「チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~」夢の中へ

フランス映画らしいシュールな笑いと映像表現に、叶わなかった愛に生きる切ない物語。
平穏な日々からは芸術は生まれない?
バイオリン弾きの叶わぬ夢の中へ、私も一緒に引っ張り込まれて・・・・・


そりゃ少ない会話に美しい音楽、パジャマ着てベッドに入ったら寝ちゃうでしょう?(爆)



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「チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~」公式サイト(11月10日公開)


<ストーリー>

天才音楽家のナセル(マチュー・アマルリック)は人生に失望して死ぬ事にした。
妻との生活も上手くいかず、壊れたバイオリンと同じ音色を出せるものも見つからない。
最後の8日間で振り返る彼の人生・・・・・



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バイオリンを壊され「結婚してお前を愛した事は一度も無い」と言い放つナセル

あまり仕事もせずただひたすらバイオリンを奏でる夫を支えて、外で働く妻(マリア・デ・メディロス)は、奔放な子供たちの面倒もみない夫にキレて、なんとストラディバリウスをぶち壊してしまう。
私が感情移入できたのはここだけ!(笑)

やっぱり愛する人と結婚するより、愛してくれる人と結婚するべきっ!と思ってしまう私。


私は芸術家ともお笑い芸人ともスポーツ選手とも結婚できないなー(爆)



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過去の想い出を振り返りながら、あちこちバイオリンを探し歩く。
想い出といったりきたりなのと、死ぬ事に決めてベッドで臥せっているシーンで、いつの間にか私も夢の中へ・・・・
時々やんちゃな子供がバスの中で歌い続けたりして笑いが起こるときに起きたりして。

そうそう、子供を面倒見るって結構大変なのよ。


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こんなシーンあったっけ?

厳格だけど愛する母が死んだ・・・・というところで登場するシーン。
彼がまだ大人になりきれてないということなのでしょう。

母を愛し、昔の恋人を愛し、自分を愛し。
妻も子供もちゃんと愛せてないのは、過去が美しいからなのではなく、そこから大人になれてないからなのだと思うけど。


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ナセルはただひたすらバイオリンを弾いていた

そうは言っても、そこが芸術家。
凡人には作れないような芸術を作り上げられる人って、やっぱりどこか人とは違うのでしょう。
発明家・芸術家もしかり。

そういえばお友達の知り合いでノーベル賞だか貰ったことのあるご主人は、自転車のようなものを逆さに置いて、一日中ぐるぐるぐるぐると回しているのだそう。
まさにそういうとこから偉大な発明や発見が生まれてくるのでしょうね。
そんな夫を大きく包み込む度量が妻にも必要なのかも☆


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こんなに美人だったら忘れられないよね・・・・

切ないというなら、かつての恋人がそっとお葬式を見ているシーン。
自分自身だけを愛していたナセルに比べて、かつての恋人イラーヌ(ゴルシフテ・ファラハニ)の愛はもっと深いものだったんじゃないかな・・・・
やっぱり女性は大人だわー


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お友達は感動して涙~~


途中一緒に夢の中にいっちゃったこともあり、妻にしか感情移入できなくてイマイチな結果に終わっちゃった私。
でも実らなかった愛を想って奏でる美しい音楽に、美しい想い出を重ね合わせると、フランス映画らしい素敵な愛の物語を楽しめるはず。

芸術家肌の人はぜひ!



この記事へのコメント

2012年11月06日 21:53
まだ~むさん、もしかして寝落ちしちゃいましたか?途中ちょっと幻想的なシーンとか回想とか挟まるとそこでわからなくなっちゃいそうでしたね。

日記にも書いたんだけど、芸術家のようにインスピレーションがいつ降りてきてもいいような人と、何事もきっちりきっちり済ませないといけない人って、根本的に合わないんでしょうね。
相手を全く受け入れられないからバイオリン壊したんだし。それもしかしひどい話ですよね。
ノルウェーまだ~む
2012年11月06日 22:33
rose_chocolatさん☆
確かに芸術肌の人と、きちんと几帳面な性格の人では絶対合わないでしょうねぇ。
私はどちらかというとバイオリンぶっ壊すから~~(爆)
合わなかったら別れたらいいのに、「死ぬ事にする」というのがまた芸術家らしいですね。
2012年11月07日 00:48
おおきなおっぱいのシーンはあったよ
そこ寝てたのね 笑

合わなかったら別れるというより、寄り添って子供まで2人作った夫は、過去の恋に捕われて想い人との再会で自分が忘れられたことへのショックのほうもおおきかったんだろうね~
わからなくもない話だったよ★
妻と夫はどっちもどっちだわ 笑
ノルウェーまだ~む
2012年11月07日 09:44
migちゃん☆
やっぱ寝てたー(爆)

わからなくもなかった?
うーむ。
過去の想い人に忘れられたら、すっぱり諦めるのが男じゃ!と思ってしまうわ。本来今が幸せなら過去のことは忘れるものだけどね・・・・
それにしても芸術家を支えていく妻って本当に偉いなぁー
2012年11月11日 01:51
まだ~む! 書いたよ♪
例によって長文だからお暇な時に~

感動して涙のお友達って私か!?(笑)
"芸術とは"ってことに弱いんだよね・・・
『ブラック・スワン』で号泣もそこだし(笑)

ナセル・アリと妻は見てる世界が違うんだよね。
イラーヌと結婚したかったのは彼女だから、
ナセル・アリは家庭が欲しかったわけじゃない。
妻はナセル・アリに夫になって欲しいわけだから、
全然かみ合わないよね。
それは不幸だわ・・・

ラストのイラーヌの影は好きだったー★
ノルウェーまだ~む
2012年11月11日 13:52
maruちゃん☆
そうです!涙のお友達~~~♪

ブラック・スワン泣けたけど、こっちはウトウトしちゃったからかなぁ?ちと泣けなかった・・・
でもさすがmaruちゃんだよー芸術的なのだ。

確かに結婚の目的が双方かみ合わなかったんだよね。
ナセルは結局の所、母親代わりが欲しかっただけなのかも。
そこまで含めて妻が夫を愛せたら幸せだったかもだけど、芸術だけを愛している人は家庭を作るべきじゃないのかなぁ~?
2012年11月15日 09:38
おはよー!わわ、11月ももう半ば。。
なんだか急に寒くなったし気ぜわしいわー

わたしもちょこっと泣いたけどね、
この世界観を把握するのに時間かかっちゃって。
コミックが原作ってことぐらいは知って観たほうがよかったかな。
あの大きいおっぱいのシーンは『トーク・トゥー・ハー』思出したyo

うん、芸術家ってあんなもんでしょ(笑
妻は覚悟が足りなかったね~(^^;
ノルウェーまだ~む
2012年11月15日 13:02
tomocoさん☆
へー!覚悟が足りなかった妻が悪いのねー?
ま、自分が愛した人なんだからそこまで包み込んであげるべきだったってことかな?

tomocoさんも泣いたのね?
芸術家とtomocoさんも似合いそう♪
tomoco
2012年11月15日 14:22
再び☆
いやいや妻も悪くないよー
見てるところ、求めるものが違ったてことかな。
べきとかも違って、
わかりやすく言うと相性の問題!w笑

芸術家ねー、お友だちだったらいいんじゃない?♪
ノルウェーまだ~む
2012年11月15日 17:10
tomocoさん☆再び♪
やっぱり私が寝ていて、きっと肝心な所見逃しちゃったんだなぁと思って(笑)
いつか機会があったらちゃんと見なくちゃだわ。
一方的に妻が悪いってことでもなく、相性の問題となると、もうどうにも仕様がないものね・・・
次見る時は、大人のファンタジーとして見なくちゃ☆
そういえばtomocoさんお友達、芸術家さんの奥様だものね。すごいな~~
2012年11月16日 19:03
まだ~むさん、こんばんは。
「声をかくす人」のついで(汗)に観ました。

最初は、ヴァイオリン壊しておいて、稼ぎが悪いだの文句ばかりで、ヒステリックな嫁だと思ったけど、なるほど、そういうことで、彼女の不器用さや元カノの胸の内はちょっと切なかったです。
ま、ラブストーリーなんてたまじゃない私には、アクビの連続でした…(苦笑)
ノルウェーまだ~む
2012年11月16日 23:54
オリーブリーさん☆
やっぱりそうでしょー?
私もオリーブリーさんと同じで、ラブストーリーに全く針が触れないものだから、寝てしまいましたよ(爆)
オリーブリーさんアクビ出ても起きていて偉い!
ナセルのほうに共感して感動できる人って、でっかいなぁと感心しちゃったわ。
普通の主婦だと、どうしても妻目線になっちゃうよね。
2013年02月15日 17:14
実は、私も途中で意識が飛びました(^^;
アテハズレだったこともあったし、お笑い要素も馴染めなかったです。
あの男には同情なんてひとかけらも出来ませんよね~

ノルウェーまだ~む
2013年02月16日 11:36
たいむさん☆
ほぼ同じ感想ですよね~
フランス映画の大人のコメディ感覚に、ちょっと付いていけない私です。
芸術家とはいえ、あの男に共感はできないですよね~~

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