ロンドンホラースポット☆タイバーン

京都なら「四条河原」、東京なら「鈴が森」、そしてここロンドンでは、「タイバーン」なのだそうだ。
ただそこだけ見るのでは、心苦しいので、まずはのどかな公園ハイド・パークでお散歩から。



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セントラルライン マーブルアーチ駅 0分
すぐ目の前にマーブルアーチ(凱旋門)が見える


ハイド・パークへの入り口の手前にあるのが、この凱旋門。
大きなオブジェのあるちょっとした芝生の公園になっていて、みんなが日光浴をしていた。

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凱旋門の横にある芝生とオブジェ。とってもきれいでしょ?



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撮影をしていて、ふと下を見たら・・・・すぐそこに座って居た・・・・ちょー、驚くんですけど?
でも今回のホラーはこの子じゃなく・・・





車の通りの多い道を渡って、向こう側にハイド・パークが広がっている。


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とにかく広い!
むかしヘンリー8世の狩猟場だった(ここでもヘンリー8世!)ところを、1637年に一般に開放した。

入り口で出会ったリスちゃんは、とっても賢く、袋をガサガサしただけで、期待して寄って来る。
とにかく可愛い♪
しかもすぐには逃げないで、カメラ目線で撮り終わるまでポーズもとってくれるのだ。(?)
ちっちゃなお手々の感触☆まだ忘れないよ。

有名なスピーカーズコーナーでは、本当に何人もの人が、椅子の上に乗って、何やら大声で演説をしていた。
それが、「ハグ FREE」と書いたプラカードを持ったお兄さんやら、おばさん、おじさん、喧嘩をふっかけるおばあさんなど・・・・様々。
それをまた、大勢の人たちが聞いているっていうのが、不思議な光景。

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ときどきお馬さんにもすれ違う☆


水鳥の宝庫サーペンタイン池があるけど、そこまでたどり着くだけでヘトヘト。
市民の憩いの場は、とても近くに処刑場があったなんて、思いもしない幸せな場所だった。



さて、マーブルアーチ駅へ戻って、すぐ横にあるODEON座の映画館の隣にあるのが、パブ「THE TYBURN」だ。
パブと言っても、気軽に入れる大型チェーン店で、イングリッシュブレックファーストや、フィッシュアンドチップスなどが、4.99ポンドとすごく安くて、貧乏旅行者にもうれしい価格。

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この洒落たオープンカフェのあるパブが、処刑場跡だと思い込んで、結構緊張しながら撮影したのだけど、実は名前がタイバーンなだけだった。ブラックユーモアたっぷりなのは、さすがロンドン。


ブラウニー&アイスクリームを頼んだら、温かいブラウニー2つにアイスが2こ、生クリームたっぷりだけど甘さも控えめで、意外にもとっても美味しかった!
これはオススメ!!




12世紀頃から18世紀まで、タイバーンで処刑が行われていた。
処刑が決まると、ニューゲート監獄からオックスフォードストリートを市中引き回しにされ、処刑場へ連れてこられた。
処刑は、一般庶民の見せ物として非常に人気があり、100人程度の観衆が集まった。
商魂たくましいタイバーンの村民は、見物人のために大きな観覧席を設置し、席料をとった。
ある時、観覧席が突然崩壊し、約100人の死傷者が出た。
これが恐怖心を起こして処刑を見るものがなくなるかといえばそうはならず、ロンドンにおける庶民的な休日の過ごし方として続行されたのである。
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)


たまに王様が恩赦を出して、処刑が中止になると、市民の暴動が起こって、大変だったそうだ。うへーっ


そして肝心の「タイバーン・ツリー」と呼ばれる三角形の絞首台が置かれていたのは↓ここ。
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なんと!最初にのんびりと芝生でランチをしたマーブルアーチの辺りなのだった。



ちなみに、ここで処刑された人たちは、こんなラインナップ。
エリザベス・バートン(ヘンリー8世とアン・ブーリンが結婚したら半年以内に王は死ぬと予言して処刑された。
ジョン・ホフトン(ヘンリー8世と最初の王妃キャサリンの離婚を反対した)
トマス・カルペパー(ヘンリー8世の5番目の王妃キャサリン・バーと不倫した)
聖エドマンド・キャンピオン(エリザベス1世の暗殺を企てた罪)


どんだけヘンリー8世!!?

ちなみに、聖エドマンド・キャンピオンは、首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑だった。
パリでは、八つ裂きが一般的だが、ここロンドンでは四つ裂きだったらしい。

・・・・・・・・4つ?

と思ったら、最後に首を落として、5つということらしい。




ちなみに8歳くらいの子供も、ほんのちょっとの万引きで多く処刑されていたらしい。
痛ましいことである。
そのほか5万人が処刑された。







家に帰ってデジカメの写真を取り込んでいたら、外で「キャイン!」とイヌの鳴き声が聞こえた。
2階のりょうたに、「今、イヌの鳴き声聞こえた?それともキツネ来たのかなー?」と言ったら
「んー、なんか女の人の泣き声かと思ったよ~」との答え。




「パパー!!頼むから先に寝ないでぇえええ!!私を独りにしないでぇ!!」




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この記事へのコメント

ねこのひげ
2009年10月02日 10:03
南千住の小塚原刑場跡には、行ったことがあります。
罪人が首を切られてさらし首にされたところです。
供養のための首切り地蔵がありました。

赤ん坊の人形が一番不気味ですね。
ノルウェーまだ~む
2009年10月02日 15:55
ねこのひげさん、おはようございます☆
日本にはたいていお地蔵さんや、供養塔がありますね。
ここには写真を撮ってないですが、やはり修道院が立てた供養のプレートが埋め込まれているらしいです。また機会があったら撮影してきますね。
べビーちゃん人形は、日本人からしたら(?)でしかないのですが、外人の子はこれが可愛いらしいですよ。以前バギーの荷物を入れるネットに、逆さにお人形が入っていて、私は本物の赤ちゃんかとビックリした想い出があります
マリー
2009年10月02日 22:51
こんばんは~~~。
お~~~こわっ!!ちゃんと眠れそうですか?
ここはひとつ、夫婦仲良く腕枕なんぞしていただいて~ラブラブモードで休んでは?怖いものも寄ってこないよ~(笑)

それにしても、昔は娯楽が少なかったから?処刑も一大イベントだったのね~。
中止で暴動って・・・><;
ヘンリーまたお前か~?!ってカンジだね。
あんなぼ~っとしたヤツが(悪口言うとバチ当たる?)
外国の人形って、リアルなのかな?みんなチャッキーみたいに見える。。。

あっ今、キングコングが殺られちゃいました。今日TVでやってるんです。泣けるぅ・・・
2009年10月02日 23:41
ひぇ~、怖いですねー(>_<)
今はとても綺麗な所が昔処刑場だったとは・・・
しかし、本当にヘンリー8世の時って多かったのね^^;
娯楽に処刑を見るの?直視出来ないけどなぁ^^;

鳴き声・・・そうそう、怖いの見た後とかちょっとした音とかに敏感になるよね^^;
特にジャパニーズホラーを夜に見ると、その後は絶対一人でリビングに残ったりしません(>_<)みんなと一緒に早く寝ます^^;
ノルウェーまだ~む
2009年10月03日 01:35
マリーさん、怖いよぉー
(じゃあ、なぜホラーネタやる?ってかんじだよね)
今年はヘンリー8世の生誕300年記念とかで、ロンドンでもあちこちヘンリーものをやっているの。
とはいえ、王は他にもいたのに、出てくる話はヘンリー8世ばかりなのだ。
まぁたお前か~!だよね。
ノルウェーまだ~む
2009年10月03日 01:39
みすずさん、こんにちは☆
私も怖いもの見たさで、ついホラーを見ちゃうけど、数日はちょっとしたことが気になっちゃうよね。
でも、本文に書いてある通り、りょうたが寝る前に寝ちゃうパパンなので、一緒になって寝ようとしたら、布団の中でいつまでも眠れず、かえって暗闇で怖い思いをするので、バタンキューになるまで起きている私です。
2009年10月05日 08:45
まだ~む!!
おはよう♪

今ママがうちにいてまだ~むの記事一緒に読ませて貰ったの、
ママも興味深く読んでました★
コメントしようとしてたら同じタイミングでウチにきてくれてびっくり

美しいお花の写真のあとに
処刑のハナシ、びっくり。
お花の下にいる男の赤チャン、ドイツ人形にこれにそっくりなのがいるよー、
まさかこの子、人形じゃないよね、、、、?
だったらそれはそれでまた怖いけど(笑)

まだ~むもいつも怖いけど綺麗なロンドンレポ、ありがとう
ノルウェーまだ~む
2009年10月05日 16:08
migちゃん、おはよう!
えええっ!?これはどうみても人形でしょー!?
っていうか、新生児がお座りしてたら、それはそれでびっくりだし…
しかも赤を着ているから、この子は女の子なのだ。
日本なら赤ちゃん人形には必ず長い髪の毛があるけど、外国のは、ほぼつるっぱげなんだよ。
実際外人の赤ちゃんって、髪の毛の色が薄いせいか、1歳くらいまでハゲ同然なので、自然赤ちゃん人形もハゲなの。
本当にくちゃくちゃの新生児人形も売っているけど、リアルすぎて上の写真の子より怖いよ。
ところで、私のロンドンレポ、怖いかなーやっぱり?

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  • ロンドンホラースポット☆ニューゲート監獄

    Excerpt: 今はもうすでに無いニューゲート監獄。 しかしかつては、海賊キッドなど多くの海賊が投獄されていた、歴史上最も悪名高い監獄が、ここにあったのだ。 Weblog: ノルウェー暮らし・イン・London racked: 2009-10-17 22:29