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zoom RSS 「わが母の記」究極の私小説

<<   作成日時 : 2012/04/26 18:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 21 / コメント 18

文豪井上靖が書いた自伝的小説「わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜」が原作。
実際に井上靖の自宅で撮影されたこともあって、普段は知る事のない昭和の文豪の生活を垣間見られるだけでなく、文豪が臆面も無くさらす本質的な弱さを垣間見る事のできる作品だ。



とにかく映像が美しい。
とにかく役者がすばらしい。

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「わが母の記」 公式サイト

<ストーリー>

作家の伊上洪作(役所広司)は、とにかく厳格な父親だった。その上心配性で、常に3人の娘たち(ミムラ・菊池亜希子・宮崎あおい)を必要以上に気にかけていた。
伊豆に住む父(三国連太郎)が亡くなってから、母(樹木希林)の記憶が薄れていき始め、面倒を見る妹夫婦(キムラ緑子)も手を焼くようになってきた。
幼少期に母に捨てられたと思い込んできた洪作だったが、徘徊する母の真実の想いは・・・・・


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妹ふたりは父の台湾駐在で大変な思いをしているので、行かなかった兄さんはラッキーだったというのだが・・・

台湾で苦労していたことを聞いても、自分だけ日本に置き去りにされて、祖父のめかけの家で肩身の狭い思いをして暮らしと思い込んで根に持っている洪作は、意固地になるばかり。

母、樹木希林の若い時を、お馴染み娘のややこさんが演じている。(専門職?)



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父親に反発する末娘(宮崎あおい)は、おばあちゃんにはやさしい

さすがセーラー服も違和感のない宮崎あおいは、唯一学生から大人の女性まで演じられる数少ない女優だ。



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厳格な父親像は、昭和のお父さんそのもの。

厳しすぎて、お手伝いさんから書生さん、妻、娘たち全員がピリピリしている様子は、文豪の家ならではなのかもしれないけど、『厳格な父親像』に慣れてないと、ちょっと厳しすぎるのもねぇと思ってしまう。

でも、ラストのほうで実は妻は、『夫の母に対する思い込みと想いの強さは理解済み』というのが判明して、ははん、妻は夫にかしずいているように見えて、実はしっかり手のひらで転がしていたのだとちょっとホッとしたりして。


画像
ブーブーくん(運転手 兼 書生さん)の役は、ももえちゃんと三浦友和の息子

あまりオーラを感じない青年は三浦貴大。
これからの彼の将来がやや心配になる。


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介護の大変さがしみじみ・・・・

文豪の家では、お手伝いさんもいるし、書生さんも居るし、この程度では介護が大変とは言わせないよ、とつい思ってしまうけど、映画のテーマはそこではないので。
一人母との想いの行き違いに苦悩する洪作が、母がボケて初めて知る真実に涙するシーンは、号泣。


なのに、洪作があわてて照れ隠しに顔を洗ってしまうと、こちらまで感動の涙が治まっちゃった。
すごく感動物語なのに、『溢れる涙が止まらない』かんじにならなかったのは、そのせいかな?







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タイトル (本文) ブログ名/日時
わが母の記
井上靖が自らの家族との絆を元に書いた同名の自叙伝的小説を映画化。とある小説家が老いて記憶を失ってゆく自らの母親との関わりを中心に、その家族の姿を映し出している。主人公の小説家を『きつつきと雨』の役所広司、その母に『悪人』の樹木希林、小説家の娘を宮崎あおいが演じる。共演には南果歩、キムラ緑子、三國連太郎といった演技派が揃った。監督は『クライマーズ・ハイ』の原田眞人。 ...続きを見る
LOVE Cinemas 調布
2012/04/26 20:25
わが母の記
わが母の記@よみうりホール ...続きを見る
あーうぃ だにぇっと
2012/04/26 21:19
『わが母の記』 2012年2月6日 よみうりホール
『わが母の記』 を試写会で観賞です。 樹木希林は神の演技です 【ストーリー】  昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていた。 私は本を殆ど読みませんので、井上靖を知りません(これはヤバイですかね・・・) それでもって、もっとやばかったのが... ...続きを見る
気ままな映画生活(適当なコメントですが、...
2012/04/26 23:13
『わが母の記』
'12.02.07 『わが母の記』(試写会)@よみうりホール ...続きを見る
・*・ etoile ・*・
2012/04/27 00:00
映画「わが母の記」感想
映画「わが母の記」観に行ってきました。 作家・井上靖の同名小説を原作に役所広司・樹木希林・宮崎あおいが主演を演じる、高度成長期の古き良き昭和の時代を舞台とした人間ドラマ作品。 今作は本来、2012年4月28日公開予定の映画なのですが、今回もたまたま試写会に当選することとなり、公開予定日に先行しての観 ...続きを見る
タナウツネット雑記ブログ
2012/04/27 01:37
『わが母の記』 (2012) / 日本
原作: 井上靖 監督: 原田眞人 出演: 役所広司 、樹木希林 、宮崎あおい 、三國連太郎 、南果歩 試写会場: よみうりホール [ 2012年4月28日公開 ]  ...続きを見る
Nice One!! @goo
2012/04/27 10:34
わが母の記      評価★★★★90点
井上靖の自伝的小説『わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜』を「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。母に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた小説家が、老いた母親との断絶を埋めようとする姿を描く。出演は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦... ...続きを見る
パピとママ映画のblog
2012/04/30 16:08
『わが母の記』 これは松竹らしいホームドラマではない
 『わが母の記』は、テレビドラマ『初秋』に先駆けて原田眞人監督・脚本、井上靖原作、役所広司主演で作られた作品だ(公開時期は『初秋』の放映より後)。  この作品の注目すべき点は、まず松竹映画であるこ... ...続きを見る
映画のブログ
2012/05/01 02:07
わが母の記
絶品でございます。   ...続きを見る
Akira's VOICE
2012/05/01 18:02
『わが母の記』
良くも悪くも「わが母」の記。それがこの映画の評価の分かれ目。 故・井上靖先生の自叙伝を映画化し、第35回モントリオール国際映画にて特別大賞を受賞したこの作品。違和感なき雰 ... ...続きを見る
こねたみっくす
2012/05/01 20:34
わが母の記・・・・・評価額1650円
母の消えゆく記憶の中で、唯一残ったものとは・・・。 ...続きを見る
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012/05/01 22:57
わが母の記
★★★★★“心地良い自己嫌悪に陥りました”率直に言うと、映画の内容や出演者の演技、人の生活と融合した日本の風景などとても良かったです。 ついつい自分と親、自分と妻や子どもたちなど、自分が家族に対して抱いている感情と重ねあわせてしまい、自己嫌悪を抱いてしまいました。映画の感想というより、自分語りになってしまうかもしれませんがお許し下さいね。 ストーリーは洪作(=役所広司)は母親に対する憎しみと愛情の相反する感情を抱きながら、母親の八重(=樹木希林)に接します。洪作の末娘琴子(=宮崎あおい)はそんな... ...続きを見る
映画とライトノベルな日常自販機
2012/05/02 11:39
映画「わが母の記」これが日本のかつての原風景
「わが母の記」★★★★ 役所広司、樹木希林、宮崎あおい、 三國連太郎、南 果歩、キムラ緑子、 ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大、真野恵里菜出演 ...続きを見る
soramove
2012/05/03 10:46
わが母の記
ちょっと重そうで、どうしようかと思ったけど・・・ ...続きを見る
いい加減社長の映画日記
2012/05/05 17:34
わが母の記
ちょっと重そうで、どうしようかと思ったけど・・・ ...続きを見る
いい加減社長の日記
2012/05/05 17:43
「わが母の記」息子として最期まで母親の介護を家族で全うした変わらぬ家族の絆
「わが母の記」は井上靖原作の作品を映画化したもので、年老いた母親を介護する事になった小説家の息子が孫たちや親せきと共に母親の介護をし、母親が亡くなるまで描いたストーリ ... ...続きを見る
オールマイティにコメンテート
2012/05/06 12:45
映画「わが母の記」
母の日に、映画「わが母の記」を鑑賞しました。 ...続きを見る
FREE TIME
2012/05/13 22:13
わが母の記
 『わが母の記』を吉祥寺バウスシアターで見ました。 ...続きを見る
映画的・絵画的・音楽的
2012/05/17 21:32
パーツ・アバウト・マイ・マザー 井上靖 原田眞人 『わが母の記』
これまた二週間前のことですが、珍しいことにオカンが「映画を観にいきたい」と言うの ...続きを見る
SGA屋物語紹介所
2012/06/19 16:06
わが母の記
しんみり来る一本で、樹木希林が素晴らしかった。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2012/07/01 01:27
わが母の記 : 華麗なるホームドラマ
 寒気も峠を過ぎたようですが、寒い日が続いております。こんな日は、オコタに入って映画でも観るのが一番かもしれないですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。 ...続きを見る
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012/12/11 15:04

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
邦画では今のところコレがナンバー1です。樹木希林さんの演技の見事なことといったら!出てる人みな本当に一流ですからね、そりゃもう見応えあります。が、多分ヒットしないだろうな。私小説ってこともあるけど、今の日本ってこの手の地味な作品は全然だめだし…。
KLY
2012/04/26 20:30
KLYさん☆
本当に一流ばかりを見事に揃えていて、贅沢な映画でしたよね。
なんせ三国連太郎なんて、死ぬだけですぐ居なくなっちゃうし。ひえー!年取ったぁ〜って思っちゃった。
ただ、エンタメに抵抗のなくなっている最近の年配の方の、見たいと思う映画がGWにあるのはいいことですよね。
ノルウェーまだ〜む
2012/04/26 21:00
ブーブーくんは中途半端でした。
どのように発展するのかと思ったらフェイドアウト。
あおいちゃんの(新)婿にどうだったでしょう(笑)
まっつぁんこ
URL
2012/04/26 22:40
まだ〜む★
うん!分る! 号泣したりしてるんだけど、
「溢れる涙が止まらない」感じじゃないんだよね・・・
やっぱりはぐらかしがあるからかな?
でも"古きよき日本"って感じがよかったな〜
昔の日本の風景をホントに美しく撮ってたね!
そして樹木希林の恍惚の表情。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
あの演技はすごい!
maru♪
URL
2012/04/27 00:14
私もこれは邦画の中では好きな部類ですね。
こういうキャスティングだと、女優陣は宮崎あおいにシフトしたつくりなのかなって考えてしまうんですが、決してそうじゃないところがいい。
決まり切った配分だとつまらないですよね。キムラ緑子さん、真野恵里菜ちゃん、菊池亜希子さんなどの脇もしっかり存在感あってよかったです。
rose_chocolat
URL
2012/04/27 10:37
まっつぁんこさん☆
そうなんです、ブーブーくんのところでひと悶着あるのかと思ったら、案外スルーと終わってしまって・・・
これぞ私小説というかんじの展開ですね。
ノルウェーまだ〜む
2012/04/27 11:23
maruちゃん☆
樹木希林のだんだんと恍惚の人になっていく様子が、本当に巧くてそこは素直に感動だったね。
役者あっての物語だったわ。
ノルウェーまだ〜む
2012/04/27 11:25
roseさん☆
丁寧なつくり、見事な演技で邦画の中ではかなり上質でしたね。
それも豪華な役者を集めて、結局散漫になっちゃうのと違って、それぞれが完璧に役をこなして、全てのバランスが完璧でした。
ノルウェーまだ〜む
2012/04/27 11:27
こんにちは!
そうそう、あそこで一気に涙がそそられるのだけど、後を引かない感じは私も思いました。それまでの流れもあるのかな?

で、私も奥さんがちょっぴり皮肉も込めて今だから言う本当の話のトコが好きです。
夫は大切な稼ぎ頭だし、やはり真に家庭を仕切っていたのは妻でしたねぇ(笑)
たいむ
2012/04/30 14:33
たいむさん☆
本当にそうですね。これを「妻の鏡」っていうのでしょうね。
しっかり家長を立てておいて、実は何もかもお見通しっていうのが本来あるべき姿なのでしょうか。
見習わなければ☆
ノルウェーまだ〜む
2012/04/30 23:15
ドライなのに優しさが伝わる世界感が好印象でした!

見事な演技も含めて,
画面のすべてが美しかったですね〜
AKIRA
URL
2012/05/01 18:04
この映画のもったいないところは、涙腺が緩む刺激が持続しないところなんですよね。
ですから溢れる涙が止まらないにならない。
誰もが感じる母親への思いを描いているだけに、そこは溢れる涙が止まらないようにしてほしかったですわ。
にゃむばなな
URL
2012/05/01 20:29
丁寧に作られた良作でした。
十年間もの歳月を使って描かれたのは、結局かけがえのない拠り所としての家族の姿だったというのも良かった。
昭和家族史として見応え十分でした。
感動の寸止め感があるのは、本作が良くも悪くも原田眞人のテクニックで見せる映画だからでしょう。
常に動き続けるからタメがないのです。
ノラネコ
2012/05/01 23:06
AKIRAさん☆
本当に良質の作品でしたね!
何しろ映像が美しい、話も美しい。
演技も見事でした。
ノルウェーまだ〜む
2012/05/01 23:52
にゃむばななさん☆
そうなんです!
案外あっさり涙が止まっちゃって、あれれ?って。
あれだけ長い人生ひっぱってきたこだわりなんだから、作品の最後まで引っ張って泣かせてほしかったです。
ノルウェーまだ〜む
2012/05/01 23:53
ノラネコさん☆
原田眞人氏は常に動き続けるテクニックなのですね。
もうすこしタメを利かせたら、涙だだもれになりそうでしたのに・・・
ベタに泣く作品が好きなわけじゃないのですが、何か物足りなさを感じました。
ノルウェーまだ〜む
2012/05/01 23:56
観客は涙は止まっちゃうかもしれないけれど、わたしはあそこで井上先生が顔洗ってなんでもないフリをするのがよくわかります。男とゆうのはあんまし人前で涙を見られたくないものなのでね。「男子たるもの親の葬式といえども涙を見せるべからず」 『魁!男塾』の有名なセリフにもそうあります

冒頭で出てきた天城のわさび田、もしかしたら夏にみんなで立ち寄ったところじゃないかな? 天城にはああいう畑がいっぱいあるのかもしれませんが…
SGA屋伍一
URL
2012/06/19 15:57
伍一くん☆
私もあれ?伊豆のわさび田!?と思ったのですが、ちょっと景色が違うかも・・・と。
いくつかあるのかもしれないですね。

男塾は知らないんだけど、そうかー、男とゆうのはそういうんですかぁーふむふむ。
そこのところふまえても、もう少し顔を洗うシーンで余韻を残してほしかったかも☆
ノルウェーまだ〜む
2012/06/19 22:11

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