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zoom RSS 「あゝ、荒野」前編☆ウォーミングアップでも魅力的

<<   作成日時 : 2017/10/03 11:01   >>

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これは凄い!
何が凄いって前編だけで157分、前後編合わせるとなんと5時間にもなる。
何が凄いって、そんな長さを感じさせないほどに思わず入り込んでしまう吸引力がある。
何が凄いって、無理やりオリンピック後に時代を設定しなくてもいいのに…や、ドロドロしてるのに薄っぺらい昼ドラみたいに登場人物が至近距離に集まっちゃう展開でも、それをも凌駕する菅田くんとヤン・イクチュンの演技力に圧倒されるところ。
何が凄いって菅田くんの濃密な濡れ場と美しい裸体が見事☆


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「あゝ、荒野」 公式HP(10月7日公開)

<ストーリー>

オレオレ詐欺の仲間割れで傷害事件を起こした新次(菅田将暉)は少年院を出所後、半身不随にさせられた先輩の敵を討とうと荒ぶっていた。
父親の虐待で吃音・赤面症に悩む健二(ヤン・イクチュン)は、そんな新次とボクシングジムの前で出会い、ひょんなことから一緒に片目(ユースケ・サンタマリア)がトレーナーを務める海洋ボクシングジムへ入団する。
厳しい練習を積みながら次第に絆を深めていく二人は暗い過去を持つ点でも互いにシンパシーを感じていた。
しかしプロへの道を着実に登っていく新次に対し、恐れと優しさから相手を打ちのめすことが出来ない健二には対戦成績に差が開いてくる。
そんな時新次は遂に先輩の仇が所属するジムの選手との試合があり・・・


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原作は1966年の寺山修二の初の長編小説。
それに合わせたのか、この映画の設定は2021年なのにどこか昭和の香りがする。
ドキュメンタリー調の映像もしかり。
今どきは珍しい濃厚な濡れ場(この場合、ラブシーンでもSEXシーンでもなく、濡れ場と書くのが相応しい)も昭和の湿度がある。
何より舞台は「新宿・歌舞伎町」なのだ。

だったらどうして作品が生まれた昭和初期のままやらなかったのかな??

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カメレオン俳優でお馴染みの菅田クンもビックリの、ヤン・イクチュンの演技力が秀逸☆
映画「息もできない」であの憎々しさたっぷりのバイオレンスなチンピラを演じたヤン・イクチュンとはとても同一人物には思えないっ!!

人に怯え、ボクシングをやるのにパンチに怯え…そんなバリカン健二が後編でどのように変わっていくのか、今から楽しみで仕方がない〜〜

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登場人物のいでたちもどこか昭和っぽい・・・・だから1966年でやればいいのにぃ〜〜

意外な人が意外に身近にいる展開は、まるで韓国ドラマのよう。
あまりやり過ぎるとチープな感じに思えちゃうけど、そんなことも気にならなくなるほど主役二人の演技対決に充分満足できちゃう☆

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このターンが無ければすっきりするし、程良い長さの映画になるのに…

学生の自主映画的な映像を挟み込む『自殺防止研究会』のシークエンスは、全く要らない気がするけれど、どうやら原作にもあるみたい。
今後この部分がどう関わっていくのかは後編に明らかになるのかしら?(予告編の特別映像はどうやらそれを匂わせている)

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体重を増量して挑んだ菅田クン、減量して鍛えたヤン・イクチュン
ゆるっとしたボクシングジムトレーナーのユースケ・サンタマリアもいい味を出している☆

映画は長いのに冒頭部分に良く判らないシーンを次々挟み込んで謎が多い。そのことが邪魔にならないだけでなく、相当後の方まで明らかにさせない…けど惹きこまれちゃう不思議さ。
この「いったい何だろう??」な気持ちを、後編まで持ち続けるのが大切☆

後編を観る為にあるようなウォームアップ映画でありながら、その魅力は高い。エンドロールのあとの後編予告編は見逃さないように!

とにかく一気に早く後編を観たい!!(腰に負担がかかるけど…)
観客も長時間鑑賞に堪えられるよう身体を鍛えて臨もう☆

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トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『あゝ、荒野 前篇』 2017年9月26日 よみうりホール
『あゝ、荒野 前篇』 を試写会で鑑賞しました。 ...続きを見る
気ままな映画生活 −適当なコメントですが...
2017/10/03 12:13
あゝ、荒野 前篇
あゝ、荒野 前篇@よみうりホール ...続きを見る
あーうぃ だにぇっと
2017/10/03 18:33
『あゝ、荒野 前篇』
怒れ!弱虫な自分に怒れ! あっという間の157分だ。早く後篇を見たい、作品を一気に味わいたいという渇きが充満する157分だ。それゆえに見終わっても40%程度の満足感しか得られない157分だ。 これはとてつもない青春映画だ。現代に生きる心が求めている映画だ。そして20... ...続きを見る
こねたみっくす
2017/10/09 00:51
あゝ、荒野 前篇
157分は長かったけど見応えあった。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2017/10/09 21:38
「あゝ、荒野 前篇」
2017年・日本 制作:テレビマン・ユニオン配給:スターサンズ 監督:岸 善幸 原作:寺山修司 脚本:港 岳彦、岸 善幸 音楽:岩代太郎 企画:河村光庸エグゼクティブプロデューサー:石井紹良、堤天心 ...続きを見る
お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽し...
2017/10/15 14:52
あゝ、荒野 前篇★★★・5
「二重生活」の岸善幸監督が寺山修司の同名小説を「溺れるナイフ」の菅田将暉と「息もできない」のヤン・イクチュンを主演に迎え映画化した大作青春ドラマ。劇場公開に際しては前後篇に分けて上映。本作はその前篇。2020年の東京オリンピック後を舞台に、運命的に出会い、それぞれの思いを胸にプロボクサーを目指して突き進む2人の若者の絆と宿命を、彼らを取り巻く人々との人間模様と共に綴る。 ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2017/10/16 21:23
80『あゝ、荒野 前編』地を這うボクシング映画
心の荒野を圧倒的熱量で描く。 ...続きを見る
シネマ・ジャンプストリート 映画のブログ
2017/10/18 22:31

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
骨格は原作通りだけどディテイルはだいぶ違う。
原作のペダンチックな要素のかわりに、3.11や芳子や新次の母親がいれこまれている。
後篇が楽しみです。
まっつぁんこ
URL
2017/10/03 18:42
まっつぁんこさん☆
3.11を入れ込んだことで吉と出るか凶と出るか…?
原作では芳子や新次の母は登場しないのですね?
その辺がちょっと無理やり感があったのですけど(笑)
後編、本当に楽しみです〜待ち遠しいわ。
ノルウェーまだ〜む
2017/10/03 22:19
芳子の母は登場するけど鬼籍にはいっています。
新次の父は登場するけど、まだ母は登場していません
最後のページをめくると一番のネタバレがのっています。
ラストは変えて欲しくないですね。(たぶん変えないと思う)
まっつぁんこ
2017/10/04 10:39
まっつぁんこさん☆
えーっ!?最後の最後にどんでん返しが待っているのですね!?
益々楽しみになってきました!!
芳子の母は鬼籍でいいような…
ノルウェーまだ〜む
2017/10/04 10:52
原作読了しました。
基本的に新次と健二がボクシング始めて闘うというだけ。
まわりにペダンチックな蘊蓄が付加されている。
映画にでてきた後輩や新次・芳子の登場なし。
たいした小説ではないので料理のしがいがあると思います(^^♪
まっつぁんこ
URL
2017/10/06 08:08
「新次・芳子の母」でした。
まっつぁんこ
2017/10/06 08:09
まっつぁんこさん☆
今、小説をお読みになってらしたのですね。
新次と芳子の母は映画だけなのですか…確かにちょっと無理やり感というか、付け足し感ありますよね〜
チープになっちゃうから無い方がいいのに(≧▽≦)
逆に小説をどう料理するかってところなわけですね!
ノルウェーまだ〜む
2017/10/06 11:26
前篇だけで、しかも物語のメインにはまだ入っていない段階で、この続きを早く見たいと思わせる渇望感は凄い!
菅田将暉とヤン・イクチュン。2人の演技と熱量が157分をこんなにも短く感じさせるとは!
早く21日になってくれ〜!
にゃむばなな
URL
2017/10/09 00:54
にゃむばななさん☆
ですよね〜!
こんなに長い映画で、ちょっと昭和のアングラ的「よくわかんない」かんじもありながら、主役二人の熱量がすごくて、後編が待ち遠しすぎます♪
ノルウェーまだ〜む
2017/10/09 10:43

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