牽かれちゃったのだと解釈しました。
ノルウェーまだ~む
2017年04月22日 16:10
yukarinさん☆
直球ストレートに感動できるお話でしたね。
健気なインドの兄弟に最初から泣けちゃいました。
タイトルの意味のことすーっかり忘れて観てたけど、最後にスッキリして良かったね~~
2017年04月24日 23:35
こんにちは。
ラストの「グドゥに捧げる」は胸にずしんと来ました。
何が幸せ、とか上から目線で言うつもりは全くないのですが、それにしても子供が過酷な労働をしなければならない社会を見るのは辛いですよね。
ノルウェーまだ~む
2017年04月25日 00:41
ここなつさん☆
本当にその通りです…
様々な事情があってと思うし、貧しくても家族を想い合っている点では幸せだった部分も大きいでしょうけど、まずは安心して子供が歩ける国であってほしいですよね。
胸にずしんと来る映画でした。
2017年06月12日 22:27
デヴ君は長髪の方がかっこいですね。短髪だとちょっと頼りなさげというか、瑛太君に似た雰囲気があります
ニコール母さんがあれだけ愛情を注いでも二人目の養子はあんなんなってしまったわけで… その辺に現実の厳しさを感じます
ノルウェーまだ~む
2017年06月13日 10:00
伍一くん☆
ニコール母さんの二人目の息子さんは、多分最初から何か生まれもって問題を抱えていた子と考えて良いんじゃないかな。
印象としては自閉症かと…
凄く才能を開花させる子も多いし、劇中でも弟に「お前は才能があるのに…」とたしなめるシーンもあるので。
うちの息子が今デヴ君のヘアスタイルなのだけど、結局頼りなささは瑛大君風ですわ。

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