「PERFECT BLUE」今敏監督映画

ヴェネチア国際映画祭でも大絶賛だった、今敏監督映画「パプリカ」を見る前に、やっぱりおさえておかなくては・・・・ということで、「PERFECT BLUE」を見た。

鍋をつつきながら・・・・・15Rとも知らずに・・・・・

りょうた、ごめんよ。
小学3年生の君に、見せる映画ではなかったね・・・・しかも鍋をつつきながら。

画像


今敏の初監督作品。
原案に江口寿史、企画に大友克洋が参加し、世界中の映画祭で絶賛された本格的サイコサスペンス・アニメ。

<ストーリー>
B級アイドルから脱退して、女優への転身を図った未麻に届いたアイドルオタクからの「裏切り者」の脅迫FAX。
慣れないドラマの撮影とフルヌード写真集の発売。
アイドル時代には考えられなかった仕事もこなす未麻に、マネージャーのルミは、アイドルだった自分の過去と重ね合わせて、心を痛めるのだった。

そして周囲におこる数々の事件。
自分の名を語って詳細な日記を綴るHPと、執拗に追い回すオタクストーカーの陰に怯える未麻。

アイドルを卒業したのは、正しかったのか?そして撮影中のドラマの内容と、自分の現実とがシンクロしていき、だんだんと現実と幻想の間を行き来しながら、精神を病んでいく未麻。

次々に惨殺されていく関係者。いったい真犯人は・・・・・?



最後まで、息を抜く事が出来ない驚くべき結末。
見ていると、自分の精神もどんどんおかしくなっていくような~

一言でいうと、エグヤバイ作品。
いろんな意味で・・・・

ドラマの撮影の中で、レイプシーンを演じる未麻。
あまりにリアルで、これをどうしてアニメで描くのか、理解できなかった。
そ・そこまで描くの?アニメなのに、そんな風に描いちゃうの??
っていうか、やっぱりR指定なわけだ。

アイドルオタクも、かなりヤバイ。
10年前の最先端が、HPにメールにパソコンだったり、この辺もイタイ。

惨殺シーンも、アニメとは思えないリアルさ。
勿論アニメだからこそ、目を背けないで見られるが、細いナイフが、壁に突き刺さって抜けないところなど、アニメを見ていることを忘れてしまいそうだ。
キムチ鍋にしなくてよかった・・・・


しかし!
このあたりを差し引いても、本当にすごい作品なのだ。
後半から、やっぱりアニメでなければ出来ない、今敏ワールドが炸裂していく。
実なのか、虚なのか?
真犯人が分かったと思わせて、実は・・・・

もう一度、子供を寝かせて、きちんと見よう。


今敏監督の公式HP 「パーフェクトブルー」の制作秘話が、事細かに書かれている。
実は、文章も上手なんだな~
http://www1.parkcity.ne.jp/s-kon/record.html

実は「初監督」という言葉につられて、この仕事を引き受けたいきさつや、アイドルグループ‘チャム‘のコンサートシーンは、実際に振付師がつけた振り付けを撮影し、それを絵にした訳だけれど、自分でも振り付けを覚えて、30過ぎのおっさんが絵を描くために踊っていた話などが書かれている。


最後にりょうたの感想
「なんか~、パプリカの絵だったね?」
そうだよ~~っ、偉いぞぉ、りょうた!






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この記事へのコメント

2006年12月01日 02:15
おおっ!「15Rのまっとうなアニメ」が存在するとはー!・・・すみません、私がアニオタ中坊だったあたりから、ロリ系15Rアニメとか出始めたころでしたからねえ。こういう、真にハードなアニメの存在は、知りませんでした。興味はあるけど・・・こわい・・・。

最近、「懐かしい」という夫が「ひばりくん」と「パイレーツ」の全巻を再度買って2人で読み、江口氏はいまどうしてるかなーと心配?していたので、こんな最新の立派な作品に関わっていたとは、ほっとしました。
 しかしやっぱり日本映画界は、実写よりアニメのほうが絶対的に質が高そうだわ・・・いろんな意味で。(作り手がけっこう好きに作れるからかもしれませんね。)

りょうたくんのクールな感想が、ヨイ(笑)。
ノルウェーまだ~む
2006年12月01日 20:34
サリー様、最新?ですか…
実際、今敏監督は相当楽しんで(?)作っていたようですね。HPを見るとそんな風に感じます。
主人公の未麻の部屋なども、小物を描き込み過ぎて、かなり自分たちの首をしめたようですが、後から見るともっと描きたかった…とHPに書いていました。

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