「おしん」日本人の原点に涙・涙・涙・・・

いやあ、ストーリーも知っているし、半沢もあまちゃんも真っ青の空前の視聴率を誇った、オリジナル「おしん」を超えるキャストでもないし・・・・と思っていても。
それでも、泣ける・泣ける・泣けるぅ~~~
最近、こんなふうに思い切り泣く事ってなかったよねー。



日本人はこんな涙を求めていた!
ベタに泣かせるのに、そんなことはどうでも、涙はとにかくボロボロ・・・・
これはもう、日本人の・・・・というより、私の原点なのかも。


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「おしん」公式サイト


<ストーリー>

明治40年、雪深い最上川上流の寒村で、貧しい暮らしをしていた7歳のおしん(濱田ここね)は、口減らしの為に奉公へ出されることになった。
入学を楽しみにしていたおしんだったが、雪の残る冷たい川へ入ってお腹の子供を堕ろそうとする母(上戸 彩)を見て、奉公へ出ることを決意する。

木材店では食事もろくにさせてもらえず、厳しい労働を強いられるが、1年間だけと思って耐え頑張るおしんに若奥様は目を掛けてくれる。しかし女中頭のつね(岸本加代子)のお金を盗んだと疑いをかけられ、ついに店を飛び出してしまう。
吹雪の中でついに力尽きて倒れていたおしんは・・・・



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息も白い寒い雪の中の撮影はさぞ辛かったでしょうけど、貧しい貧しい当時の生活は、短期間では済まされなかったわけで・・・・

ユニクロの軽くて温かいダウンウエアもなかった時代に、こんな着物一枚で雪国で生活していたのかと思うと、本当に大変だったんだなぁーとしみじみ。

しかしどうしても幸薄いイメージから遠い上戸 彩では、その過酷でひもじくてうすらう汚れた小作農民の悲哀が出ないんだよねー
本当なら宮沢りえ・・・あたりが良かったんじゃないかな?

それでも雪深い森の中に流れる冷たい凍りつくような川に、腰まで浸かって堕胎しようとする母を体当たりで演じる彼女は、女優とはいえこれから子供を生む年齢の彼女が、この過酷な撮影をしているだけでも、相当な女優魂を感じて、健康的&綺麗さから抜け出ないけどいいよ!と言ってあげたくなっちゃう。



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いじわるな女中頭が良く似合う岸本加代子

オリジナル「おしん」のキャストが出ているのが嬉しい☆けど、泉ピン子がこの女中頭だったっけ?と思ったら、彼女はお母さんだった!(汗)
ピン子さんごめんなさい。

朝ドラだけに、この辛くて・辛くて・辛くて~~の奉公時代が長かったので、案外あっさりと(次の瞬間には夏になり1年が過ぎていた)このターンが終わって、ちょっとホッとしたような、物足りないような・・・・


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ここねちゃん、頑張れ!

ゼッタイ寒いはずなのに、手をこすり合わせたり、息で手を温めたりするようなシーンが意外となくてビックリ。
だって本物の吹雪の中での撮影なのに、逆に我慢しちゃった?

本当に氷点下に長いこと居ると、低体温症になって1時間以上からだの震えが止まらなかったりするものだけど、そこまですると児童虐待だしね・・・・

それにしても、おしん役のここねちゃん、今回は可愛いで選んだんじゃ?と思ったら、演技も訛りもオリジナル「おしん」に迫る巧さ!!


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猟師(ガッツ石松)に匿われている脱走兵(満島真之介)は、さらさらヘア

山の中に隠れ住んでいるわりには、さらさらヘアが不自然で、ちょっとイケメンすぎ。
坊主頭かぼざぼさでないとー

字を教えてもらい、ハーモニカも習って、おしんにとっては始めて心安らぐ日々。
そんな幸せは長くは続かない~~


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おしん(濱田ここね)VSおしん(小林綾子)

エンドロールであれ?オリジナル「おしん」で絶大な存在感と演技力で圧倒させてきたあの小林綾子も出てたっけ?どこに?と思ったら、2度目の奉公先のやさしい若奥様だったー
存在感なしーーっ!!

せっかくならおしんの母親をやったらよかったのに・・・しかし、あの演技力はいずこへ・・・?



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後半は泉ピン子がもっていく

橋田壽賀子&ピン子は、どちらも苦手なんだけど、やはりこのタッグは最強といわざるを得ないよね。
ピン子さんの圧倒的存在感は、他の追随を許さないかんじ。


特におしんの父親役のゴロちゃんは、どうにもこうにも。
一家の家長で子供に厳しく接する厳格な父を、自慢の髪を短髪にするという一大決心で表現したらしいけど・・・・?
そもそも、父親のお楽しみでどんどこ子供が増えて、それを口減らししていくって。(ゴロちゃんのせいではないけど)
コレも日本の歴史のひとつと思うと、本当に苦労なさってきたおばあちゃん世代に、頭が下がる思いだ。




帰りに大幅に遅れたハチ公バスを待って、両手に杖のおじいちゃまが、スーツの背中をびしょびしょに濡らしていたので、傘をさしかけてハチ公バスに乗せるところまでお手伝い。
次第に激しくなる雨に私の肩もびしょ濡れだけど、おしんの事を考えたら何てこと無いね。
おじいちゃま大正15年生まれ。



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この記事へのコメント

はるみん
2013年10月16日 21:41
TBありがとうございます。

ですよね~、小林綾子さんがお母さんをやればよかったのにって思います。
上戸彩ちゃんは可愛すぎて。
ノルウェーまだ~む
2013年10月16日 23:13
はるみんさん☆ようこそ!
きっと小林綾子さんもいい演技を見せてくれたはず!
なんだか勿体無かったきがしましたよね。
両親が上戸彩ちゃんにゴロちゃんでは、ちょっと貧困感が出にくかったです。
ノラネコ
2013年10月18日 19:55
なんだかオリジナルのドラマを思い出しちゃいました。
もう30年も前で殆ど忘れてたけど、映画を観てブログの記事を書いていたらどんどん蘇ってきて。
同じ話なんだけど、やはり異なる時代に観ると物語が訴えてくるものも違うんだなと思います。
素晴らしい女性賛歌となっていました。
ノルウェーまだ~む
2013年10月18日 23:19
ノラネコさん☆
ドラマをなぞっているとはいえ、平成の今見るのでは、また新鮮な感じがしましたよね。
女性ばかりが苦労しているような作りなのに、しっかり女性賛歌になっていて、素晴らしかったです☆
2013年10月21日 21:12
いやあ、これはよかったです。
貧富の差に象徴される格差社会、
脱走兵と思想の自由…。
いまとそう変わらないなと…。
映画を作ったスタッフたちの気概を感じました。
ノルウェーまだ~む
2013年10月22日 21:44
えいさん☆
かれこれ30年も前のドラマですけど、主張するテーマも胸を打つポイントも、ちっとも変わっていないのですね。
まだまだ景気の回復が隅々までいきわたっていない現代だからこそ、心に響いてくるのでしょう。

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