ロンドン観光地めぐり☆ユダヤ財閥の邸宅ワデスドンマナー

世界の財産の半分を所有するとも言われるロスチャイルド家。
200年以上にも渡って財界・政界をも動かす影の支配者と噂されるユダヤ人は、アウシュビッツで無残な最期を遂げた人たちといったい何処が違ったのか?
世界最高級の芸術コレクションの展示もすばらしい、超豪華マナーハウスを見学した。(現在はナショナルトラスト所有)

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イギリスには珍しいフランス風のお屋敷は、全てにおいて一流☆
 ナショナルトラスト ワデスドンマナー公式ページ

毎回、ここが一番豪華と言いながら見学してきたマナーハウスだったけど、すべて撤回!
贅の極みとも言うべきここワデスドンマナーは、外観・内装・美術コレクションからすべて完璧☆

噴水や庭に置かれている彫刻も、ハムハウスで見たようななんちゃって彫刻とは、レベルが違うぅ・・・・


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門を入ってから、かれこれどのくらい車で走ったのでしょう?
駐車場に停めて、しばらく歩くと、ホラ、お屋敷があんなに遠くに・・・・・


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噴水を取り囲む車付きの周りを、ぐるりと彫刻が取り囲んでいる(左)
庭に植木で作った巨大な鳥    トリの向こうに見えるのが巨大な鳥かご(右)

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初めて見た!巨大な鳥かご☆ロスチャイルド氏は鳥が好きだったのね
左にも同じように鳥かご(と言うには大きすぎる、動物園みたいな鳥のゲージ)が続いている。

この時は9月でお花が綺麗だった。




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陽が当たると鮮やかな黄色に変身するフランスのネオルネッサンス様式のお屋敷は、じつに優雅☆




フランクフルトのゲットー出身のマイヤー・アムシェルは、古銭商・両替商に端を発し経営の基盤を築いた。
さらに5人の息子たちに、ロンドン、フランクフルト、パリ、ナポリ、ウィーンで金融業を起業させ、(資産を分散させるため)一族による金融ネットワークを設立した。


特にロンドンのネイサン(1777-1836年)とパリのジェームスが成功を収めた。

ネイサンはナポレオンが欧州を席巻する中で金融取引で活躍し、各国に戦争の資金を融通した。
また、ワーテルローの戦いでナポレオン敗退の報をいち早く知ると、英国債の空売りによる暴落を誘導後に一転買占めた取引で巨額の利益を得たのだ。


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直径1mはあるかと思うような見事なシャンデリア(右)
係りの人に聞いたら、フラッシュをたかなければ、撮影はOKということだった。

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マイセンの陶器にミカンがのってますが、何か?(しかも1つの陶器に1個)





ドイツ・オーストリア合併後、ウィーンのルイス・ロスチャイルドは、ナチスから逃れるためにオーストリアを脱出し、イタリアへ向かう飛行機に乗る予定だったが、飛行場を固めていた親衛隊SSの将校に見つけられ地下の留置場に入れられる。

屋敷をナチスの「ユダヤ人移送本部」として取り上げられ、1ヶ月してメトロポールホテルへ身柄を移されたたルイスに、チェコにあるロスチャイルド家所有の「ヴィトコヴィッツ製鉄所」を提供すれば、身柄を直ちに釈放してあげようという取り引きをナチスは持ちかけた。


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しかし彼はそれに応じず、逆に300万ドルを提示して、釈放を条件に製鉄所をナチスに買い取らせたのだ。
というのも、事前にナチスの動きを察知したルイスは、製鉄所の株を中立国スイスなどの名義に変えてしまい、更にそれをイギリスのネイサンの保険会社に買い取らせておいたのである。
名義上はイギリス所有の製鉄所と変わっていたため、国際法の上からはナチスが接収することは不可能だったのだ。



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かくして1年もホテルで軟禁され、終戦後は製鉄所も戻ってきたロスチャイルド氏。
同じユダヤ人でありながら、この運命の違いは、持つものと持たざるものとの違いなのか?

もともとナチスによるユダヤ人迫害と財産没収は、ロスチャイルドの財産欲しさに始めたことなのではないかと思えてならないのだけど・・・・
『とばっちり』で済ますには、あまりに惨い運命だ。

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かつて見たこともないような、立派な時計




大国の政府にポンと資金を貸し付け、今では考えられないような金利で莫大な財力を増やすことによって、政治的にも多大な影響力を持ってきたロスチャイルド家。
戦争をする国に資金提供し、負けた国から資金を回収できなくても、戦勝国から利益を得て必ずプラスにしていく方法で、巨万の富を得た。



ロスチャイルドがイスラエル建国に貢献したのは、同胞ユダヤ人のためなのか、この世から戦争をなくさないためなのか・・・・・・



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物凄い数の陶器のコレクションのほーんの一部(左)
クラッシックカーの愛好家が集っていた前庭。 入ってきた時見た噴水があんなに遠くに。(右)

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こちらがメインのお庭


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季節ごとに植え替えられる花  今回はピンクをベースに☆


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入り口横から入るレストランでは、『ロスチャイルドメニュー』というのが食べられる。(土日限定)
17.50ポンドで2コース
これが、その辺のレストランより格段に美味しい!!!

写真はフォアグラのソテー☆

フランスのロスチャイルド家がワイナリーを持っているので、ロスチャイルドオリジナルワインのショップもある。
家族の肖像画ラベルのワインって!?


9月に行ったときは、暢気に「きれい~素敵~♪」とはしゃいでいた私だったけど、アウシュビッツを見たあと再訪したとき(ロンドン観光地めぐり☆ワデスドンマナー Xmasデコ)は、もう、どう考えてよいのやら・・・・
本当に恐ろしいのは、何だろう?複雑な気持ちでいっぱいになってしまった。





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この記事へのコメント

2010年11月24日 23:14
ロスチャイルドっつったら
アンブロシアーノ銀行
株取引に情報がいかに大切か
ってすぐ思いつくなぁ・・・
って~凄いっっっっ
メトロポリタン美術館とかに置いてあっても
おかしくないんじゃないかしらん?!
どこもかしこも手が込んでいる
センスがいい
はふ~~~ん

ノルウェーまだ~む
2010年11月24日 23:44
qちゃん、いっぱいコメありがとう♪
ルーブル美術館もびっくりな芸術品とかあるらしいよ。
今回うっかり写真を撮り忘れたけど、300年前のマイセンのターキーの形の陶器が、多分そうだと思うの。
もっとがん見しておけば良かった・・・
2010年11月25日 06:25
まだ~むさん、おはようごさいます。
(いま日本時間11月25日給料日6:15頃です)

ロスチャイルドとか、ロックフェラーとか、
世界のエスタブリッシュメントは桁が違いますね。
ただ、少しやっかみはあるとしても、どうなんでしょうね。
生きていくうえで、そんなに沢山お金をもってても楽しいんでしょうかね。ちょっと、足らなくて次はどっちにしようかって考えるのが、楽しいんではないか。
そんな庶民のやっかみです。
でも、芸術とか歴史的建築物などの保管という意味では貴重な人たちですよね。
ノルウェーまだ~む
2010年11月25日 07:51
xtc4241さん、給料日ですね☆
もうここまで桁違いのお金持ちとなると、想像の域を超えてしまいますが、人にお金を貸すだけで、体を動かさなくてもお金が増えていく状態は、どうなんでしょうかね~(そりゃ嬉しいけど)
アウシュビッツを見た後だけに、お金を持っているから助かった人たちがするべきことは無かったのかな?コレクションを集めることでいいのかな?って思ってしまいましたYO~
mig
2010年11月25日 15:23
まだ~む、
あれ?ここはどこだっけって思ったら舞台はイギリスにもどったのね☆
ほんと映画に使われてるみたいにゴージャス
お庭のお花とシャンデリアにも目が釘付け~

マイセンにミカン、なんでだろ(笑)

ノルウェーまだ~む
2010年11月25日 16:52
migちゃん、おはー♪
バッキンガム宮殿は現在も使われているから別として、ヴェルサイユでもどこでもお城や宮殿は建物メインで、室内装飾や飾りはあまりないでしょ?
ここはそれが相当に豪華、桁違いなのYO~
イギリスの女王の資産の何倍もの財産があるらしいからね。
マイセンにミカンも載せるよね(笑)
2010年11月26日 16:54
こんにちはー^^

わぉ!豪華だねー♪綺麗だねー♪凄すぎ!!
しかし、何故みかん(笑)わたしも気になるわん^^
派手だし、好みだわ~♪
お料理も美味しそうだ!
ノルウェーまだ~む
2010年11月26日 18:14
みすずちゃん、おはよー♪
豪華絢爛とはこのことだよね。
こんなところでドレスを着て過ごしてみたいような、窮屈なような・・・
みかんウケタ(爆)
バナナよりいいかもだけど・・・
2010年11月29日 23:27
こんばんは!
コメントどうもありがとうございました♪

絢爛豪華というか半端ないですねー。
ロスチャイルド氏は鳥が好きだったんだ。

>もともとナチスによるユダヤ人迫害と財産没収は、ロスチャイルドの財産欲しさに始めたことなのではないかと思えてならないのだけど・・・・

なるほど・・・
頭文字Rがつく家はつい陰謀を思い浮かべてしまいます。^^;
アウシュビッツを見た後だと、恐くもありますね・・

ノルウェーまだ~む
2010年11月30日 01:36
アイマックさん、ホントに・・・
結構調べると、陰謀説とかボロボロ出てきますよね。
本当か否か、いずれにしてもその資産は途方もないくらいのものだそうで・・・
世界平和に役立つことに、沢山使ってくれるといいのですが。

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